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60歳からの挑戦 Ⅲ

表具 掛軸の表装

最近は床の間のない家も多く

見かけることが少ないが

40年以上も前も数少なかった

歴史が古い京都などと違い

北海道 わが市には数件の店があったが

需要は限られている

 

夫は通信教育で勉強しようと教材を取り寄せた

 

同時に 8畳間に広いベット置場がった

二階の娘の部屋を仕事部屋にすることにした

大きな作業台をつくり沢山の引き出しなどをつくる

上の台は畳1畳より大きい合板

 

古いふすまを何枚も求め桟だけにして 何枚も和紙を張り

柿渋の斗缶を買って何度も塗り 仮り張板をつくる
防水作用があり 昔から から傘 蛇の目傘 合羽

などに使われていた

 

今は 平行合板 スチレンホームで出来たのを

使うらしいが

大掛かりな手作り作業だった

 

おまけに柿渋は 発酵させてつくるので

強烈な匂いがする

 

家中匂いが充満し 嫌だったがガマンするより仕方がない

夫は匂いに鈍感なので苦ににならなかったようだが

辛かった

 

 

何種類もの刷毛や糊など 特殊な物ばかり

和紙も 吉野や 岐阜 布は京都から

つても何もないし ネットも知らなかった頃

苦労して集めた

 

通信教育はあまり役に立たなかったようだ

長姉が書道を習っていたので 

練習用に何枚も書いてもらって

はじめたが さっぱり分からない

 

若かったら本州の学校や勉強できるところへ行けるが

それほどの覚悟もない

もう後には引けない 色々考え

市内の業者への弟子入りを考えた  つづく

 

 

 

24日お昼の大雪山 

道内寒かったが 我が街は2℃だった

陽が射してきたので部屋は暖かい

 

お昼になっても立ち眩みがひどい

 

 

#高齢者   #表装   #北海道   #思い出   #大雪山

 

 

 

 




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