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MSFS 2024で「Aircraft System Failure – Engine Malfunction」が頻発する原因と対策まとめ

 

MSFS 2024で「Aircraft System Failure – Engine Malfunction」が頻発する原因と対策まとめ

MSFS 2024でCessna 152をフリーフライト中、2〜3回に1回のペースで突然「Aircraft System Failure – Engine Malfunction」が出てエンジン系トラブル扱いになり、墜落後の復帰状態もおかしい――。しかも「エンジンダメージ」や「着氷」を無効にしても改善しない。この記事では、この症状を前提に“起き方の特徴”を整理し、切り分けと現実的な回避策、そして再現性を高めた報告のコツまで、得する形でまとめます。

症状の要点(まずは現象を短く整理)

今回の症状は、典型的な「操縦ミスで壊した」パターンと少し違います。

  • 機体:C152(MSFS 2024 / Free Flight)

  • 発生頻度:2〜3フライトに1回程度(ルーチン)

  • 発生タイミング:巡航中の中盤で突然

  • 条件:

    • スロットル全開/ミクスチャ全リッチではない(巡航設定)

    • 天候はクリア、温度・露点も着氷条件外

    • エンジン状態100%、燃料50%、燃料セレクタBoth

    • 高度は最大でも3000ft MSL程度

  • 影響:

    • 墜落させると、直前から復帰するがトリム・姿勢・高度などが不自然

    • 不時着しても“修理”手段が見当たらず、結局フライト再開始になる

  • 設定側の試行:

    • エンジンダメージ/着氷を無効化してテスト

    • リアリズムはModern

    • 再起動、キャッシュ削除、MODなし、二重割り当てなし、開発者モード未使用

この条件で起きるなら、単純な過負荷・過熱・燃料枯渇よりも、シミュレーター側の状態管理・入力・復帰処理(リストア)周りの不整合を疑う価値が高いです。

まず疑うべき原因トップ5(このケースに刺さりやすい順)

1) 「故障判定」はOFFでも、別系統の判定が残っている

MSFSの“故障やダメージ”は、設定の一つだけで完全に止まらないことがあります。エンジン損傷や着氷を切っていても、別項目(例:システム故障、過回転、燃料系統、アシスト類の挙動)でエラーが出ることがあります。
特にModern設定は内部アシストが絡みやすく、挙動が一貫しない時があります。

2) 周辺機器(HOTAS/ヨーク/VR)の入力ノイズで“瞬間的な異常値”が入る

巡航中に突然落ちる場合、実は一瞬だけ

  • ミクスチャが極端にリーン側へ跳ぶ

  • スロットルがゼロ近くへ落ちる

  • 燃料カット相当の入力が入る
    といった“入力スパイク”で判定が走ることがあります。二重割り当てがなくても、アナログ軸のジッターは別問題です。

3) 復帰(リストア)時の状態復元が破綻している

「墜落すると直前から復帰するが設定が変」という症状は、復帰ポイントのセーブデータと機体状態の整合が崩れているサインです。ここが壊れると、復帰後にトリムや姿勢だけでなく、エンジン系パラメータも不正になり、連鎖的にエラーが出やすくなります。

4) DX12/VR環境下の一時的な負荷スパイク → シミュレーション更新が乱れる

DX12+VRはフレームやスレッドの変動が出やすく、特定状況で内部更新が飛ぶと、機体の“状態計算”が意図せず進んだり巻き戻ったりすることがあります。頻度が「毎回ではなく2〜3回に1回」というのも、負荷変動が絡む時に起きやすいパターンです。

5) 機体固有(C152)のシステム実装のバグ

条件が常に穏当でも、特定の高度帯・混合比・気温・キャブヒート・燃料セレクタなどの組み合わせで、内部の故障フラグが誤って立つことがあります。C152はシンプルな分、実装の境界条件が目立ちます。

すぐ効く「切り分け手順」チェックリスト

ここからは、再現性を上げつつ原因を絞るための現実的な手順です。上から順にやるほど効果が高いです。

手順1:入力ノイズの封じ込め(最優先)

  • ミクスチャ、スロットル、プロペラ(ある場合)、キャブヒート等の軸にデッドゾーンを少し入れる(例:2〜5%)

  • 該当軸の感度カーブを穏やかにする(極端な端で跳ねないように)

  • 一時的にキーボード操作に置き換えて同条件で1〜2フライト試す
    → これで発生率が大きく下がれば、入力側が本命です。

手順2:C152で“完全に同一条件”を固定して検証

  • 天候プリセット:快晴固定

  • 時刻:昼固定

  • ルート:同じ空港発、同じ方角へ、同じ高度(例:2500ft)

  • 操作:同じパワー設定、同じミクスチャ位置
    → ここまで固定しても2〜3回に1回出るなら、ソフト側の疑いが強くなります。

手順3:復帰処理の影響を減らす

  • 可能なら、墜落前提の検証は避け、出た瞬間にセーブして終了する

  • 「復帰後におかしい」は、原因の上書きになります。復帰が壊れていると、検証のログが汚れます。

手順4:レンダリング負荷の影響を見る

  • VRで発生するなら、同じ条件で一度だけ2D(モニタ)で飛ぶ

  • 逆に2Dで出るならVRで試す
    → どちらかに偏るなら、負荷・更新タイミング由来の可能性が上がります。

手順5:同系統の別機体で比較する

  • 似た性能・同じGA機で、同条件で2〜3フライト
    → C152だけなら機体実装寄り、他でも出るなら環境・設定寄りです。

発生した瞬間にやるべき“実用ワークアラウンド”

不時着しても修理できず再スタートになるのが痛いので、実害を減らす動きも用意します。

  • エラーが出たら、まずスロットル一定+ミクスチャを少し濃い側へ戻す
    (入力スパイクや瞬間リーンを疑う時に効く)

  • 燃料セレクタはBothのままでも、一度別位置に動かして戻す
    (状態フラグが固着しているケースの“揺さぶり”)

  • 可能なら近場へ即向けて、墜落ではなく着陸で終える
    復帰処理に巻き込まれないだけでも、次の検証が楽になります。

バグ報告で「直りやすくなる情報」テンプレ(再現性が命)

開発側が動きやすいのは「状況が再現できる報告」です。次の情報をセットで残すと強いです。

  • 発生したフライト番号(例:3回目、5回目で発生)

  • 出た瞬間の数値:高度、IAS、RPM、スロットル位置、ミクスチャ位置、気温/露点

  • 使用デバイス一覧(HOTAS/ヨーク/VR)と、該当軸の割当先

  • VRか2Dか、DX設定、フレームレートの体感(急落があったか)

  • MODなし・キャッシュクリアなどの実施有無(既に実施しているなら明記)

  • 「墜落復帰で設定が変」問題は別枠で、復帰直後の状態も記録(トリム、姿勢、スロットル等)

ポイントは、“故障エラー”だけでなく、復帰の挙動異常も合わせて提示することです。原因がエンジンそのものではなく、保存・復元の状態破綻にある場合、ここが決定打になります。

まとめ:このケースは「操作ミス」より「入力スパイク or 状態管理バグ」を疑うのが近道

穏当な気象・低高度・燃料余裕・エンジン状態100%でも定期的に落ちるなら、まずはアナログ入力のジッター対策で発生率が変わるか確認してください。そこが変わらなければ、次にVR/DX12負荷の影響復帰処理の破綻を切り分けるのが最短ルートです。
「毎回ではないが高頻度で起きる」という厄介さは、逆に言えば“条件固定”で再現性を作りやすいということでもあります。切り分けが進めば、回避策も報告の説得力も一気に上がります。




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