モーションピクチャー*1によるまさかの「もうお前らにDouble-X売らねえから」宣言によりフィルム浪人となり数週間、新たな常用モノクロフィルムを決めるべくKentmereやらFomapanやらAdoxやら色んなフィルムをお試しした結果、どうにかDouble-Xからの転出先が決まりそう。
世間的に評価が微妙なFomapanだけど、どう?どう?中々良くない?
Double-Xには古い設計のフィルムらしいざらっとした感触とカラッとしたコントラストを求めていたんだけど、久しぶりにDouble-X以外のフィルムをあれこれ試してみると世の中にはいいフィルムが沢山あるなぁという当たり前のことに気が付いた。

理屈の世界から世の中を眺めている人の目には、このフィルムは解像度や粒状性が劣る安っぽいフィルムとして認識されていると思う*2。
パトローネの作りが雑なのか最初の数コマに光線もれみたいな写真ができることもあるけど、丁度良くざらざらでグレートーンが美しく出てくれる、Fomapanはいかにもなフィルムっぽさとモダンさを併せ持つとてもバランスの良いフィルムだ。
僕の現像手技の関係でよくみるFomapanの作例よりもコントラストがきついけれど、Double-Xをロジナールで現像した荒っぽい写真に比べるとT粒子っぽい幾分滑らかな仕上がりで欧州っぽいヌタっとしたグレーが印象的。
そう、このフィルムは東欧のフィルムなのだ。
現像液の種類と僕の現像手技の影響かコントラストが酷く強いので、もうすこし現像のやり方を検討しつつ常用フィルムはこの子にしようと思う。









