言葉の響きが紛らわしいこのふたつの単語:社会保険料と社会保障費の違いを整理します。
社会保険と社会保障の違い
まずは、社会保険と社会保障の違いからおさらいしましょう。
社会保障は国民の暮らしを支えるセーフティーネット全体のことで、社会保険はその中の一部です。

社会保障の4つの柱:社会保険、公的扶助、社会福祉、そして保健医療・公衆衛生で構成されています。
社会保険はそのひとつで、病気・ケガ・老後・失業などのリスクに対する基本強制加入の公的な保険制度です。
社会保険料と社会保障費の違い
では、社会保険料と社会保障費の違いは何かというと、
- 社会保険料:国民が社会保険のために払うお金(保険の掛け金)
- 社会保障費:国が予算として使う、社会保障の運営のためのお金
です。
意味するお金の流れが異なるわけですね。
まず社会保険料の方から見ていきましょう。
これは、たとえば会社員の毎月のお給料から天引きされている、健康保険や年金などのためのお金です。
お給料明細を見ると「健康保険」「厚生年金」「雇用保険」などの名前で引かれています。
あれが社会保険料です。
つまり、払う側(国民)から見た言葉ですね。
一方、社会保障費の方は、国の予算の話です。
国が、医療、年金、介護、生活保護など、社会保障制度に使うお金をまとめて、社会保障費と呼んでいます。
つまり、使う側(国)から見た言葉です。
おわりに
社会保険料と社会保障費、このふたつは異なるものを指しているが、密接に関連している、というのがややこしいですね。
以上!
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*※ 免責事項: 本記事ではざっくりとした理解を目的としているため、正確性に欠ける表現が含まれる可能性があります。 正確性の高い情報を求めている方は、別途ご自身で調査するをお勧めします。