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レートチェックとは - ざっくりわかる金融用語辞典

レートチェックとは何か?

ざっくりわかったと言ってもらえるよう、わかりやすくお話しします。

一言で

レートチェックとは、

中央銀行が、実際の為替介入の直前まで行う手順をなぞって、取引レートを銀行に直接確認すること

です。

日本の中央銀行、日本銀行の本店 | 画像はWikipediaより

もう少し詳しく

順番に見ていきましょう。

まず、レートチェックを理解するには、「為替介入」の流れをざっくり知っておくとわかりやすいです。


中央銀行が為替介入をするときは、まず市場で取引している銀行に電話をかけて「今、ドル円いくらですか?」など、取引レートを確認します。

そして「じゃあ、そのレートで○○億ドル買います」と注文を出します。

これが為替介入の大まかな流れです。


レートチェックでは、同じように銀行に電話をかけて「今いくらですか?」と聞きます。

でも、レートチェックの場合はそこで終わりです。

実際に注文は出さず、「わかりました、何でもありません」と言います。

為替介入の手順を途中まで実行しつつ、最後の一歩は踏み出さずに取りやめる、というイメージですね。


一見ムダにも見えるこのレートチェックという確認作業、一体なんのためにするのでしょうか?

実はこのレートチェックは、実際の為替介入へ踏み切る前の、最終警告としての意味を持っています。


対応が必要なほど為替レートが動いたとき、中央銀行はいきなり介入するわけではなく、段階を踏んでいきます。

  1. 口先介入: えらい人が発言のみでけん制
  2. レートチェック: 為替介入の手順を直前までなぞる、最終警告
  3. 為替介入: 実際に取引を実施


最初は「口先介入」です。

財務大臣などが「為替の動きを注視している」等のコメントを出して、言葉で市場をけん制します。


それでも市場が落ち着かなければ、次が「レートチェック」です。

実際にレートを問い合わせることで、「本気で動くかもしれないぞ、これはマジだぞ」というプレッシャーを与えます。


そして最終手段が「為替介入です」。

実際に通貨を売り買いして、レートを動かしにいきます。


レートチェックは、言葉だけの口先介入と、実弾を使う為替介入の中間にあたります。

「まだ撃たないけど、引き金には指をかけてるよ」というメッセージになるわけですね。

おわりに

レートチェックは、為替介入の手順を途中まで再現することで、「次は本気出すかもよ」と市場に伝える行為です。

以上!

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