Sansevieriaの急速な進化(2021) 2023年01月31日 06:30 近年、サンセヴィエリア属(Sansevieria、サンスベリア、サンセベリア)がドラカエナ属(Dracaena、ドラセナ)に吸収されてしまうという驚くべきニュースを目にしました。当該論文は公開されていないので、残念ながら読めていないのですが、その辺りの話は最近記事にしました。 ...
大型鬼胆丸とは何者か? 2023年01月30日 06:00 サボテンはギムノカリキウムを少しばかり育てています。何がいいのか自分でもはっきりしないのですが、不思議とギムノカリキウムに惹かれてしまうのです。昨年は池袋の鶴仙園を度々訪れましたが、秋に大型鬼胆丸というギムノカリキウム属のサボテンを購入しました。本日はそ ...
Gymnocalycium damsii ssp. evae v. torulosumとは何者か? 2023年01月29日 06:30 昨日に引き続き、ラフレシアリサーチさんで購入したギムノカリキウムのご紹介です。Gymnocalycium mihanovichiiとGymnocalycium friedrichiiはご紹介しましたが、本日はGymnocalycium damsii ssp. evae v. torulosumです。しかし、おかしな学名ですね。ダムシイ亜種エヴァエ ...
Gymnocalycium friedrichiiとは何者か? 2023年01月28日 06:30 昨日に引き続き、ラフレシアリサーチさんで購入したギムノカリキウムのご紹介です。昨日はGymnocalycium mihanovichiiでしたが、本日はGymnocalycium friedrichiiです。フリエドリチイ(フリードリッヒ)は一般的には「牡丹玉」と呼ばれます。私が購入したのは、'VoS 01-017/a' ...
Gymnocalycium mihanovichiiとは何者か? 2023年01月27日 06:30 五反田TOCのビッグバザールでもお馴染みのラフレシアリサーチさんは、毎度フィールドナンバー付きのサボテンを並べています。フィールドナンバーとは、野生の植物が採取された時の情報が記載されたものです。フィールドナンバーが付いているということは、交配種や園芸種では ...
痩花キリンはPedilanthusにそっくり? 2023年01月26日 06:30 昨年の秋のサボテン・多肉植物のビッグバザールで、「ユーフォルビア・ペディラントイデス」という名前の花キリンを入手しました。調べてみましたが、海外や論文を含めたいした情報はありませんでした。仕方がないので、学名について調べてみました。Euphorbia pedilanthoide ...
パキプスの種を冬にまいてみた(お試し篇) 2023年01月25日 06:30 新年のサボテン・多肉植物のビッグバザールに行きました。ラフレシアリサーチさんが様々な多肉植物の種子を販売していましたが、Operculicarya pachypusの種子を3粒購入しました。まだ寒いので種をまく適期ではないでしょうけど、お試し用に1粒まいてみました。ちなみに、先 ...
ヴェノサとヴェノサの仲間たち 2023年01月24日 06:30 硬葉系ハウォルチア(Haworthiopsis)は人気がなく、昔から国内で流通しているにも関わらずあまり見かけません。私もちまちま集めていますが、中々集まりません。去年の10月に神奈川県川崎市のタナベフラワーで多肉植物のイベントががあり訪れましたが、珍しいことに硬葉系ハウ ...
アロエ・バケリはすでに失われた(2019) 2023年01月23日 06:30 今年の正月明けに五反田TOCで開催された、新年のサボテン・多肉植物のビッグバザールへ行って来ました。今回のビッグバザールは、アロエがいつもより多く珍しいものも沢山ありました。悩みましたが、マダガスカル原産の小型アロエであるバケリ(Aloe bakeri)を購入しました。 ...
1月の多肉事情(2023年1月) 2023年01月22日 06:30 寒い日はありますが、今年の1月は割と暖かい気もします。関東では雪が降るかも知れないと言いますから、冬本番はこれからかもしれませんね。幻蝶カズラ Adenia glauca寒さに弱い幻蝶カズラは、冬は毎年葉を落とします。しかし、今年は枝をカットした後に、冬だというのに新し ...
Gasteria distichaに花が咲いた! 2023年01月21日 06:30 ガステリアは実に面白い多肉植物ですが、何故か人気がありません。どうしても、マニアックな印象がつきまといます。もしかしたら、臥牛が古典植物のように扱われ、微妙な姿の違いを観賞する傾向があるからかもしれません。ということですから、あまり人気がないのであまり販 ...
バルサミフェラ、分割される。(2020) 2023年01月20日 06:30 昨年末に千葉で開催された木更津Cactus & Succulentフェアで、低木状のユーフォルビアであるバルサミフェラ(Euphorbia balsamifera)を購入しました。バルサミフェラはあまり見かけないユーフォルビアでしたが、最近のイベントではポツポツ見かけるようになりました。国内では ...
Fouquieriaの進化と分類(2018) 2023年01月19日 06:30 Fouquieriaは観峰玉(F. columnaris)やF. fasciculataが有名で、現地球が多肉ブームというかコーデックス・ブームに乗っかり高額で売買されました。しかし、最近では実生苗も販売されるようになり、イベントでは様々な種類が見られるようになりました。私もなんだかんだで実生 ...
割と珍しい?Euphorbia ellenbeckii 2023年01月18日 06:30 昨年末に千葉で開催された木更津Cactus & Succulentフェアで、Euphorbia ellenbeckiiという名前のユーフォルビアを入手しました。どのような多肉植物なのでしょうか? 少し調べてみました。Euphorbia ellenbeckiiMonadenium ellenbeckii取り敢えず「エレンベッキー」で検索す ...
サンスベリア属は消滅するか? 2023年01月17日 06:30 サンスベリア、あるいはサンセベリアと呼ばれる植物があります。ラテン語読みなら「サンセヴィエリア」ですかね。まあ、昔からある斑入りのSansevieria trifasciataがすっかり普及しましたが、最近では様々な種類が販売されているようです。そんなサンスベリアですが、私自身 ...
世田谷ボロ市を散策(2023年1月) 2023年01月16日 06:30 昨日、世田谷で開催されたボロ市を覗いてきました。伝統ある行事らしく、例年だと出店が700店舗くらい出るらしいです。新型コロナで開催が中止されていましたが、ようやく再開の運びとなりました。まあ、私は初めて来たわけですけどね。骨董品もありますが、植物も結構あるみ ...
パキポディウムにも毒がある(2017) 2023年01月15日 06:30 私はユーフォルビア好きで、まあそのほとんどが普及種ですが育てています。ただ、ユーフォルビアには毒があり、扱いには多少なりとも気を付ける必要があります。しかし、やはり毒があるパキポディウムについては、なぜか語られることはありません。パキポディウムに毒? と思 ...
エケベリアの分類④(2019) 2023年01月14日 06:30 昨日に引き続きエケベリアの遺伝子を解析した論文の紹介です。本日が最後です。エケベリアとセダムなどの遺伝子を解析した結果を以下に示します。それによると、エケベリアは大きく4つに分けられることがわかりました。下の系統図の太字で示したClade I~Clade IVです。┏ ...
エケベリアの分類③(2019) 2023年01月13日 06:30 昨日に引き続きエケベリアの遺伝子を解析した論文の紹介です。Clade I、Clade II、Clade IIIの詳細をお示ししました。本日はClade IV-①です。エケベリアとセダムなどの遺伝子を解析した結果を以下に示します。それによると、エケベリアは大きく4つに分けられることがわかり ...
エケベリアの分類②(2019) 2023年01月12日 06:30 昨日から引き続きまして、エケベリアの遺伝子解析による分類をお示ししています。昨日はClade IとClade IIの詳細をお示ししました。本日はClade IIIです。エケベリアとセダムなどの遺伝子を解析した結果を以下に示します。それによると、エケベリアは大きく4つに分けられるこ ...
エケベリアの分類①(2019) 2023年01月11日 06:30 かつて、というか去年の12月初めに珍しくエケベリアについての記事を書きました。実はエケベリアについて調べていたわけではなく、庭に野良セダムが生えてきたのでセダムSedumについて調べていたのです。しかし、見つけた論文のタイトルは"Linnaeus's folly"、「リンネの愚か ...
カリバヌスの消滅(2014) 2023年01月10日 16:00 以前から思っていたこととして、ノリナ属(Nolina)、カリバヌス属(Calibanus)、トックリラン属(Beaucarnea)はよく似ているということです。この3属の関係はどうなっているのでしょうか? というのも、ネットで調べるとNolina(=Beaucarnea)などと書かれており、何が正しいのか ...
2023年、新春のサボテン・多肉植物のビッグバザール(2023年1月) 2023年01月09日 14:03 正月明け早々に多肉植物というのもどうかと思いましたが、良く考えたら去年は正月明けに池袋の鶴仙園に行っていたわけで、やっていることは一緒ですよね。12月24日に木更津Cactus & Succulentフェアに行ってきたばかりですから、年度を越したとはいえ正月明けそうそうイベン ...
冬のパキポディウムたち(2023年1月) 2023年01月08日 06:30 パキポディウムの苗を幾つか育てていますが、秋が深まるにつれて葉がパラパラと落ち始めました。しかし、その葉の落ち具合はバラバラでした。その違いは種類によるものなのか、生育の良し悪しによるものなのか、あるいはその両方かはわかりません。私がパキポディウムを室内 ...
アフリカにおける亀甲竜の分類(2016) 2023年01月07日 06:30 亀甲竜は南アフリカ原産のヤマノイモの仲間です。ヤマノイモ?と思うかもしれませんが、亀甲竜の学名はDioscorea elephantipesで日本のヤマノイモはDioscorea japonica、ナガイモはDioscorea D. polystachya(異名Dioscorea batatas)と同じヤマノイモ属です。みな、同じよ ...
アロイデンドロンの再定義(2019) 2023年01月06日 06:30 アロイデンドロンは樹木状となるアロエの仲間です。代表種はかつてアロエ・ディコトマ(Aloe dichotoma)と呼ばれていたAloidendron dichotomumです。アロイデンドロン属は近年の遺伝子解析の結果によりアロエ属から分離されました。現在アロイデンドロン属は7種類あるとされて ...
トックリラン、サンスベリア、ドラセナの関係(2021) 2023年01月05日 06:30 ダシリリオンの小さな実生苗を育てていますが、一体なんの仲間なのか以前から気になっていました。まあ、おそらくはリュウゼツランだのトックリランだのに近いのだろうとは感じていました。そこで、論文を調べてみたところ幾つか出てきたのですか、割と新しい論文がありまし ...
2022年の多肉植物のイベントを振り返る(2023年1月) 2023年01月04日 06:30 国際多肉植物協会のHPを見ていたら、おやおやまあまあなんと新年早々にビッグバザールを開催するとあるじゃないですか。今までは、1月は新年会みたいなものをやっていたような記憶がありますが、春夏秋冬に加え新春までイベントとは驚きました。と思ったら去年も開催したみた ...
正月の多肉事情(2023年1月) 2023年01月03日 06:30 新年、明けましておめでとうございます。今年も我が弱小多肉植物ブログである『ユーフォルビア・オベサ・ドットコム』をご贔屓にしてくださると嬉しく思います。いよいよ2022年も終わり2023年となりましたが、今年も多肉植物漬けの一年を過ごすことになるのでしょうか? むし ...