時価総額加重平均とは何か?
ざっくりわかったと言ってもらえるよう、わかりやすくお話しします。
一言で
時価総額加重平均とは、
会社の大きさ(時価総額)に応じて、大きい会社ほど影響力が大きくなるように平均を計算する方法のこと
です。

もう少し詳しく
順を追ってお話しします。
まず「時価総額」って何でしょう?
これは、ざっくり言うと「その会社を丸ごと買うといくら?」という金額のことです。
株価 × 発行済みの株式数 で計算できます。
では「加重平均」とは何でしょうか?
これは「重要なものほど重く、そうでないものは軽く」計算する平均のことです。
つまり「時価総額加重平均」とは、会社の大きさ(時価総額)で重みづけして計算する平均のことですね。
ここで架空の3社について考えてみましょう。
- 大企業の「メガコーポ社」:時価総額 1000億円
- 中堅の「ミドル社」:時価総額 100億円
- 小さな「スモール社」:時価総額 10億円
ある日、3社の株価がそれぞれこう動いたとします。
- メガコーポ社:+1%
- ミドル社:+1%
- スモール社:+10%
普通の平均だと、3社を同じ重みで計算します。
(1% + 1% + 10%)÷ 3 = 約4% の上昇、となります。
小さなスモール社の+10%も、他の会社と同じ重みで、そのまま平均に反映されていますね。
一方、時価総額加重平均だと、会社の大きさで重みをつけます。
3社の時価総額を合計すると 1110億円 です。
それぞれの会社が全体に占める割合は、こうなります。
- メガコーポ社:1000億 ÷ 1110億 = 約90%
- ミドル社:100億 ÷ 1110億 = 約9%
- スモール社:10億 ÷ 1110億 = 約1%
この割合を「重み」として、各社の株価変動にかけ算します。
(1% × 90%)+(1% × 9%)+(10% × 1%)= 0.9% + 0.09% + 0.1% = 約1.1%
結果として、約1.1%の上昇、という計算になります。
メガコーポ社は時価総額が大きいので、その+1%が強く反映されます。
スモール社はとても小さいので、+10%上がっても計算への影響はわずかです。
なぜこの方式がよく使われるのでしょうか?
それは、市場全体の「お金の動き」を正確に反映できるからです。
大きな会社には、たくさんの投資家のお金が集まっています。
なので、その値動きの影響を重視するのは理にかなっているんですね。
身近な例でいうと、S&P 500がこの方式を使っています。
アップルのような大企業の株価が動くと指数への影響が大きく、逆に比較的小さな会社が動いてもあまり影響しません。
おわりに
要するに、「デカい会社の数字ほど、よく反映される平均」ってことですね。
以上!
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