0.概要

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番外編
テイクアウトですが、クウェート館はレストランも体験しました!
1.エリア説明
主に大屋根リング内の東側にて、海外パビリオンが集まったエンパワーリングゾーンに位置している。
ゾーン名称は、万博のサブテーマEmpowering Lives(いのちに力を与える)に由来します。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/JP_MAP_R.pdf より
その他のエンパワーリングゾーンの感想レポはこちら!
かの有名な「つじさん(@t_tsuji)マップ」をお借りするとこの辺り。
大混雑で詰まりがちな"地獄通り"の中心であり、同様に人気でありながら並ぶことが許されないスイス館やオーストリア館が立ち並ぶ。

2.パビリオンの紹介
<国の情報>
クウェートと言えば…まずはやっぱり砂漠のイメージかなあ。中東各国に共通するが、国土の9割が砂で覆われている。
また、少し前の話でいうと湾岸戦争で侵攻された過去も思い浮かぶ。大国サウジアラビアとイラクに囲まれた土地柄、中東の戦争の舞台になってきた悲しい過去。
あとはもちろん産油国ならではの超高層建築。独特の形状をしたクウェートタワーが有名だが、雲から飛び出すビル群の写真(以下)がとても印象的です。
<クウェート館の情報>
テーマは、「エンパワーメントの遺産」とか「先見の明かり」とか色々書かれていて、正直どれなのか分からない。
伝統と現代を掛け合わせ、クウェートの姿を体験型&没入型で見せてくれた。
パビリオン内では、歴史、革新や個人的なストーリーを通して見たクウェートの過去、現在、未来に関して、没入感のある体験をすることができます。
パビリオンは、クウェートの変革を形成するビジョナリーに敬意を払い、未来にインスピレーションを与えながら、人々の精神を称賛しています。
3.訪問の感想レポート
<建物の外観>

<入場まで>
初訪問は4月末、再訪は閉幕前日の10月12日。
初期に行ってとても感動し、最後までに必ずもう一度行きたいと願っていた。正直凄まじい人気ぶりを誇り、心理的なハードルが極めて高いパビリオン。
記録として書き残しておくと、赤線のあたりの通称地獄通り(=クウェート通り)とも呼ばれる中に位置し、ピリピリした雰囲気が常に漂っていた。

基本的に長蛇の列が禁止されており、並ぶことすら許されなかった。
そのため、列が解放されるタイミングを伺う100名近くが虎視眈々と様子を伺い、一度解放されたら将棋倒しが起きかねないレベルで殺到。家族連れには全くおすすめできなかった。
ということで長らく行けなかったが、閉幕前日の早朝に改めて挑戦。6:20うめきたGP発のいわゆる「ガチ勢専用バス」に乗って西ゲートの前線に行き、8:56に入場。

早歩きですぐ向かったわけだが・・・なんど9:00前後には既にEARTH MART近くまで伸びる列に驚愕。心を折らずに並んだ。整理列カードの「K」を受け取る。
ちなみにすぐ回収されたので、これはアルファベット順ではなく単にクウェートのKだと思う。
クウェート館前のミニステージや、パビリオン入口には、閉幕限定で「ありがとうございました」というメッセージが。この時点で胸が熱くなってしまう・・・泣
「先見の光」で私達の旅路は、誇りと美しい思い出に満ちていました


ちなみにパビリオン入場までの待ち時間もなんと1時間。
・・・短いなと思ったでしょう?でもこれ8:55に入場したほぼ最前線組ですよ!?
東と西の両方から、どれだけ多くの人数がクウェート館に向かっていたんだとビックリ。多分1分遅れるだけで50人ぐらい変わっていたかも。
さて、入館までには様々なクウェートの豆知識が。
中東の国と鳥、確かにこれまで全く考えたことが無かったかもしれない。
のちほど、クウェートの動物については体験コーナーもありました。
クウェートには400を超える種類の鳥たちがいます。毎年自然保護区にやってくる渡りふぉりにとっては重要な中継点になっています。

<展示・体験の感想>
知覚の真珠:過去と未来を知る映像
さて、最初の部屋へと案内される。全部で大きく分けて5つのエリアからなり、非常にボリュームがあります。
この部屋は「知覚の真珠」と名付けられていた。その名の通り、中央に浮かぶ大きな球体は真珠がモチーフ。この表面に映像が映し出される。
入った時点では部屋全体が海の中のような演出になっており、壁のアルミホイル(?)にも青く映ることで幻想的な空間に。


いよいよ映像がスタート!
まず最初に、左のクウェートの女の子ダナちゃんと、右のコウノトリ、そして中央にロボット(?)のHAYE君が現れて、しゃべり始める。HAYE君、砂の中から掘り起こされたのか…どんなロボットなんだ。
記事最下部に動画を貼ったので是非見て欲しい。
タイムマシンに乗って、現代から未来、過去のクウェートの姿が紹介される。
ここの吸い込まれるような光の演出、小学生の頃だったら本当にそんな気分になっているかも。
最後には来訪者自身が映し出される。ここで皆から歓声をあげるのが好きだった。これにより、時間の境界があいまいになる瞬間を体感して貰いたいという裏の意図があるみたい。
息を呑むほど巨大な真珠。タイムマシンとして機能し、訪れる人々をクウェートの豊かな過去と夢のある未来へと誘います。


砂漠の夜明け:クウェート体験コーナー
次の部屋では、タッチポイントと呼ばれる各コーナーにて、自分の手で触れてありのままのクウェートを体験する。
ひだのような天井と砂をモチーフにした壁で構成された空間。
後から知ったが、このエリアは砂漠の夜明けというらしい。砂漠は、クウェートにとって課題でもあるが古くからの誇りでもあると。なるほどなあ
クウェートにとって、砂漠は国民的アイデンティティの根幹を成す要素であり、その伝統と未来の両面において重要な役割を果たしています。

一番人が集まっているのは、中央にある砂漠の砂を触るコーナー。
ここでは砂を彫って宝探しをしたり、上から投影された様々な動植物が自在に動き回っている様子を追ったり。親子連れがとにかくはしゃいでいた。自分もはしゃいだ。
実際に触った動画を記事最下部に貼った。手ですくって落とすと白い砂がサラサラしていて心地よい。
ところで、4月の訪問時にはスタッフから「現地の砂漠の砂を使用しています~」と説明された記憶がある。しかし、それ以降の体験談を見ると、現地ではないという話も。
途中で入れ替わったのか?それとも最初から他の砂漠の砂なのか?真相は確かめないことにします笑


他のタッチゾーンでは、クウェートの動物の生息地を当てるゲームも。
ミドリヒキガエルやアーティヤギ、アラビア馬等がどこに住んでいるか、4つのメダルから選択する。一番左は言語選択です。
正面に投影される映像を見ながら、①砂漠・②農地・③湿地・④ペルシア湾を選び、多様な生き物を学ぶ。
これ、なかなかに難しい!笑

他にも、白壇(木材)やコーヒー豆、デーツ等、クウェート内や周囲との交易品が展示されていた。
ちょっとコロンビア館を思い出しました。
次のエリアに移動する通路には、産油国としての歴史が語られる。供給量がどんどん増えていっている様子が具体的に示されていた。
写真では見切れているが、映像の下に原油採掘に使用するバルブがあり、これを捻ることで現代に向かって話が進んでいくのも面白かった。


人々と文化・オアシス:滑り台と休憩所
続く部屋もなんだか賑やかなエリア。
クウェートと出会う体験、ということでスタッフさんや壁面風景と記念撮影をするスポットが多数あった。
展示を進むにつれて、来場者はクウェートの過去から活気に満ちた現在へと移り変わります。このエリアでは、クウェートの最大の財産、豊かさ、そして使命である国民に焦点を当てています。

このエリアで特に注目されているのは、滑り台(以下右)。
基本的に子供向けなのだけれど、大人も沢山滑り降りていく。ただし荷物は持っていけないので下に置いていくしかなく、自分は断念した。あーでも乗れば良かったかなあ!
ちなみに双眼鏡(左)を覗き込む体験も。
壁にはアルシャヒードパークというクウェートの都市公園が描かれているはず。都市圏でありながら自然と融合した公園で談笑できる、まさに大阪みたいな感じかな?


脇にあるスペースは休憩所。
「オアシス」と名付けられているように、凄く居心地の良い空間だった。
ミルク色を基調とし天井も高いゆったりとした部屋で、ここで小休止しているかたが沢山いた。まあ皆疲れてますよね。ここで一休みしたのをよく覚えています。
この部屋は、クウェートの永続的な持続可能性の追求と、より緑豊かな未来へのビジョンを体現する生き生きとした宣言です。

先見の明のある灯台:圧巻のプラネタリウムショー!
さて、最後の部屋に移動する前の待機ルームへ。
薄暗い中に真珠が連なったのような柱の展示が。あまり読む時間は無かったが、国の取り組みについて様々な視点から語られていた。
例えば、孤児のためのケア。政府としてアピールしたい取り組みを見ることができて、こういう展示も面白い。
世界の孤児の35%ガアフリカ諸国にいることから、クウェート国はアフリカの国々における児童養護施設の創設を目的として多額の資金を供出しました

さて、クウェート館のクライマックス。ここを体験したくて閉幕前に改めて来たんだ!!
まず、来場者は天井の巨大シアターを見上げるために、砂漠をイメージした椅子に寝転がる。
一回目は真ん中の方に行ってしまったが、全体を見るならやはり端からが良かった。

しばらくすると始まったのは、圧巻のプラネタリウムショー!!
もうこれは是非動画を見て欲しい。記事最下部に貼りました。
星空の輝き、上空を舞うクジラ、多様な人種の融合、そして「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマへと集約されていく。
この空間は、希望、想像力、そして集団のエンパワーメントの力へのオマージュです。(中略) 息を呑むようなドーム型の空にリアルタイムで投影され、希望の銀河を創り出します。



実は、このエリアの柱において、メッセージを残すことができるのを知っていましたか?天井の星を作ることができると。
いやどのタイミングで吹き込むねん、って感じですが2回目の訪問時は追い出される前にやることができた。
こうして入れた未来の希望への言葉が、また次回のプラネタリウムに輝く星になるみたい。
星々が集まり繋がり合うことで星座を形成し、団結、共通の目的、そして力強い個人が集うことで生まれる計り知れない可能性を象徴しています。

<印象に残ったシーン・動画等>
万博『クウェート館』1
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年11月1日
最後のプラネタリウム型天井映像のフル動画です。
皆で寝転がって見上げ体験は本当に圧巻…!
大人気パビリオンでした🇰🇼
もう一度体験したくて閉幕前日朝イチに行きましたが、9時前にEARTH MARTまで列が到達していた衝撃笑
▼▼🇰🇼感想レポは以下▼▼https://t.co/675dxz7aDo https://t.co/UgnqvRcPej pic.twitter.com/xEALjj60qJ
万博内の集めてみたシリーズ
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年10月28日
砂漠の砂をたくさん触る
①ヨルダン館🇯🇴
②クウェート館🇰🇼
③関西パビリオン 鳥取🇯🇵
大人になって砂遊びすることなんてないので、こんなに色も粒の大きさも触り心地も違うのは新鮮だった
特にヨルダンのワディ・ラムの砂、サラサラで全然くっつかなくて驚いた思い出🏜️ https://t.co/t8jkFgXIU0 pic.twitter.com/UrMPiYBlql
4.総評と編集後記
4月に行って以来、本当にもう一度行きたくて仕方なかった。
砂漠の砂を触る遊びや、なんといっても最後のプラネタリウム。総合満足度は非常に高いです。
個人評価★4.5です!
その他の★4.5の感想レポはこちら!
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