以下の内容はhttps://flightfreedomneko.hatenablog.com/より取得しました。


医者と機関銃

ギャング映画に出てくる機関銃。敵のボスを待ち伏せして、ダダダダ!ぶぎゃぎゃぎゃー!と爽快なシーンに、みなさんも拍手喝采したことでしょう。

ダダダダーン!ギャハハハ! https://www.youtube.com/watch?v=BJ-gYx7hXZg

 

 

ナポレオンとかの時代には機関銃はまだなく。

戦列歩兵といって、まず兵隊を横一列に並べたのを、第1列、第2列。。。。と上から見れば方陣というか四角く見えるくらいに密集させ。この突撃によって勝敗を決していた。

騎兵や砲兵もありますが、主力は敵も味方も戦列歩兵。

それぞれ鼓笛の音に合わせて行進してゆき、彼我の距離50メートルくらいで停止。

ここから第1列が小銃の発砲開始。だだだーん!ぶぎゃぎゃぎゃー!とくずおれていく兵士たちの後ろから第2列が一歩せり出し、また互いに発砲。だだだーん!ぶぎゃぎゃぎゃー!その後ろから、第3列とともに、小銃の弾ごめを終わった第1列の生き残りが立ち上がって。。。と際限なくやっていくうちに、敵の中で、並んで的になることに耐えられず逃げ出そうとするやつがでてきて、陣形が混乱し崩れた!そこをすかさず指揮官が「全軍とつげきー!」とやれば、浮足立った敵に大打撃を与えることができた。

でも実際は、何度も互いに的になっているうち、両者ともに混乱し、決着がつかないままに銃剣突撃の白兵戦に突入、というのが多かったらしい。

 

なんで並んで的になるのか?

バカなの? https://www.youtube.com/watch?v=Dzs9gDwjyw8&t=920s

 

 

当時の小銃は、弾がまっすぐに飛んでいかなかったらしい。

弓道でも、放った矢が的のど真ん中に命中だ!でも狙った的ではなくて、1メートル離れた隣の的でした、というのが時たまあるそうですが、当時の小銃の命中精度というのはその程度だったらしい。

数百丁が束になって発射すれば、そのうちの何発かは敵に当たるみたいな感じで、多少なりとも銃撃効果を得るためには、こちらも的になるくらい密集しないと機能しなかったのである。

実態として、50メートルから一斉射撃しても(くらっても)、運のそれほど悪くない奴は生き残り。最後は白兵戦になったのだった。

運の悪い奴は4んだ https://www.youtube.com/watch?v=3XC_rq1OEB8

 

 

これが、第1次世界大戦になると、1丁の機関銃は、それまでの小銃数百丁分に匹敵するほどの火力を持ち、突撃してくる歩兵を、瞬く間になぎ倒し。

とても戦列歩兵なんていっていられなくなり。地面に穴を掘って隠れる塹壕戦になった。

 

あれ、ナポレオンの時代(1813年)から急に第一次世界大戦(1914年)になるの?機関銃が生まれるまで100年かかったの?

いやいやそんなことはなく。1860年にはみんな大好きガトリンク銃が実用化されていたのです。

ガトリンク銃 https://marcianosz.com/ametralladora-gatling/

 

 

 

それでも、機関銃が浸透するまで50年間はかかったことになります。

なぜか。

それは、「軍隊を構成する人間にとって、機関銃が実用化されてしまったら都合が悪いから」なのでした。ははは

考えてみてください。

兵隊というのは、身体強健な兵卒と、それを指揮統率する貴族(将校)に大別されており。

兵卒は、的になりながら前進を続け、臆することなく敵に小銃をぶっぱなし、最後は銃剣をきらめかして敵をぶち56すという英雄的な行為を行うことができる限られた人種であり。

貴族に至っては、兵卒の前を、馬に乗りサーベルをかざして、さらに狙いやすい的になって全軍を指揮し。突撃時には真っ先に敵陣に切りかかるという、兵卒もしり込みするような英雄だった。(実態は敵が総崩れになってから、いかにも先陣を切ってみたいな演出があったかもしれんが、少なくともそういうのが基本の認識だった)。

 

これが機関銃だと、臨時で徴用されたその辺のニートの兄ちゃんが、手回しクランクを回して、タンタンタン!とガトリングを一閃させれば、百戦錬磨の軍隊がなすすべもなく全滅させられてしまうのである。

機関銃で貴族もへったくれもなく、ハチの巣の肉団子にされてしまうという不都合な真実が既成事実になってしまうことは絶対に避けたかった。

別の言い方をすれば、貴族だの大地主だの、当時の支配層は、機関銃が生まれてから50年近く、なんとかその恐ろしい威力を封印してきたということなのでしょうねー

*不都合の生じない、アフリカだのの植民地戦争では、現地人に対して機関銃を使いまくったらしい。

 

勝っても負けても領主の首が入れ替わるだけだったみたいな時代はそれでも通用したが、第1次世界大戦の国家総力戦になるとそうも言っておられず。

 

限られた階層や個人が脚光を浴び、その他大勢の下々は脚光を浴びる貴族の踏み台です、という時代は、機関銃の普及でついに葬られることになったのである。

日本でも、源平の時代とかは一騎打ちの世界だった。

Images of 源義平 - JapaneseClass.jp

 

 

さらに言えば、戦車に飛行機といった、だれが乗っているのかもわからない「顔の見えない怪物」に、人間が蹂躙される時代になり。レッドバロンとか、複葉戦闘機のドッグファイトの時代では、まだ「空の騎士だー!」なんてロマンが許されたが、B29から無数の焼夷弾が。。。となると、感情を持たない爆弾に一般市民が焼き56される時代になってしまいました。

 

さて、医者です。

こちらも「医は忍術です」なんていっていたロマンチックな時代では、ブラックジャック、は無許可医なので表には出せないけれど、それに近い優秀な医師が寝る時間も削って人々の命を救うという建前があった。

「ER緊急救命室」https://www.youtube.com/watch?v=S3iTuxMBqUE

 

 

たてまえなの?だって、現実は全然違うんだもん。。。。

ぼく自身「急に息苦しくなった、助けてー」となったときに、治療を受ける以前に病名が判別するまで3か月かかった現実があり。そのもようを以下に抜き書きします。(代替医療 - アーリーリタイア

 

「とある吉日。急に「ぐあああー息ができない」という状態に。

耳鼻科に行こうとしたら「3週間後しか診察できない」といわれ、「呼吸器外科」を先に受診しました。でもこちらも2週間待たされました。この時点では、日中の息苦しさに加え、夜は就寝中に窒息して、ぎえええー、と跳ね起きてしまい。喉には何かが詰まった感じでのたうちまわっていました。

やっと「呼吸器外科」に行き、肺のCTをとったりとか大騒ぎしたあげく「理由はわからんが気管支炎になっている。」「大人の喘息かもしれん。気長に養生するのがいいよ」などと、パイロットには呪いの言葉である「喘息」まで出てきてしまいました。

ついに耳鼻科へ。お医者さんいわく「上気道(つまり耳鼻科領域)では問題はない。こういうケースは「逆流性食道炎」が疑わしいから、消化器内科へ行きな」とけりだされてしまいました。

またしても病院探しの旅に逆戻りしてしまい。息ができないのと胃炎と何の関係があるのか?喘息だったどうしよう?などのはてしない疑惑が広がっていくのでした。

で、例のごとく予約から診察まで3週間かかり、やっと消化器内科のお医者さんとお話しでき。いわく「胃酸過多で、その胃酸が胃の中にとどまらないで食道から気管支に上がっていったから炎症を起こしたのだ。」とやっと課題と解決が分かったのでした。問題発生からすでに3か月くらいたっていました。」

 

これはブラジルの場合ですが、日本も大して変わらないのでは?(リンク)

診察を予約するにも3週間待たされる。予約手続きでは「そもそもアテンドしない、アテンドしても名前を間違られて全然違う患者の話をされる」など「こちらの意思を伝えるのに大変な労力が必要」で、お医者さんに到達するまでにはてしないハードルを越える必要があり。やっとお医者さん、といっても「この症状はぼくの専門じゃないから知らないよ、勝手にどこかほかのところに行きな」という対応。そして全然別の病院をやっとこさ探して上記予約手続きにループ。再発進になってしまう。

 

ところが、いまどきは上の3人の医者が言うようなことは、グーグルジェミニ、とまで言うとお医者さんをおちょくるみたいなので、ネット医療、遠隔医療システム、くらいにトーンダウンしますが、要すれば生身の人間であるお医者さまをあがめ奉らなくても、AIという、これも機関銃と同じで感情を持たない機械があっというまに

 

 

尻切れトンボですが3000字を超えたので終わりにします。機関銃は人56しの世界で大革命を起こしましたが、AIという「顔のない怪物」によって、医療の世界で画期的なパラダイムシフトが起こることを期待しています。

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

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◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます

 

 

ではでは

こんな飛行機に乗っています②

以前、ぼくの乗っている「RANS COYOTE(以下こよーて)」と、世界の名機スーパーカブを比較した記事を書きました。

でも、その記事のそこかしこに「セスナみたい」なんて言葉が入ってしまい。

軽飛行機については、セスナを除外しては語れないという恐るべき事実が明示されてしまったのでした。

前回はパイパーという玄人好みの軽飛行機が主人公だったので、セスナは無理やりかたすみに追いやっていましたが、今回は直球勝負でセスナとコヨーテを比較するのでした。

セスナといえば「どんな素人でも安心の安全な飛行機」

スーパーカブみたいに、乗り方を知らないと失速だ!(立て直せるけど)というのとはある種対極の、空を飛ぶってなに?を手とり足とり教えくれる親切なおばさん先生なのでした。

名画「トラ、トラ、トラ」に登場するおばさん飛行教官。ちなみに飛行機はステアマン

https://www.youtube.com/watch?v=jQCz97PyzT8

 

 

 

ここでは一番ベーシックなセスナ150(152もいっしょ)と比較します。

こよーて(上)とセスナ150(下)https://skrzydla.org/photo-Reims-Cessna-F150L-199328

 

 

ぼくはこよーてのことはまあ知っているつもりですが、セスナ150については。。。なので、例によってジェミニくんに聞いてみました。

 

質問:セスナ150の飛行特性とRANS Super coyote(ES Wing)の飛行特性はどの程度違うでしょうか

 

回答(下線部分が回答そのもの。その下におもしろ解説です):

操縦感覚と安定性(Handling & Stability

  • セスナ150: 重量があり、慣性が大きく、非常に安定した飛行特性を持ちます。これは練習機としての役割を果たすため、穏やかで予測しやすい挙動を示し、外部の乱れ(乱気流など)に対する抵抗力があります。
  • RANS Supercoyote: 構造が非常に軽量であるため、操縦が軽快で応答性が高いです。コントロール入力に対する反応が速く、セカンダリーコントロール(ラダーなど)をより積極的に使用する必要があります。また、乱気流の影響をセスナ150よりも受けやすい傾向があります。Supercoyoteの操縦特性は、パイパーJ-3カブなどのより伝統的な軽飛行機に似ていると言われます。

おっと早速カブが引用にでてきましたねーここでは「J3」という、スーパーカブの一代前の軽飛行機が出てきました。

「J3カブ」https://wsaircraft.com/wp-content/uploads/2022/04/Piper-3.webp

と「スーパーカブ」https://aerocorner.com/wp-content/uploads/2020/08/Piper-PA-18-150-Super-Cub-G-HACK.jpg

いずれもパイパー社の名機です。

 

 

コヨーテ乗りとしては、こよーてがJ3に似ている、なんて言われたら、これ以上ない光栄で、感涙ですけど。うるうる。。。

しかし、セスナの話をしようとしたらカブの引用が出てくるし、カブの話をしたら「セスナに比べて。。。」と出てくるし、こまったものだ。

気を取り直して続けます。

 

重量があり、慣性が大きく」については、ジェミニ大げさすぎと思います。747(や二式大艇)じゃあるまいし、慣性もへったくれもないんじゃ?コヨーテが敏感すぎる、というあくまで比較なのかもしれん。

 

なかなか面白い記載に次のがあり

  • セスナ152: オールメタルのリベット構造は、しっかりとした感触と高い耐久性をもたらします。
  • RANS Supercoyote: 金属骨格に布張りという軽量構造は、より「柔らかい」「繊細な」操縦感覚をもたらします。翼が非常に柔軟に働くため、滑空性能(パワーオフでの飛行効率)が良く、セスナとは異なりグライダーに近い感覚で飛行できる側面もあります。

翼が柔軟に動く、はほめ言葉でしょうが、操縦する側からいえば、乱気流で翼の先端がぶにぶに曲がるのを見るのはいい気持ちがしないのであった。鋼管の飛行機なので、しなることで耐性を持たせているのだろうけど。

 

 

なぜ翼がほにゃらら(柔軟に動く)だとグライダーに近い感覚になるのか?ジェミニに更問してみました。

答えは

  • 操縦の「繊細さ」と一体感: 軽量で柔軟な構造は、機体の動きが周囲の気流の変化により敏感に反応することを意味します。パイロットは、硬い機体よりも機体の微細な動き(揺れ、しなり)を通じて気流の状態を肌で感じるようになり、グライダーパイロットが持つような、機体と気流との一体感を覚える側面があります。
  • これらの特性から、Supercoyoteは一般的な動力機とグライダーの中間的な性格を持つ、非常にユニークなフライト体験を提供すると言えます。

へえええー!なんかこよーて褒められすぎか?ありがとうジェミニ。

でも、コヨーテは決して滑空比のいい飛行機とは思いません。エンジンオフにすればすとんと落ちてじゃなかった降りてくれるし、フルスロットルだ!にすればこれまたぎゅーんと上昇してくれるというとても楽しい飛行機と思っています。

 

とくると、上昇力はどうよ、となり。

RANS Supercoyote (S-6) は、セスナ150と同等またはそれ以下のエンジン出力でありながら、約30〜50%高い上昇率(約1,000 fpm 約670-770 fpm)を発揮することが期待されます。

ただし、セスナ150は実運用下(古い機体、熱い日、高地、最大積載時)では、カタログ値の600〜800 fpmではなく200〜300 fpm程度まで大幅に性能が低下する可能性が指摘されています。

これは、コヨーテの上昇力が並外れているということである。

一方、コヨーテに慣れていてセスナ150に乗ったら、着陸経路で下降気流にあおられて、うあああーエンジン全開だ!の場面でも、ぜんぜん上がってくれずに怖い思いをするかも?

 

 

設計と用途(Design & Purpose

  • セスナ150: 金属製のセミモノコック構造で、飛行訓練や個人旅行用に設計された耐久性の高い機体です。
  • RANS Supercoyote: 鋼管(コックピット周り)とアルミ管フレームに布(ダクロン)を貼った構造で、軽量化が徹底されています。これはレクリエーション飛行やスポーツ飛行、そして不整地や短い場所からの運用を主な目的としています。

たしかに、こよーてのほうが「やぶれかぶれ」で、必要あらば不整地にも着陸は辞さないですが、ろくなショックアブソーバーもないこよーてなので、ぼくは土まるだしの滑走路には極力降りないようにしています。

あと、滑走路はアスファルトでも、誘導路は未舗装なんてのもあり。なるべくゆっくり走行しますが、ペラから巻き上げた砂塵がエンジンを削っていくのかと思うと、滑走路のオーナーをぶん殴りたくなるのでした。なんて無断で降りるほうが悪いけど。

 

滑走路は立派なアスファルトなのに、タクシーウエイはどろんこの例。しかものら馬がいやがり、こまったケース。詳細はこちら→西部劇

 

 

セスナとこよーての重量を比較してみます(今回は離陸重量)。

セスナ:726キロ

こよーて:422キロ

重量差:1.83倍

 

おおお、やっぱりというか、重さはセスナ>カブ>こよーてですねえ。

ちなみに、カブとの比較記事でも書いたけど

グラマンF6F:5,704キロ

零戦:2,733キロ

重量差:2.08倍

と、なんと零戦とグラマンにちかい差があったのだった。

https://aerocorner.com/wp-content/uploads/2020/06/Cessna-150-G-AWPU-1000x500.jpg

 

 

確かに、地方空港に降りて、駐機しているセスナ150の隣にコヨーテを止めると、外装の差が歴然なのですよね。ドアも肉厚で金庫みたいだし、機体全体も堅牢なリベットが整然と並んでおり。大きさはほとんど同じなのに、とにかく作りがしっかりしていて、その差がそのまま重さの差になっていると思われます。ちなみに、カブはコヨーテと同じ鋼管布張りの貧乏くさい機体ですが、鋼管の肉厚が違い、やはり頑丈ではあるがその分重くなった。

https://i0.wp.com/oncenterline.net/wp-content/uploads/2023/03/Cessna-150-N60553-16.jpg?fit=1440%2C960&ssl=1?v=1679848855

セスナ150のドア。

 

 

コヨーテのドア。FRPの一枚板を出来損ないの棒みたいなタブでロックしているのだった。

 

 

最後に、ジェミニも見落とす、カタログスペックに出てこない重要なポイントについて。

RANS(こよーて)が優れた短距離離着陸(STOL)性能と低速での優れたハンドリングを持つことを意味し、短い滑走路での運用が可能です。

とのお言葉ですが、それは無風状態においてなら、という但し書きが必要です。

上で出てきた重量差もあり、着陸経路におけるランプ(着陸角、進路)の維持については、セスナのほうが著しく安定しているのである(鬼教官など皆が口をそろえて証言しています)。こよーてのようなへなちょこでは、やれ横風にあおられた、やれ急な上昇気流で持ち上げられたとかでもみくちゃにされ。一向に着地できないうちに滑走路の真ん中まできちゃった!なんてケースも発生するのです。着地しちゃえばすぐ止まるけど。

こうゆう、パイロットにとって一番困難で危険な場面である着陸のときに安定しているという、魔法のような飛行機がセスナであり、これがセスナを軽飛行機の代名詞たらしめるクオリティなのだと思います。

みなさんが軽飛行機の購入を考えた時の何かのご参考になれば幸いです。

こよーてでの着陸。(自撮りなので、動画では反転しちゃってます。ご了承おねがいします。)

https://www.youtube.com/watch?v=zzyK_Elz05s

 

ではでは

 

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どこに置くのかパイロット

意外と人気な?「どこにおくのか」シリーズ。これまで

エンジン

機銃

で投稿したので、これらの記事もぜひご覧ください。

さて。

ブラジリアも冬はとても寒くなり。スープがおいしい季節になります。

Pixabay無料

 

 

皆さんは、肉団子スープでしょうか?それとも鶏肉スープのほうがお好みでしょうか?

 

さてさて。

飛行機が安定して直進し、かつ宙返りだのなんだの、以前に離陸や着陸に向けた機敏な上昇・下降を可能とするために、エンジンや燃料タンクなど、重量物をどこに置くか。。。というのが課題になっています。

乗員の配置場所もバカにならない影響を与えます。

ただ、乗員の場合、前が見えないとそもそも操縦が困難である。

(操縦できないということではない。前が見えない、座頭市みたいな飛行機があることはある→パリの灯

また、変なところに置くと、Gだのなんだので、ぐえええー!ゲロぐらいならまだしも、眼球の水晶体が破裂するだのという危険が生まれるので、生物体であるという面からの配慮も必要なのであった。

ということから、いろいろな操縦士の配置が考えらえました。

  • エンジン後ろ、主翼上部

一番一般的で、バランスの取れた配置です。主翼の重心近く置けば、アクロバット飛行でも遠心力とかは最小に抑えられ。また、なるべく機体前方に置けば、特に離着陸といったときに視界が機首にさえぎられすぎることもなく、安全である。

典型的なのが「隼」

http://propeller3.blog61.fc2.com/blog-entry-111.html

 

 

 

 

飛行機乗りが見れば、一目で安定性のいい、バランスの取れた傑作機ということがわかるのですよね。

バランスが良くても、B17落とせねえじゃん、ということで、怪しい発展を遂げたのが「鍾馗」

https://onemore01.seesaa.net/article/2016-12-10.html

 

 

要するに、エンジン馬力をでかくして、上昇力と武装を強化する必要に迫られたため、ぶっとい(でかい)エンジンと小さな翼の組み合わせになってしまった。

この結果、飛行機としては操縦のしにくい怪機になってしまいました。隼では、コクピット後端が主翼後端のラインに一致しているのに比べ、鍾馗ではぐっと後ろにつきだしてしまった。そのほうがかっこいいですけどねー

でも、この程度ならまだましで、作ってはいけないできそこないとなってしまったのがF4U。

Pixabay無料

 

 

エンジンの後ろに大きな燃料タンクを載せたために、操縦席がぐっと後ろになり。逆かもめ翼による低速域での挙動急変とあわせて、ろくに滑走路が見えないうえに機体が突然失速するという恐ろしい飛行機になってしまいました。

やっぱり、軽飛行機(パイパーPA18みたいなやつ)がいかに安定しパイロットにやさしい(でもないけど)優れた飛行機か、ということがF4Uとかと比べると明白になるのですよねー

https://flyteam.jp/aircraft/frame/36530

 

 

 

  • 機体の後ろ、尾翼近く

典型的なのがジービーレーサー

http://www.bubblemania.fr/ja/1931-gee-bee-modele-de-course-r1-r2-r3/

 

 

これでもちゃんと飛んだということでおどろき。まっすぐ飛ばすだけでも大変だったろう。

要すれば、胴体を短くして機体をともかく軽くしたかった。ソ連のI16戦闘機も同類です。

https://www.amazon.co.jp/32001-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%9724-%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%82%BD%E9%80%A3%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F-32%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88/dp/B07ZL63C8Y

 

亜種として、14Bisというのがあり。

https://microlins.com.br/blog/educacao-e-desenvolvimento/as-maiores-invencoes-feitas-no-brasil/

 

 

この場合、先尾翼機といって、重量バランス最適化のためにこうなった。

総じて、コックピットが後ろにずれた飛行機というのは、先尾翼機はともかくとして、なんか癖のある要注意の飛行機だと思っていれば間違いないです。

今どきの先尾翼機にはこんなのもある。垂直尾翼は後だけど。

https://www.reddit.com/r/WeirdWings/comments/16am3go/so_heres_a_collection_of_aircraft_that_all_have/?tl=pt-br

 

 

 

  • 分類不可能なゲテモノ

ぼくのブログの読者の皆様は、この程度のおとなしい内容で終わるとは思っていないですよね。みなさんのホラーな期待に応えて、おしゃれなおフランスのLeduc戦闘機を紹介します。

https://www.reddit.com/r/WeirdWings/comments/ceaqm2/leduc_010_the_first_aircraft_to_fly_solely_on/

 

 

無人機じゃん。

いやいや、ちゃんとパイロットが乗っているんですよ。

えええどこに?エンジンの中です。

正確には、エンジンコーンの中にいるのです。上の写真をアップすれば、丸いのぞき穴が水平に2個、その上にも右舷、左舷の天井に一個づつ、計6個あいているのがわかると思います。

https://1000aircraftphotos.com/Contributions/Damen/9810.htm

 

のぞき窓というより採光窓か?。

さて、操縦席はコーンが機体に隠れている中にあり。操縦席からの視界はこんな感じだったらしい。

https://pbs.twimg.com/media/D8nDDYVUYAAkBtA.jpg

 

 

「命あっての物種」という言葉が思い浮かんでしまうのは、私だけでしょうか。

別に敵機にやられる必要なんてなくて、エンジンの調子が悪くなり、火を噴いた!となったとたんどうなるか。

超音速戦闘機です。コクピットが、パリンと割れた直後に、パイロットはエンジンにすいこまれてひき肉と化し。一瞬のうちにスープになってしまうことでしょう。

そんな死に方はしたくないですねえ。

さすがに配慮したか、改良型のLeduc021および022では、操縦席の部分がネコのお◎んちんみたいにぎゅーんと伸びて、エンジンから飛び出た感じになっています。

https://www.reddit.com/r/WeirdWings/comments/1hexcxh/the_leduc022_interceptor_early_ramjet_prototype/?rdt=47699

 

 

このパイロットは、どのような罪を犯して、こんな恐ろしい飛行機に詰め込まれることになってしまったのか?

https://www.reddit.com/r/WeirdWings/comments/1hexcxh/the_leduc022_interceptor_early_ramjet_prototype/?rdt=47699

 

 

上の写真は「ラングドッグ」旅客機に結わえつけられたLudec021。エンジンのパワーが足りず自力では離陸できなかったらしく、旅客機におんぶしてもらって上空まで連れて行ってもらい。切り離してエンジン全開だ!とすればそこから先は素晴らしい超音速戦闘機ちっくになったらしい。

完成型が022。

コックピット周りもかなり安心というかかっこよくなり。

ttps://www.reddit.com/r/WeirdWings/comments/brqekr/leduc_022_failed_french_ram_jet_fighter_concept/#lightbox

 

 

ttps://planehistoria.com/leduc-021-and-022/

 

 

https://www.simpleplanes.com/a/t0Bhv7/Leduc-022

コックピットからの眺めはこんな感じになったらしい

 

 

 

https://master194.com/site/maquettes/cecile/leduc/index.htm

 

 

ちゃんとプラモデルとかもあり。コクピットの内部も再現されています。

https://master194.com/site/maquettes/cecile/leduc/index.htm

 

 

パイロット前方に、謎のふくらみを持たせた風防ガラス。せっかくの流線形がだいなしになるほかに、光の乱反射で、とくに前が見えなくなっちゃったんじゃ?

最後に、イタリアのSM93というゲテモノを掲載します。

http://www.wardrawings.be/WW2/Files/2-Airplanes/Axis/2-Italy/03-Attack-Aircrafts/SM-93/SM-93.htm

 

 

さっき、コックビットが後ろすぎる飛行機はなんか出来損ないだ、ということを書いたのですが、これはその逆で、コックピットがエンジンの上にはみだしちゃってるじゃん?

哀れな操縦士は、エンジンにおおいかぶさるようにして操縦したらしい。

確かに、サイドカーレーサーみたいな感じでかっこいいかもしれませんが。。。

サイドカー https://www.montereyherald.com/2022/07/13/motorcycles-vintage-bikes-return-to-weathertech-raceway-laguna-seca/

 

 

地上をどこまでも地面に平行に走っていくレーサーではなく、よりによって急降下爆撃機です。

つまり、うつぶせの状態から機首を45度なり60度なりに突っ込んで、まっさかさまに落ちていくという恐ろしいことになってしまい。

引き起こしの時にかかるGが緩和されて快適になります、というのがうつぶせにした理由らしいが、そのまえに血が頭に下がって(上ってではない)脳みそが破裂してしまうのではないか?と危惧します。

この機は、操縦士と航法士の二人乗りで、航法士の乗る後部座席はフツーにすわる形式だったというので、こちらは引き起こしの時のGで首の骨が折れちゃうんじゃ?と心配です。

ただ、急降下爆撃機としての性能は優秀だったそうで、時速900キロでまっさかさまに。。。というのが可能だったらしい。

当時イタリアはドイツの管理下にあり。ドイツ人もこの飛行機はなんかやばいぞ、と思ったかどうか、量産に入らず開発停止になりました。

 

 

蛇足として。

さっき出てきた「ラングドック」旅客機ですが、飛行機としてはまあまあふつーの駄作、と言ってはかわいそうなので凡作だったらしい。スタイルはかっこいいけど。問題は「ラングドック」という因業の深い名前を付けてしまったため、巡り巡ってLudecなどという人体実験の一端を担うことになってしまいました。

ラングドックという名前の因業についてはこちら→よい子のワイン、悪い子のワイン

南仏ラングドック。スープにあう赤ワインの産地らしい

https://www.winetourism.com/wine-region/languedoc-roussillon/

 

 

ではでは

 

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ピストンエンジンのジェット機

みなさんは、飛行機といったらどんなのを思い浮かべるでしょうか。

例えばジャンボジェットとか、F35とか。

あるいはセスナとか。

飛行機には、ジェット機とプロペラ機の2つのグループに大別することができるのでした。

ちなみに、ぼくが自家用機を買ったころ、友達(もどきもふくめて)は、

「わあああ―見せて見せて―」と大騒ぎし。

でも、見せたら

「なんだプロペラ機じゃん」

とたちまちつまらなさそう、拍子抜けした、となってしまうのでした。

どうやら、自家用機というのはサイテーションとかのことだと思っているらしい。

サイテーション https://disciplesofflight.com/final-cessna-citation-mustang/

 

 

なるほど、ビジネスジェットで優雅な、というか。

そんなのが「PHENIX JET」という国際オペレータ―のホームページに乗っていたので、抜粋します。以下、写真含め「https://www.phenixjet.com/jp/business-jet/」からの抜粋です。

◎機内を独り占め。ラグジュアリーで快適な旅を

ファーストクラスを超越したラグジュアリーな機内空間において、従来の民間便では味わえなかった快適な時間を過ごすことができ。機内で高速Wi-Fiを用いた動画視聴や電話も可能となっています。

フライトの最中には、客室乗務員が用意したベッドで眠ったり、シアタールームでゆっくりとくつろぐなど、友人や家族とも充実した時間を過ごすことができます。

 

 

◎お好きな料理をお選びください

お料理の種類からお酒の銘柄に至るまで、メニューはすべてお客様のご希望に沿ったものとなり。有名なシェフとも提携し、様々なお食事をお客様にお楽しみいただけます。

 

 

でも、実態は単発ピストンの2人乗り軽飛行機。「ドアは閉めてもすきま風」ということで、どへーずっこけ、となったのだと思います。

夏はそこそこ涼しいですが、冬は殺人的な寒さになるため、

ユニクロのももひきが必須です。

 

 

確かに、ジェット機の方が高級ちっくというのがあることはあるが、プロペラ機ももっと見直されてもいいとおもいます。。。。

 

茶番が長くなりました。

飛行機は「噴進式エンジン」のジェット機と、「ピストンエンジン」のプロペラ機に大別することができます。

そもそも飛行機が前に進むために、エンジンの動力をどうやって大気に伝達するのかが黎明期の大きな課題だった。

自動車ならタイヤが直接地面を蹴るので、車軸をまわせばいいだけですが、空気中に浮かぶ飛行機はどうするのか?

風を動力に変える風車というものがあり。風にまわしてもらうのではなく、エンジンで風車をまわして飛行機が動けるくらいの風を作ればいいや、ということに気が付き。形状をくふうしたらプロペラになった。

ドペリュデサン レーサー

https://www.airliners.net/photo/Untitled/Deperdussin-Monocoque-1913/857292

 

 

プロペラ機が元気いっぱい飛びまわるようになり。

飛行機のスピードが遅い当時はそれでもよかったが、第2次大戦も終盤になってくると、時速700キロだのといったスピードを出す飛行機も現れ。

もっと速くだ!エンジン出力をもっと上げろ!

エンジン出力は上がりましたが、スピードは700キロくらいで頭打ちになってしまい。

いくらエンジンパワーが大きくなり、うちわみたいな強大なペラを5翅、6翅だ!とぶん回すようになっても、回るプロペラの先端がマッハちかくだっけ?になると急に効率が落ちてしまい。

プロペラで得ることのできる推力の限界に達してしまったのである。

こまったな、プロペラ以外の推進方法はないのであろうか。

ロケットがあった。これはこれで「秋水」とかそっちの方に一時は発展したが、長じては飛行機というより宇宙開発の方が適していることがわかり。

そのうち、空気の圧縮とか点火によって、爆発的なパワーが生まれることがわかってきた。

ふむふむ。サメがごぼごぼ。。。と水だろうが人だろうが飲み込むみたいな感じで空気を呑み込んで圧縮し。点火、大爆発だ!と噴射するエンジンができたら。。。。

1930年代から先進諸国がはっちゃきになってジェットエンジンを開発した。

ターボジェットエンジン https://hangar.flights/airplanes/difference-between-turbojet-and-turbofan-engines/

 

 

こうして、例によってドイツが世界初のモータージェット機「ハインケルHe178」を開発した、のではなかったりします。

ハインケルジェット機 https://www.fotoarena.com.br/detalhes/foto?id=V320%2F0129&b=spl&ta=imagens

 

 

 

じゃあどこが世界初なの?アメリカ?イギリス?

いやいや、イタリアです。

えつ。。。。

信じられないかもしれません。一見百聞にしかずで、実物は以下の通り。

 

カプロニ・カンピーニ http://www.fiddlersgreen.net/models/aircraft/Campini-N1.html

 

 

マカロニ・スパゲッティではなくて、カプロニ・カンピーニです。ちなみに、「棺ピーに」と出てしまい、すべてカタカナにするのに苦労しました。

カッコだけなんじゃね?いやいやちゃんとメカもジェットちっくなのです。

ジェットエンジンに必須の構造としてコンプレッサーがあります。

コンプレッサーは、回転するローターというファンと、ファンですが回転しないステーターによって成り立っています。

https://www.gtsj.or.jp/gasturbin/index.html

 

 

ちゃんと「棺ピーに」にもコンプレッサーがあるのでした。

カンピーニのローター https://svppbellum.blogspot.com/2018/12/caproni-campini-cc2.html

 

 

そして、もひとつジェットエンジンに必須の燃焼室ですが、こちらもちゃんとあり。

https://svppbellum.blogspot.com/2018/12/caproni-campini-cc2.html

 

 

じゃあ、タービンもあるよね?

うっ!そ、それは。。。

ジェットエンジンは、コンプレッサーで圧縮した空気を燃焼室で爆発させるというものであり、そもそもコンプレッサーをまわさないとお話にならないのであった。

で、コンプレッサーを回転させるのに必須なのがタービン(Turbine)なのである。

も一度ターボジェットエンジンの図解を掲載します。

https://hangar.flights/airplanes/difference-between-turbojet-and-turbofan-engines/

 

 

タービンがないカンピーニ。それって、へそのないネコと同じじゃん。

いやいやカンピーニににもちゃんとへそがあったんですよ。タービンはないけど。

カンピーニの断面図はこんな感じ

https://cz.pinterest.com/pin/9077636727685435/

 

 

まず、コンプレッサーは以下の通り。

 

 

燃焼室はこちら

 

 

そして、タービンの替わりにコンプレッサーをまわしていたのがこいつなのだった。

 

 

その名もファッシーニL. 121/R.C. 40ピストンエンジン。

あれピストンエンジン?はい、これがカンピーニのおへそじゃなかったタービンの役割を果たしていたのだった。

ふつーのジェットをターボジェットとかターボファンとか言うのに対し、カンピーニみたいなのはモータージェットというそうですが、れっきとしたジェットエンジンであることには変わりはなく。

というわけで、真正のジェット機第1号は確かにハインケルですが、モータージェットはカンピーニが世界初なので、この記事には何も嘘は書いていないのでした。えっへん

*マニアの人へ:コアンダはまた別の話です。おわり

ただ、最初で最後かというとそうでもなく。日本でも桜花のモータージェット化バージョンとかが進められていたし、未来には、もしかして電気モーターでコンプレッサーを駆動するジェット機も生まれるかもしれん?という、意外と希望に満ちたエンジンかも?

では、なぜピストンエンジンによるモータージェットがその後発展しなかったのか。

それは、もう当然ですよね。。。

ピストンエンジンというのは、ピストンの上下動をクランクシャフトで円運動に変える、という実はエネルギーロスが大きく、ピストンヘッドだのシリンダだの重い部品が必須で、飛行機にはじつは。。。。

というわけで、タービンによる、最初から回転運動のターボジェット、ターボファンが現在の飛行機のメインストリームになりました。

じゃあ、なんでセスナみたいなプロペラ機もいっぱい飛んでいるの?

これは、ジェットエンジンのこまった性質によるものです。

その1は、ともかく燃料を食う事。ピストンエンジンでスパークプラグ爆発に使う燃料と、ターボジェットでそれこそ湯水のように燃焼室噴射する量では比較にならない。現在ではターボファンとかターボプロップとかで省エネにがんばってはいる。

その2として、低速でのトルク、加速がぜんぜんダメなことである。軽飛行機とか、短い滑走路で急加速が必要なケースではあまりジェットは役に立たないのであった。

その3として、ジェット機というのは掃除機である。未舗装の滑走路などで土くれや石ころでも吸い込めば、バラして総点検になってしまうのであった。

こうした特性から、軍用輸送機やアクロ機、農業機とかは、まだまだプロペラ機全盛です。

ここまで書いたら、3000字を越えてしまいました。

ぼくも、いつかカンピーニちっくなモータージェット機を自作して、その辺を飛んでみたいなと思っています。

「秋水」ロケット機 https://hhrrggtt38518.hatenablog.com/entry/2022/11/13/072132

 

 

ではでは

 

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

◎精神世界:自己客観視の獲得からさらなる進化へ

◎経済的自由:まずは先立つものを。。。資産1億の達成

◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます

 

サクリファイスの話

来るなら来てみろむらすずめー

https://www.youtube.com/watch?v=F26OVe7F0VM&list=RDF26OVe7F0VM&start_radio=1

 

 

チェスの世界に「サクリファイス」という言葉があります。

一見重要な駒を、ドーン!と捨て去り。対戦相手がぬか喜びをした隙に、ぶぎゃああー!とチェックメイトに持って行ってしまう戦術(ハメ手という人もいる)のエッセンスをなすものです。

典型的なのに「フライドリバーアタック」というのがあり。

序盤はフツーにポーンで中央の支配。ビショップをなにげにふつーの地点に配置した時点で、実はおそろしいタクティクスが発動するのだった。

ビショップ展開。

以下、盤面画像の出典はhttps://chess-beginner.com/fried-liver-attack/

 

 

このあと、いきなりナイトを敵陣近くにはね。クイーンとルークの両取りを狙うぞ!と隙をうかがい。

赤丸にナイトが侵入したら、黒陣営に致命的なフォーク(両取り)となる。

 

 

ここで黒は、へへんそんなのわかってるよーん、とポーンでビショップの道をふさぐのだった。

 

 

この後、白ポーンが黒ポーンを取り除き、それを黒ナイトがさらに奪取。

こうすれば、白のナイトはビショップの支援を受けられなくなり、赤丸にはねてもキングにただで食われるだけになってしまうのである。

どうしよう?

素直に赤丸にはねるのだった。

ははは

 

 

大喜びで馬肉を食らう黒のキング

 

しかし、次の瞬間、白のクイーンにボコられるのだった。王手だ!

 

 

ぎゃあああー!必死に逃げるキング。

 

 

しかし、クイーンは、中央のナイトを取り除き執拗にチェック。

 

 

結局、クイーン交換強要、そして白のビショップによって黒のキングはぶち56されてしまうのだった。

チェックメイト

 

 

ナイトを捨てて攻撃するという、常識を覆すストラテジーを見通すことができなった黒のキングは、ろくにゲームも始まっていないうちに頓死。ナイトを取るということをプライオリティにしてしまったために、もっと優先すべきキングの安全がほにゃららになってしまったのだった。

ははは

 

 

B17と97重爆の性能比較をしていて、サクリファイスという言葉が脳裏に浮かび。

唐突かもしれませんが、本題に入るのでした。

両者ともに、日米の国運をかけて製造した爆撃機です。

B17は四発。97重爆は双発。

パブリックドメイン

 

https://www.yaplakal.com/forum7/topic1784616.html

 

 

日本は四発爆撃機を実用化できなかったので、非対象に見えるがこうしないと比較できないのです。

この時点で日本側が不利にみえますが、マニアの間で流通している情報は

◎日本は装甲(他重量物)を外して、双発でも4発とかわらない性能を実現した。

要するに、B17は四発の内二発が防禦装置(機銃と装甲)を運ぶために割かれてしまっており、爆撃機としての飛行性能は残りの二発が担っているので、言い換えれば、二発だけでも爆弾搭載量とかの攻撃力だけなら何とかなるという考え。

97重爆のエンジン。1500馬力 https://harley-shovelhead.com/blog/?p=9184

 

 

その結果防御力の全くない「ワンショットライター」になってしまった、という意見です。ライターで有名なのは一式陸攻ですが、B17に比べたら97重爆も似たようなものである。

そもそも、どのくらいの爆弾を積めたのか?

97重爆:1000キロ。重爆だけあって、飛行機に1トンの重量物を乗せるというのは、確かに離れ業である。

B17:5800キロ。

えつ。。。。

やっぱり四発は双発に比べて飛行性能(爆弾積載量)も格段に向上するのだった。

というわけで、二発でも防禦を犠牲にすれば。。。という説は成り立たないことが明らかに。

B17が1機あれば、97重爆の5機分ですからねー

資源がたりない!効率化だー!と言っていた日本こそ、四発爆撃機を量産すべきではなかったのか?

滑走路が整備できないとか、一機の飛行機に四発もエンジンをのせる工業力がないとか、それなりに事実ではあるのですが、単純に積載量1000キロの双発爆撃機2機より、積載量5800キロの四発機1機の方が同じエンジン4発で3倍近くの爆弾を運べるわけですからねー

B17のエンジン。1200馬力。https://mx.pinterest.com/pin/4925880837368057/

 

 

こんがらかったか?

97重爆はエンジン1基あたり爆弾500キロ

B17はエンジン1基あたり爆弾1,450キロ

パイロットや航法通信士、銃手、機銃の数も、実は同じように、双発機2機を作るより四発機1機の方がエンジン当たりの数が重要な節約になるのだった(上の例では実質半分)。

航続距離もB17の方が上です。スピードはどっこいどっこいだが、防御力は言うまでもありませんよね?

結局、日本は、上の黒キングのように、プライオリティを間違えて、みごとにやられてしまったのである。

では、アメリカは何をサクリファイスしたのか?

それが「巴戦」

と書くとちょっと強引ですが、要すれば日本が格闘戦のできる戦闘機を雲霞のごとく作ることに血道をあげていた時に、アメリカはちゃっかり、いかに最短コースで爆弾を日本のライフラインの頭上に降らせるかという方向でプライオリティを設定した。

たしかに、護衛戦闘機を一時的ではあれサクリファイスした。でも、爆撃機自体が不死身なので、戦争遂行という点では見事に大当たりし、日本(ドイツも)の主要都市は灰燼に帰してしまった。

日本が世界に誇る零戦ですが、いくら格闘戦に強くても、それ自体では戦争には勝てないのである。

B17はまっすぐに飛ぶことしかできない、というか爆撃機なのでまっすぐに飛んで爆弾を正確に落とす必要があるのですが、そうゆう爆撃機を迎撃するためだったら、はっきり言って格闘性能なんて全く必要ないのだった。

零戦はP35,36,37,38,40, 47,400,51,F4F,F4U,F6Fとバタバタ落としました。でも、繰り返しますが、落としたこと自体が敵のライフラインを爆砕して機能マヒさせたかというとぜんぜんそうはならないのである。

日本は対戦闘機戦闘で制空権を取って、それから。。。というなんかまだるっこしいほうに血道をあげてしまったため、B17が雲霞のようにやってきて、戦闘機用の7.7ミリでは当たっても落ちないし、20ミリが当たる至近距離まで行く前にB17のブローニング防火機銃でやられてしまうという悲惨なことになってしまった。

これが格闘戦至上の軽戦闘機ではなく、ブローニングを跳ね返す装甲と、13ミリ以上か?B17に通用する武装を持った重戦闘機だったら。。。

重戦闘機の例。P61(パブリックドメイン)

 

 

結局1万機以上零戦を生産する意味はあったのか?ということです。

それだけ栄発動機(火星発動機)を作れるんだったら、B17みたいな「殺しても死なない」四発の重爆をもっと作れていたのでは?

広大な太平洋をまたいでアメリカに戦略爆撃できるか?という、いつもの反論はありますが、それこそ、行くぞロンドンワシントン!と、デトロイトやロスアラモスを火の海にしてやるぞ!というふうにプライオリティを置くことができなかったのか?と考えるのです。

P51にしても、実は格闘性能はそれほど。。。でも、爆撃機に降ってくる零戦にくらいついて、爆撃機から引っぺがしたら任務完了。あとは急降下でさようならーという感じで、アメリカは戦闘機なんてあくまで補助、脇役と割り切った。

結局、日本は見かけのフライオリティすなわち「格闘戦で制空権を獲得」で自らをだましてしまい。開戦初頭に米英の戦闘機勢力を一掃したが、そこで軍部も責任を果たしたと安心し、思考停止してしまった。

アメリカは、そんなことより日独のライフラインを破壊だ!と、戦略爆撃に血道をあげ、戦闘機がまだ工場で生産中のところをせん滅してしまった。

日米比較の記事だと、いつもこの結論になってしまうのですが、結局日本はまず「何を成果とするのか」を決める能力をつちかうことが必要である。

だれも何も決めない、決められないままにずるずると日中事変から太平洋戦争にずれ込み。バッファローを何機落としたとか、戦争の帰結に直結しないポイント的な成果の羅列をして自らだましているうちに、アメリカは零戦の飛べない超高空から日本の主要都市に侵入し、最後は原爆二発で戦争に決着をつけてしまいました。

山本元帥が、あともうちょっとだけ日本人離れしていて、近衛文麿さんに「勝てるの?」と聞かれたときに「狂ったかクズ野郎?勝てるわけないだろう!」と明確にエッセンスを直答していたら。。。。あたら「私は軍人です。やれと言われれば1年や2年は大暴れして見せますが、その後は全く自信を持てません」なんて、いかにも日本人的な「勝てないと言いたいが直答しないので聞いているオマエの方で忖度してわかってくれ」みたいな回答をしたため、近衛さんのほうでも自分に都合よく解釈し。。。。その後は原爆に至る地獄に落ちてしまった。

3000字を超えました。脈絡のない投稿ですみません

行くぞロンドンワシントン http://www.warbirds.jp/heiki/50000.htm

 

 

ではでは

 

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「ふて猫」F6Fのお話

こないだ、だれからもちやほやされるP47に比べて、いかにF6Fがディスられているかについて書きました→過給機

F6F(左)とP47(右)https://www.youtube.com/watch?v=Ydf0-QadMlY

 

 

かわいそうなF6F。

F6Fをクズ呼ばわりしてしまうと、零戦なんてそれこそ救いようのないクズになってしまうので、なんとかF6Fをほめたたえるという困難なミッションですが挑んでみます。

さて。

グラマン社は、F6F以前に、FF、F2F、F3F、F4F。後継機としてF8Fを生み出しています。

特にF4Fワイルドキャット、F6Fヘルキャット、F8Fベアキャットの「猫シリーズ」は有名。

グラマンの方向性を決定づけたのにF3Fがあります。

その名も「フライングバレル」。空飛ぶ樽なのでした。ははは

F3F https://www.simpleplanes.com/a/yO55lo/Grumman-F3F-2

 

 

でかいタイヤが機体に埋め込まれてるじゃん?

はい。このタイヤがにゅーんと伸びてメインギアになるのでした。

競合機のシーグラジエーターとCR42は、いずれも固定脚のままです。

グラジエーター https://www.eduard.com/jp

 

 

CR42   https://www.gaetanmarie.com/fiat-cr-42-falco-2/

 

 

CR42 に至っては、キャノピーも開放型で、主脚はスパッツでかっこつけていますが、実態は第1次大戦の複葉機と変わらなかったのでした。ははは

密閉式風防と引っ込み脚はともかくスピードを出したい陸上戦闘機の必須アイテムだが、それらを着艦の衝撃とか、視界の問題で本来は敬遠されるはずの艦上戦闘機にいち早く装備してしまうアメリカ恐るべし。

さらに、グラマンはFF戦闘機の代から全金属製の胴体を導入しており。グラジエーターの布張に比べやはり先進的だった。

といって、性能はどっこいどっこい。F3Fの方がグラジエーターの上位転換ちっくであるが、せいぜい「ちっく」であった。グラジエーターとCR42はいい勝負だったらしい。

当時の戦闘機は、固定脚の開放型風防、布張りの胴体でも十分使用に耐えるレベルだったのである。

なのに、わざわざ完全引っ込み脚、密閉風防に全金属という道楽を実現させてしまったのがアメリカなのであった。

道楽とは無縁なアプローチで頂点に達したのに、日本の95式艦上戦闘機(後の練習機赤とんぼ)があります。

九五式艦上戦闘機

 

 

この辺で、後の日米の明暗を予見することができます。

日本は、当時認知されている範囲で最新の技術をこれ以上ない緻密さで追及し。最高の飛行機を作りました。

アメリカは、緻密なんてどうでもよくて、なんか楽しいイノベーションがあるじゃん!どんどんつぎ込んで面白いの作ってみようよ!というユーモアを持っていたのである。

ただし、将来の大戦争を見据えた恐るべきユーモアだった。

F3Fの初飛行が1935年3月。ご存じ「56しても4なない」重爆撃機B17の初飛行が1935年7月なのです。

これが何を意味しているのか。

布張りに、吹きさらしの風防なんて、超アウエイの果てにいる敵の心臓をヒットする武器には到底ならないということを、この時点ですでに予知していたのである。

B17。現在の旅客機とまがう先進的なスタイルを、複葉戦闘機と同じ時代に実現させていた。https://www.reddit.com/r/Warthunder/comments/q0jprb/boeing_b17cd_variants_could_be_quite_a_good_rank/?tl=pt-br&rdt=37383

 

 

 

飛行機なんて、せいぜい前線のすぐ後ろから飛び立って、前線の塹壕を掃射するとか、その程度の使い方しか見通せなかった時代にあって、後にサイパン島に巨大な滑走路を造成して、直接東京を空襲するという狂った技術発展の素地をF3Fに見ることができます。

日本が、陳腐化していく技術の詳細化に血道をあげている間に、アメリカは将来を決するイノベーション技術を着実に実現させていたのであった。ははは

「フライングバレル」というふざけた胴体形状が、日本では持ちえなかったアメリカの余裕を明示しています。

ふざけたわけではなく、紡錘型胴体といって、先端・後端を絞った、樽で悪ければ葉巻みたいな胴体が空気抵抗低減に役立つと言われていた時代であり、日本でも雷電とかがこうした形状を試みています。

でも実は紡錘型は、単発プロペラ機にはあまり効果がなかったらしい。

余裕の全くない日本の飛行機はどうなったか。その集大成が「彩雲」に凝縮されています。

彩雲 https://lapd.exblog.jp/26827190/

 

 

エンジン直径ぎりぎりに直線を描き、ソフトに絞り込まれていく胴体。

逆の言い方をすれば、ちょっとでもエンジン直径よりはみ出す胴体だと、たちまち空気抵抗になり性能低下してしまうという悲しい現実があったのだった。

F6Fの胴体はこんなかんじ。ぼっこりもっこり、エンジン直径から上下左右にはみ出しまくりなのだった。

https://jacksonvjunsan.com/wp-content/uploads/2018/11/image5-18-e1542676924555.jpeg

 

 

やっぱりふざけているとしか見えないですよね。。。

でも、アメリカはおおまじめだったのです。「まるく下に突き出した胴体にすれば、不時着水の場合でもボートのように作用してパイロットを守ることができる」

この思想はグラマン戦闘機の姿を特徴づける「ビヤ樽体形」の裏付けとなったのでした。

人道的配慮もないとは言わないが、実は、製造が機体よりはるかに時間がかかる人間という部品をなるべく温存したかったらしい。

アメリカは、空気抵抗でまくりの胴体もユウユウとカバーできる大馬力エンジンを、F3Fの時代からすでに生産していた。

さらに馬力強化して、単葉にしたのがF4F。これは世界でも最高傑作と言える出来栄えになりました。

傑作機F4F  http://www.hasegawa-model.co.jp/product/02240/

 

 

世界最高の出来栄えってなに?についてはこちら→かわいそうな零戦

そのうち、首尾よく日本が真珠湾を攻撃してくれ。

アメリカ悲願の「被害者としての参戦」が実現し、F4Fと零戦の空戦が起きるようになりました。

零戦の運動性能に驚くアメリカ。

まるで防弾装置を捨て去さったかのような身軽さがある、ナイスな飛行機じゃないか!

驚きはしたが、別に慌てるでもなく。

とりあえず巴戦は避け、急降下、急上昇で避難しましょう、と前線のパイロットに通達しておいて、F6Fへの転換を始めました。

零戦がP39 だのP40だのといった陸上戦闘機をやっつけたのは驚きながら、やっつけ方は艦上戦闘機得意の格闘戦であり。

中低高度の巴戦なら、F4Fの本分である。

イタリア戦闘機よりも馬力がある日本の戦闘機は、F4Fよりも機動力は高かった一方、F4Fは後ろを取られてハチの巣、になってもなかなか落ちないといううれしいサプライズもあり。

たまにF4Fが零戦の後ろを取ったときは、なんとか当たった!とたんにオレンジ色の火を噴いて墜落していくというさらにうれしいサプライズもあり。

F4Fの防御力は維持したまま、もうちっと機動力があればユウユウ勝てるぞ、ということが見えてきたのである。

開戦この方、日本人の飛行機はなんか違うぞ?ということにアメリカは気づいた。

米英やドイツが「より早く、より高く」を指向して、高度優位から下方の敵を叩き落す、というのを目指していたのに比べ、日本人はくるくる回る格闘性能にばかり気を取られており。

考えてみてください。

みなさんが小学生だった頃、通学路に恐ろしい野良犬がおり。パチンコで撃退しようとしたことがなかったでしょうか。

その犬は、実は小高い丘の金持ちの家の飼い犬で、鎖を食い破って野良化しているしょうがないやつだった。

有害鳥獣を追い払う おどしパチンコ

https://www.technet-pro.com/search/item.html?n=001116

https://www.youtube.com/watch?v=84h79MRYZA8

 

 

あなたは、丘の下から懸命にパチンコを打ちかけるのですが、下から上に打ちかけても、しょんべん玉で、犬のはるか前に落ちてしまうのだった。

これが逆だったら。。。

上から下への重力エネルギーで、パチンコ玉は見事犬の足元の地面ににびしっ!と当たり。「ぎゃぎゃぎゃ、きゃいーん!」と「野良犬」が驚いて逃げ去った通学路を、ユウユウと歩いていけるでしょう。

日本人は、こうした高低差のエネルギーなんて構わず、中低高度の格闘戦にばかりこだわっていたのである。

航空戦の基本のキを知らないクズどもなのだろうか?

といって、ショーカクだのヤマトだのを沈めるためには、水面近くのゼロファイターをやっつける必要がある。

そのためにP51というのでは、にがてな低空度での格闘でよろしくない。

といって、ジャップのお相手をするためにしかならない、基本を外れた外道の戦闘機なんてわざわざ作る意味があるのか?クズの証明みたいな飛行機になっちゃうじゃん。

戦争に勝つため、クズでいいから作ることになった。

そのクズがF6Fだったということである。

高空にも上がれないし、スピードも出ない。お前本当に戦闘機か?クズ野郎!

クズ野郎F6F  https://www.aereo.jor.br/2022/07/06/o-lendario-caca-grumman-f6f-hellcat/

 

 

でも、F4Fの倍ある2000馬力のエンジンで、F4Fも驚くタフさを備えながらも、日本機と同じくらいくるくる回るようになり。

日本機を圧倒しました。

いわく「F6Fが参戦した日からアメリカの勝利が始まった」

でも、日本が滅亡した時点でF6Fも用なしになってしまい。

大量廃棄(と言わなければ配備を外れた)という悲しい結末になってしまったのでした。

結局最後までF6Fをほめることができませんでした。ちーん

ウルグアイ海軍のF6F https://web.facebook.com/399877246768865/photos/los-grumman-f6f-5-y-su-historia-en-la-aviaci%C3%B3n-naval-uruguayalos-gatos-infernale/1827848430638399/?_rdc=1&_rdr#

 

 

ではでは

 

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非人間化が人道化の鍵だった

こないだ、ブラジルの病院で看護師が患者を56すという事件が発生し。

3人組で行動し、一人が見張っている間に、もう一人が患者にキッチン用の洗剤とかを点滴注入し。あと一人は「わああ4じゃやだー!」と必死に救命措置を行うとゆうふうに分担とかして、監視カメラをだましたりしていたが、そのうち見つかった。

薬品管理システムのパスワードをくすねてきて、薬剤を不当に大容量取得し、患者に注入するとかもしたが、あまり効果がないから洗剤にしようよとかやっているうちに行為が明るみに出たということらしい。

PIXABAY無料

 

 

警察などは必死にいろいろな可能性について調べ。

◎家族に頼まれた:別に末期の大病とかで家族に莫大な医療費支出を強いて、困り切った家族に「いっそ56して」とか言われたみたいなケースではなく、なんか便秘だから入院しました、みたいな感じで、家族のほうでもわざわざ56してもらうような理由はなかった。

◎病院の指導層に命令された:私立病院はベッドの回転率が命であり、便秘だの線維筋痛症だのでベッドを占有されてしまってはこまる。とっとと56して別の患者(金づる)を連れてこい、という命令もなされてはいなったことが分かった。

◎3人組が単に変質者だった。警察の拷問じゃなかった尋問とかによると、3名は明らかに性格破綻しており、愉快犯というのか、患者をいじめ、56すことで至福の喜びに至っていた、という結論が導きだされつつあり。

上記について、3人組は職場環境が悪すぎて精神に変調をきたしたんだー、と弁明しています。

こいつらが単にもともと狂っていただけだったのかというと、病院側や世の指導層はそうゆう風にしてお茶を濁したいようだったが、これも捜査でやばい実態?がボロボロと表れ始め。

上記のパスワード漏洩などの行為が蔓延し、要すれば職場のモラハラパワハラ、非人道的な当直だの何だの満載で、狂わないほうがおかしいみたいな状況に陥っていたという情報も出始め。

なんか「たちかぜ事件」だの「フルメタルジャケット」みたいな、軍隊も真っ青な恐ろしい職場だったのかもしれん。

たちかぜ事件 http://www.mdsweb.jp/doc/1355/1355_03m.html

 

 

日本でも似たような事件が起きていないでしょうか。

世界的にこうした事件が発生する風潮にあって、どうすれば今後の発生を防止できるか。

「犯罪者」「はみ出し者」を牢屋にぶち込めば済むのか。

刑期が終わって出てきても新たな犯罪に走るのが関の山である。本人はともかく、前科者を救済するシステムが欠如しているので、ますます悪行に身を染めないと生きていけなくなってしまうという恐ろしい現実があるのです。

病院とか経営者、ボスのほうでも、決して地獄のようなハラスメント蔓延を望んではいないのではあるが、病院だって企業です、なので、競争相手を出し抜いて生き残るためには、手下の医者だろうが事務員だろうがこき使ってコストダウンしないとどうにもならないのである。

今回の事件は、要すれば虐げられたジャパニーズサラリーマンが外国人研修生をいじめて憂さを晴らした(https://toyokeizai.net/articles/-/512030?display=b)、じゃなくて、日本企業も真っ青のブラックな職場で発狂した看護士が患者で憂さ晴らしをした、ということなのではないかと理解します。

研修生という名の奴隷労働

 

 

別に日本の社会をディスろうとしたいわけではありませんが、ブラジルで起きたこの事件は、日本の皆様にも他人事ではありませんよ、ということを言いたいのです。

では、起きないようにするにはどうするか。

実行犯を監獄に送り込むだけでは、次から次と新たな実行犯が生産され、牢屋から出てきたらさらに凶悪な極道者に生まれ変わるので、牢屋が不要とは言わないがそちらが解決策ではないと思います。

では、職場の環境を天国のようにホワイトにすればいいじゃん?

できるものなら当の昔にそうなっていますよね。。。。

根本的な解決策はあるのか?

人間が働いている以上、いくら努力しても人間の考えや行動には、必ず「常識」からの「逸脱」は発生し。

始末の悪いことには、杉原千畝さんみたいに「常識ある人」が「非常識」にされてしまうケースさえあり。人間が作った組織が、いかに非人間的な暴力装置に変化してしまうかという例も無数と思います。

ユダヤ人への人道的な支援が、政府(当時)の逆鱗に触れて「解雇」につながってしまった杉原千畝さん。https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c06705/

 

 

でも、考えてみれば、今回の犯罪も、みんな人間が起こしていることなんですよね。

じゃあ、病院から(患者以外の)人間を追い払ったら、こうした犯罪も起きなくなるじゃん。

 

狂ったか猫機長?

いやいや、「シンギュラリティ」「ベーシックインカム」によって、十分可能なんですよ。

 

いかにして、医療現場における人間の過失や悪意をAIと自動化によって排除するか。

◎シンギュラリティとバイオエチケット(生命倫理)

人間の「過失」や「悪意」を、アルゴリズムによる「精密さ」へと置き換え、「人間によるケア」から「自動化されたケア」へと移行する。

疲れ切って注意が散漫になり、時には共犯者にもなり得る人間とは異なり、ディープラーニングを搭載したAIは24時間365日、生理学的パターンを監視。数ミリ秒以内に血液中の化学反応とバイタルサインへの影響を分析し、「毒性(消毒液など)」のパターンが検出されれば、システムは即座にアクセスを遮断し、病床を隔離。今回の3人組が見せた「演劇性(心臓マッサージのふりなど)」は、実際の蘇生に必要な正確な圧力を把握しているアルゴリズムによって、非効率または不正な操作として即座に見破られる。

投薬や衛生管理に物理的なロボットを導入することで、「人間による悪意ある接触の機会」を排除。人間が患者に触れなければ、衝動やサディズムによって暴行を加えたり、窒息させたり、毒物を注入したりすることはできないのだった。さらに、デジタル・トレーサビリティによってロボットのあらゆる動きは改ざん不可能なブロックチェーンに記録され、行われた行為を「消去」することは不可能となる。

フルメタルジャケット https://zilge.blogspot.com/2011/06/87.html

 

 

ベーシックインカム(BI)と人道的な労働

犯罪はしばしば、欠乏や社会的嫉妬、あるいは搾取的な労働システムが生む怨恨から発生し。BIがあれば、飢えをしのぐためだけに病院で12時間や24時間連続で働く人はいなくなり。労働は「天職(ボランティア精神)」による選択へと変わる。また、サイコパシーは遺伝的・神経的なものとはいえ、残酷な行為の「引き金」は過酷な環境によって増幅されるが、BIによって「過酷な環境」は淘汰が期待されるのだった。

労働者を「消耗」させるシステムでは、仕事は経済的な「懲役刑」だが、BIが保証された世界では、仕事は「名誉」になり。尊重され、休息の時間がある個人が、逃げ道としてサディズムを発現させることは考えにくい。「邪悪さ」はしばしば、疲弊と職業的非人間化の土壌で発生するのである。

 

その昔、キケロは「人間は、自由になるために、法の奴隷となる」と言ったらしいが、IAの台頭によって「人間は、人間の悪意を逃れるために、人間の共感を放棄する」という時代が来ているのかもしれません。

人間の共感、すなわち暖かい看護士さんや頼もしいお医者さんの言葉やケアといったものを人間は放棄し、無味乾燥ですが機械によって無駄なく迅速に提供された解決策を無感情に利用する世の中になるということである。

この考えはぼく個人の空想ではなくて、すでに「ポスト・シンギュラリティ・ガバナンス」という概念が生まれ始めているらしい。

                                                        

ここまで読んで、まあ頭ではわかったけど、現実味がないよねーと思った人はないでしょうか。

アメリカだの西欧だのの素敵女子をおにぎり屋さんに連れて行ってみましょう。

おにぎり自慢の大将が自らの手でにぎった、ほかほかしたおにぎり。

でも、一定の素敵女子は、あとずさりして食べないか、あるいはぎゃあああー!と逃げ出すかもしれません。

きもいおっさんが汗臭い素手でこね回しただんごの塊なんて、ばっちくてとても食べられないじゃない!というのが彼女たちの感覚、常識なのであった。ははは

これが「機械で米が自動的に(人の手を介さずに)おにぎりになるのを実演したやつ」だったら、おいしいね、とまた大喜びで食べるのである。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/01351/

 

 

あなたはどちらの常識が普通に感じますか?

*この記事は、患者あるいは労働者目線からの考察です。経営者目線から見るとこうなるぞ、というのはこちら→ロボット君と院長さんの対話

ではでは。

 

*このブログは、ワールドプレスHP「アーリーリタイア・軽飛行機で空を飛ぶ」のAmebloスピンオフです。以下、主要な項目のリンクに飛びます

◎精神世界:自己客観視の獲得からさらなる進化へ

◎経済的自由:まずは先立つものを。。。資産1億の達成

◎飛行機生活:小さな自家用機でいろいろ飛んでいます

 

 

 




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