
FPの不動産分野と宅建士(宅地建物取引士)の資格取得のために勉強する内容はかなり似ています。
似ているというのは、同じではないということですが。
FPの2級を終えた段階では、チャレンジするのにちょうどいいと思います。
おまけに、とても役にたつ知識が効率的に身につきます。
FPの不動産分野
僕がFP2級受験勉強で使ったLECの合格のトリセツでは、不動産分野で学ぶ内容は以下になっています。
- 不動産の評価と登記
- 不動産取引
- 不動産の税金
- 不動産の有効活用
これらは宅建士の試験内容のエッセンスともいえるものです。
税金に関しても、かなり詳細な部分まで踏み込んで計算します。
問題集を解く際に、電卓をパチパチやる部分がたくさんありますね。
この分野の知識を身につけた上で宅建士のテキストを眺めると、かなり安心します。
問題集を解いてみても、すぐにわかるものがいくつも出てきます。
FP2級の取得後に宅建士に進んだら、それは初めから宅建士に取り組む人よりもかなりのアドバンテージになることは間違いなし。
一方で、宅建士であまり説明されないのは「不動産の有効活用」。
投資などは宅建業とは一応分られているからかと思います。
宅建士の受験内容
一方、宅建士の受験勉強に使ったLECの合格のトリセツの内容は、以下のように別れています。
- 権利関係
- 宅建業法
- 法令上の制限
- 税・その他
権利関係は民法に関するものです。
ここでは民法の全分野について、基本的な部分を理解します。
難解な部分ですね。
法律文書を読み慣れていないと、頭がずっと???な感じで。
宅建業法はFPの勉強には含まれません。
ここがFPと宅建士の受験内容で一番違うところになります。
法令上の制限はFPの不動産分野と重なるところ。
ここも、法令の理解が主、計算はわずかで、計算の仕方を知っていればいい、というレベル。
ちなみに、宅建士の試験会場は計算機持ち込み不可です。
計算問題が出たら、手計算することになります。
税は、FPの方が詳しい内容になります。
感じとしては、FP3級の内容でも、宅建士よりは詳しいかと。
その他で、土地とか建物などの勉強をします。
これもFPにはないですね。
FPと宅建士の違いと、両方の資格取得(ダブルライセンス)のメリット
FPの勉強をして、その後宅建士に進むと、以下が身につきます。
税金の制度や金額の計算にFPで習熟した後、宅建士でこれらの知識を得ると、不動産取引に関して、実際に売り買いする立場の人が必要な知識全体がわかるようになります。
これは実生活では大きな力になりますね。
宅地や建物を売り買いするのは、金額が大きいので、何も知らないと不安なもの。
また、知らないことにツケ入る人もいて、結構イヤラシイことも実際にはあるようで。
そういった部分に関する、かなりハイレベルな理論武装が可能になります。
また、サラリーマンで賃貸不動産などを所有する際にも、自信をもって対応できるようになるかと。
宅建士では勉強しない不動産投資に関しても、FPの方で勉強します。
FPと宅建士の両方を勉強することで、通常の宅建業者以上に不動産に関する知識を身につけることも可能ですね。
FPと宅建士のダブルライセンスは、暮らしの中での大きな力になることは間違いないでしょう。
ご参考:FP1の受験資格(実務経験)には宅建士としての業務も含まれる
FP1級の受験資格として求められる「実務経験」に関しては、以下をご参照ください。
宅地建物取引士として資産に関する相談業務は「実務経験」になるとのことです。

😀*****😀
僕が実際に受験に使用したテキストは以下になります。
テキストを読み問題集で理解度を確認する、というサイクルを数回回すという勉強スタイルでした。
ノート作成などはせず、気づきなどはテキスト、問題集にどんどん書き込みました。
