0.概要

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1.エリア説明
主に大屋根リング内の東側にて、海外パビリオンが集まったエンパワーリングゾーンに位置している。
ゾーン名称は、万博のサブテーマEmpowering Lives(いのちに力を与える)に由来します。
https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/uploads/JP_MAP_R.pdf より
その他のエンパワーリングゾーンの感想レポはこちら!
かの有名な「つじさん(@t_tsuji)マップ」をお借りするとこの辺り。
コロンビア館は南東に位置し、スイス館やオーストリア館に並んでいる。中々に混雑で厳しいエリアだが、奥の方よりはマシかもしれない。

コロンビアパビリオンをちょっと覗いてみませんか?🦋
— Colombia Expo 2025 Osaka (@Colombiaexpo) 2025年4月28日
ここでしか味わえない特別な体験があなたを待っています。#ButterflyFriday #ColombiaPavilion #Expo2025 #バタフライ最高 pic.twitter.com/a2RPjflCKx
2.パビリオンの紹介
<国の情報>
コロンビアで思い出すのは、まずやっぱりコーヒー。庶民的ですみません笑
18世紀から始まる由緒ある産業で、実は「コロンビアのコーヒー産地の文化的景観」自体が世界遺産に登録されているほど。
もちろん、コロンビア館レストランでコーヒーはテイクアウトできます。大人気だけど!

あとは、黄金郷エルドラドの伝説。
PS4の「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」というゲームでは、インディージョーンズのようにお宝を巡って世界中を大冒険するわけだが、その中でコロンビアを舞台にした話も登場する。
世界遺産になった港、カルタヘナにも行きます
コロンビア共和国|外務省 より
<コロンビア館の情報>
テーマは、「美を生きる国」。
コロンビアの文化や自然の美しさを分かりやすいコンセプトで紹介してくれる。節々で登場するのは、黄色い蝶。

コロンビアの文化、観光地、商品やサービス、ビジネスチャンスを通じて、コロンビアの美しさと魔法を探求してみませんか。蝶を追って、美の国コロンビアへの道を見つけてください。
3.訪問の感想レポート
<建物の外観>

<入場まで>
初訪問は8月。
実は4月の20時台に入りかけたのだが、入口ギリギリでストップになり泣く泣く延期。というわけで3ヶ月以上ぶりに帰ってきた。
待ち行列の規制がかかるだけでなく、やっと建物内に入れたとしても意外と待つ。

その理由は、一度に入場できる人数に限りがあるから。
でも映像があったり、建物内で涼めるだけでありがたい。建物の外で並ぶ炎天下系は正直結構きついんですよね。
例えば同じエンパワーリングゾーンで言うと、バーレーン館とかトルクメニスタン館とか。
<展示・体験の感想>
百年の孤独と黄色い蝶
さて、そんな時間を経て中の通路に案内され、簡単に説明を受ける。
コロンビア館では、歴史的名著『百年の孤独 (ガブリアス・ガルシア・マルケス著)』を1つのモチーフにしていると。昨年にNetflixで映像化されたり、文庫化されましたね。
いとこ同士の婚姻に始まる、とある一族の栄枯盛衰を描いた難解な物語。正直言って、自分も読んだことがない。
いとこ同志だったホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランは親の反対を押し切って結婚。(中略)エンディア一族は呪いに苦しめられ、戦争や狂気が絡み、滅亡へと突き進んでいきます。
Netflix『百年の孤独』マルケスの傑作小説を映像化。呪われた一族の、濃い人間ドラマを描く | Netflix Freaks

注目したいのはやっぱり天井付近の黄色い蝶。この蝶は、先に述べた「百年の孤独」において象徴的な存在となっているそうだ。そしてコロンビアの紙幣にも。
駐日コロンビア大使館が自ら説明していた。
『百年の孤独』に登場する 黄色い蝶 は、叶わぬ愛の象徴として有名になりました。その蝶はマルケス作品と🇨🇴そのものを象徴するアイコンとなっています 。
順に光っていき、次の行き先を指示してくれる。


ちなみに、これは館内の一番最後の方の展示であるが、蝶が持つ意味はもう1つあり、「コロンビアの生物多様性の象徴的存在」であるということ。
4059種もの蝶がいるだけでなく、コロンビア固有種もなんと350種類いるんだとか。他の生物を見ても、その豊富さがよく分かる。

コロンビアの特産を手に取る!
次のエリア、すっごく好きです!(唐突)
ここでは、白い柱の上に様々な種類のコロンビア特産品が置かれており、自由に触ることができる。
織物、カカオ豆、砂。塩、サトウキビ、エメラルド、フルーツ、雪(!?)等々。ちなみに恐らく雪は綿…いやなんでもない。


実際にサラサラと手に取ることができる体験、子供だけでなく大人も、誰しもワクワクするのではないだろうか。
そして、こうして夢中になって触っているわけだが、周囲の映像もまたとてつもなく良いことにお気づきだろうか。
ここでは水を舞台にしたうえで、幻想的な海や星空、大自然の豊かな姿を見せてくれる。しばらくの間魅入ってしまった。
記事最下部に動画を貼ったので見て欲しい。
来場者を“生命の象徴”としての水に導かれながら旅へと誘います



ちなみに、ここでもやはり次に我々をいざなってくれるのは黄色い蝶。
映像の最後に、黄色い蝶が羽ばたいていき、複数を引き連れ壁を乗り越えて次の部屋に消えていった。
こうして演出が自然とルートの誘導になっているの、とても良いですよね。


圧倒的な生物多様性を知る
次のエリアもまた細かな造形が美しい。
まず天井を見て欲しい。そこにはあまりにも多様な生き物たちの姿があった。
切り絵のように抜かれ、魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類・昆虫、その他植物を含む様々な生物がてんこ盛りで描かれる。
また、床面にも同様に描かれており、これだけでも色々な発見があるはず。もちろん黄色い蝶も沢山います。
ちなみに、奥行きが凄くありそうに見えるが奥は鏡です・・・空間の使い方が上手い笑


展示物は、まるで「図鑑」の中に入ったような感じ。
先に書いたように、コロンビアは1平方メートル当たりの生物多様性が世界1位という驚異。
例えば、1900種類以上の鳥類、4000種以上の魚類、世界最多4270種のラン(うち1572種がコロンビア固有!!)等。

図鑑のページをめくるように、コロンビア在来種について詳しく解説されている。
中には、毒を持つ美しいカエル、マダラヤドクガエルのサイズを手に載せて比べてみよう、といったものや、クロワニセサンゴカガヤキヘビ(長すぎるぞ!笑)の赤白黒の柄をカラカラと回して見るものなど。楽しく学んでもらおうという意識が嬉しい。
特に後者、実はニセサンゴヘビという近縁種がいるらしく、その違いは輪状の模様が不完全で背中にしか存在しないんだとか。
なんてマニアックな知識を得てしまったんだ!


他にも、ブルーノアールというコロンビアのトスカーナ群島にしか生息しないトカゲには、デューラップというのど袋を風船のように膨らませる性質もあるみたい。
世の中は知らないことだらけだ。
コロンビアが詰まった映像
展示の最後には、数分間の「コロンビア 美を生きる国」の映像を視聴する。
黄色い蝶が巡っていき、アマゾンや砂漠、コロンビアの各都市や名所、現代の文化や部族を回って紹介してくれる。これも非常に良かった。
記事最下部に動画を貼った。


<印象に残ったシーン・動画等>
万博『コロンビア館』1
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年9月16日
子供から大人まで万人におすすめしたいパビリオン。
コーヒー豆などの特産物を触ったり、世界一の生物多様性(密度)を体感したり、コンセプトが分かりやすくて楽しい!
触るエリアでは、周囲の美しい映像 ↓もお見逃しなく
▼▼🇨🇴館感想レポは以下▼▼https://t.co/sSEU50jEVZ https://t.co/pqG7V8QBL4 pic.twitter.com/uV6QGJhDbK
万博『コロンビア館』3
— keikei@万博全制覇を目指す旅 from Tokyo (@keikei_EXPO) 2025年9月17日
最後の紹介映像(ほぼ)フル!🦋
黄色い蝶に付いていき、砂漠やアマゾンの大自然、現代の各都市と文化、そして部族の伝統を感じる旅へ。数分間の映像でコロンビアを駆け巡る
その国を知る、お手本のようなパビリオンでした🇨🇴
▼▼🇨🇴館感想レポは以下▼▼https://t.co/sSEU50jEVZ https://t.co/wXEJgY8MVy pic.twitter.com/kYUsVHrn5T
4.総評と編集後記
コロンビアが、こんなにも生物の多様性に満ちあふれていたことをこれまで知らなかった。
体験もあり、美しい映像もありで、万人におすすめできるパビリオン。
個人評価は★3.5!
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