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万博『いのち動的平衡館』感想レポ(評価★4.0)"坂を登る生命"の感動と儚さを感じる <福岡伸一氏>

0.概要

展示名称 いのち動的平衡館
エリア名 シグネチャーゾーン X05
個人評価 ★4.0(こりゃ面白い!)
人気度・難度 【B】予約推奨だが朝夜は入れる
訪問日時 4月26日(万博2日目)
一言感想 "坂を登る生命"の感動と儚さを感じる
建物の外観 包み込むような曲線が印象的

 

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1.エリア説明

「いのちの輝き」をテーマに、8人の監督が主催するパビリオンが集まったシグネチャーゾーンに位置している。今回の大阪万博の目玉エリアの1つ。

リアルとバーチャルをインクルージョンした多様な体験により、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、その概念をアップデートする場所になることと考えます。

テーマ事業「シグネチャープロジェクト(いのちの輝きプロジェクト)」 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト より

 

その他のシグネチャーゾーンの感想レポはこちら!

expo-keikei.hatenablog.com

 

 

2.パビリオンの紹介

いのち動的平衡館は、生物学者兼作家の福岡伸一さんがプロデュースされている。

この動的平衡という言葉、一見哲学的でかなり難しく感じられると思う。コンセプトの文章だけ読んでも、なかなか戸惑うかもしれない。

www.expo2025-fukuoka-shin-ichi.jp

 

ただ、大学の頃に再生医療に係わる研究をしていた自分にとっては、真に迫って感じられた。私たち人間の体内では、恒常性を保つために再構築を行っており、古い場所を自ら壊して新しく作り変える作用をしている。

私たち生命の身体は、つねに動的な状態にあり、物質、エネルギー、情報が絶えず流れ込み、一瞬、流れの中に浮かぶ淀みのような秩序を作り出し、すぐにまた流れ去る。
秩序は、宇宙の大原則である「エントロピー増大の法則」に従って、無秩序になる方向にしか動かない。しかし、生命だけは、この法則に抗って、自らを率先して分解し、同時に作り直すことによって、なんとか秩序を維持しようとしている。これが生命のもっとも重要な本質、動的平衡である。

コンセプト|福岡伸一がプロデュースする「いのち動的平衡館」 より

 

これら生命の偉大さと儚さを、パビリオンで少しでも実感できるのはと思います。

福岡教授自身が教鞭をとられ、大学で動的平衡館の解説をされている動画がyoutubeに上がっていました。内容は難しめですが。

www.youtube.com

 

また、福岡教授自身のアカウントもあります。ぜひご覧ください。

www.youtube.com

 

3.訪問の感想レポート

<建物の外観>

<入場まで>

4月末の2日目。朝9時20分頃、初めて西ゲートから入る。

まだまだ人が少ない中、すぐに先着で並んで入れる館を探す。特に難易度高いところに入れるようにしつつも、あまり時間は掛けたくない。

そんな中、「日中は予約のみですが今だけ先着で入れまーす」という声がして向かってみると、それがこの『いのち動的平衡館』だった。

事前のSNS調べではそんな情報無かった。やっぱり行かないと分からないこともあるよね。5分ほど並んで中へ。

f:id:EXPO-keikei:20250613205740j:image

 

<展示・体験の感想>

中に入っていくと、暗めのホールに地面から沢山の人工ツリーが生えており、それぞれがクリスマスのイルミネーションのような光を灯している。

公式によると、なんと32万個もLEDを使っているとのこと。これは圧巻。

辺りが暗くなって、演出がスタートする。最後に動画をつけているので見て欲しい。

点滅したり、ツリー同士が連動して光の演出をするわけだが、3次元的な奥行きのある点灯の仕方がなんとも綺麗。

 

生命の始まりとなる水の描写や、生まれた原始的な生物、細胞、DNAの二重らせん構造、生物や人間の姿が映し出される。繰り返すが、立体的な光が非常に幻想的。

現れてはすぐに消えていく光の演出。これは動的平衡を保とうとする生命の一瞬の輝きを示していると思われる。

Life shines because it is finite.

いのちは有限であるからこそ輝きます。

パビリオンの最後に、生物学者の福岡教授による解説が流れる。

動的平衡とは生命の持つ本質だという。

常に変化しつつも、その状態は一貫して保たれている。先ほども書いたように、生命固有の特徴である恒常性(ホメオスタシス)ということか。

 

映像で「ドーナツ状の円盤が坂道を登る」というシミュレーションを元に説明されています。

普通に考えれば、坂道では転がって下に落ちていくもの。だが、ドーナツの片側の端を自ら消滅させ、もう片側の端を新たに作り直すとどうなるか。

なんと、このドーナツ状の円盤は坂道を登っていく。これが生命の本質なのだと。

 

自分が大学院で研究していたのもその代表例と言え、何か自分の中ですっきりと教授のおっしゃる意味が繋がった。

 

<印象に残ったシーン・動画等>

・雨粒がたまり、そこに生命が誕生していく演出

 

・坂道を登っていく円盤。かなり感銘を受けた。

 

4.総評と編集後記

子供には少し難しいと思うけれど、テーマ設定が一貫していて分かりやすく、最後の解説で生物学者の研究への興味がそそられる、良い展示だった!

というわけで個人的な評価は★4.0!

 

その他の★4.0の感想レポはこちら!

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