フランスの職場で印象に残ったのは、家庭を職場に持ち込むことだ。
個人的にはかなり不思議な印象なのだが、これが普通なのだろうか?
1.仕事場に家族の写真を飾る
机の上に愛する家族の写真を飾ったり、近年ではパソコンの待ち受け画面にしている。
プレゼンテーションの時などパソコンの画面を表示するときに、その写真が大スクリーンに映し出される結果になる。
2.社員旅行には家族も参加する
社員の福利厚生の一環として、参加自由の社員旅行が企画される。
会社からいくらかの補助金が出るので、格安で旅行ができるのは嬉しい。
家族の参加も自由であり、配偶者のみならず、一家総出ということも多い。
同僚の伴侶との関係や子供に受け継がれるDNAなどが観察できて、興味深いものがある。
3.上役就任の挨拶には、家族構成が含まれる
新しい重役が就任して従業員の前で挨拶するとき、配偶者と子供が何人といった具合に家族構成について言及するのが慣例になっている。
また、社内向けの記事にも家族構成が記される。
地位が高いほどその傾向が強いようで、自分がいかに愛すべき良い家庭人であるかを一般社員にアピールしているようだ。
4.子供をコネで採用・配属させる
日本のような新卒一括採用がないため、未経験の若者はまずは研修生として採用され、その後、機会に恵まれれば正社員に採用されるケースが多い。
強力なコネのある重役の子供は、採用・配属・昇進などあらゆる面で優遇されるようだ。
5.出産の後、子供のお披露目をする
産休を取った社員が出産すると同僚にお知らせメールを送るのは一般的である。
中には、新生児を職場に連れてきてお披露目をする人たちもいる。
それを見に行って、可愛いという同僚たちもいる。

同じ国でも、職場によって大分違うことだろう。
単に、局地的な現象なのかも知れない。
日本ではどうなのだろうか?