
横浜そごう美術館「GLAM ―黒柳徹子、時代を超えるスタイル―」を見ました。結論からいうと、すごかった。元気出た。そしてみんなに見てほしくなりました。
今、わたしがみなさんに伝えたいことは、横浜そごう美術館「GLAM ―黒柳徹子、時代を超えるスタイル―」へ、ぜひ足を運んでほしいということです。 pic.twitter.com/G0YGz4xIEp
— 藤谷千明 (@fjtn_c) 2025年6月3日
野中モモさんから、ミュージカル「LAZARUS」を一緒に観にいかないかとお誘いいただいたときに(「LAZARUS」は大変すばらしく、昔のSF少女マンガみたいなロマンチックなミュージカルでした。アフタートークがSOPHIA全員で相変わらずワチャワチャなさっていた)、ちょうど横浜で黒柳徹子展もやってるからと言われ、黒柳徹子さんのことは全然詳しくないけど断る理由もないので、ノリでOKしました。そのくらい気軽な気分で行ったのだけど、完全にノックアウトされました。服に。いや、服を通して感じる「生き様」というものに。

GLAMとは
GALLERY・LIBRARY・ARCHIVE・MUSEUM
上記の頭文字をとった言葉。
さらに、「魅力的」という意味も持ち、唯一無二のスタイルを表すにふさわしい言葉です。単なる展覧会ではなく、黒柳徹子の人生や価値観に触れ、
その魅力とエネルギーを感じていただく場にしたい。
そんな想いを込めて開催いたします。
GLAM ―黒柳徹子、時代を超えるスタイル―@横浜そごう美術館 豪華絢爛! かつ遊び心があるお洋服やアイテムの数々、楽しい展示。ビーズ刺繍に大ぶりのアクセサリーなど重たそうだし特殊な形状の衣裳も多く、まずお年を召してもこれを着こなせる体力がすごいし、「服に着られない」生命力?があるよね… pic.twitter.com/yFA7jFWAqJ
— 野中モモ (@momononaka) 2025年6月3日
展示は、第1章から第9章のブロックで構成されていて、歴代のテレビ出演時の衣装を展示した「第二章 TETSUKO’S STYLE」以外はさほど大きなスペースを割いていないのだけど(そもそもそごう美術館全体がそこまで大きくはないため)、見ごたえは十分にありました。撮影可ですし。



わたしは服に関する知識はほぼないのですが、それでも「第二章 TETSUKO’S STYLE」で面食らいましたもの。「ザ・ベストテン」「徹子の部屋」「世界ふしぎ発見!」などのテレビ番組出演時の衣装がずらりと並んでいたら、それはまあビビりますよ。テレビっ子ですもの。
そして名だたるブランドのお洋服の数々、そしてその中にそっとヴィンテージのものも一緒にならんでいたりするところも素敵でした。なお森英恵の服だけでまるまる一章使って展示されています。







この時点でスマホをポケットから取り出し、服飾の仕事してるだとか服好きだとかの友達数名に「すごい展示やっているからどうか見に行ってほしい、そして服の知識がある人間の感想を聞かせてくれ」と爆速でLINEせざるを得ませんでしたね。他力本願な人間ですものので「やばい」を言語化してほしかったから……。わたしだと「黒柳徹子というやべえ女の着用しているやべえ服、やばすぎ。そもそも大昔に着ていた服をちゃんと保存してあるのもやべえ」みたいな感想になっちゃうから……。


また、「第四章 WHITE BLOUSE INSTALLATION」では駆け出しの頃の自前衣装のブラウスも含まれたコレクションのひとつひとつの仕事の丁寧さにはため息がこぼれるし、「第七章 リメイクの女王」のアイデアあふれるリメイク、とくにピンクハウスをエプロンにしたものや、中国刺繍のテーブルマットをブラウスにしたものが印象に残っています。「第八章 テーブルウェア&コレクション」「第九章 徹子の気まぐれTV」の私物も「厳選!」感があってよかったですね。


黒柳徹子という稀代の傑物の装いを通して彼女の生きてきた「世界」と「時代」を感じることのできるよい展示でした。
ところで、野中さんに言われて気づいたんですけど、黒柳徹子さんが「徹子の部屋」を始めたのって、今のわたし(44歳)とそう変わらないご年齢(43歳)だったんですね。SNSでバズった写真(無断転載)しか知らないから、ニューヨーク留学(30代後半)も、もっと若い頃だと思っていました。んまー、こういうときに「お育ち」の話になりがちな昨今ですけど(実家が裕福だからこういうことができたんだ〜的な?)、すべてのお金持ちの家のお子さんが「黒柳徹子」になれるわけでもないと思うから……。


なんかねえ、じんわりと「人生これからだな、がんばろう」って気持ちになっちゃいましたね。わたしも自分なりの「部屋」を始めねば(←これは「トーク番組やりたい」という意味ではなくて「自分なりのライフワーク」を始めたいというはなし)。とにかく元気の出る展示、パワースポットだと思いました。
グッズも大変豊富で、迷いに迷ってアクスタと、ニューヨーク時代のお写真グッズを買いました。


会期は6月29日(日曜日)まで。
入場料は、平日は一般が2000円、大学・高校生が1200円。土日祝日は一般が2400円、大学・高校生が1600円。中学生以下はいずれも無料とのことです。広さを考えたらやや高いかもしれない(とくに土日祝料金は)各種割引や「ぐるっとパス」などの利用でもう少し割安になるかもしれない。そのへんは調べていただければと…。