
年金の給付額は年金保険料の納付期間に比例して決まります。
20歳から60歳まで40年間✖️月数のうち、何ヶ月分納付したかで、計算できます。
計算ルールがわかれば難しくないですね。
修士課程修了まで未納の場合
24歳で就職して、厚生年金(国民年金を含む)の保険料を支払ったとします。
計算を簡単にするために、20歳から24歳までの4年間未納だったとします。
また、この4年間は、国民年金納付免除となった期間がないとします。
その場合は以下の計算式になります。
(令和7年度の金額で計算します)
国民年金の給付額=国民年金の給付額満額✖️(36年✖️12ヶ月)➗(40年✖️12ヶ月)
=831,700円(令和7年度年額)✖️0.9=748,530円
修士課程修了まで国民年金保険料が未納だった場合、20歳から納付していた場合と比べ、83,170円少なくなります。
博士課程修了まで未納の場合
27歳で博士論文を提出し、無事博士課程を修了したとして、20歳から27歳まで国民年金保険料が未納だった場合。
同様に計算すると以下のようになります。
国民年金の給付額=国民年金の給付額満額✖️(33年✖️12ヶ月)➗(40年✖️12ヶ月)
=831,700円(令和7年度年額)✖️0.825=686,153円
20歳から納付していた場合に比べ、145,547円少なくなります。
計算方法などは、以下のサイトに詳細が説明されています。
その他の情報もありますので、ぜひ一度ご確認ください。
未納の場合の回復の仕方
後から追納可能なのは、過去2年分になります。
就職して、経済的に納付することが可能になれば、遡って2年分は追納できます。
あらかじめ納付が難しいことがわかっているのであれば、学生であれば学生納付特例制度での申請を行って、納付猶予にしてもらう方法があります。
これは、本人の収入が一定程度以下の場合に適用可能です。
制度の詳細は、以下のリンク先をご参照ください。
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年金の受給額は毎年見直されています。
必要に応じ、日本年金機構のHPなどでご確認ください。
大学院に進むことで、どうしての経済的な負担は大きくなることが多いもの。
自分の研究をやり抜いた努力と、その結果身についた知識や経験をその後の一生に活かす上で、少しでも経済的な不安は取り除いておくのがよいかと思います。
国の年金制度は、セーフティーネットとして機能することが期待できます。
法律で年金保険料を納付することが決められているので、できるだけ無理のない形で納付しておくといいでしょう。
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