
Windows 11でWAVE Media Serverのインストールエラーが出る原因と解決手順まとめ(Error 1722対策)
Windows 11にWAVE Media Serverを入れようとしたら、途中でインストールが止まる、あるいは「Error 1722」などのエラーで失敗する――この手のトラブルは、アプリそのものが壊れているというより、Windows側(インストーラ、権限、前回の残骸、セキュリティ設定)が噛み合っていないケースが大半です。この記事では、再現しがちな原因を整理しつつ、成功率が高い順に“潰し込み手順”をまとめます。なおMotorolaのサポート情報でも、Windows 11環境でWAVE Media Serverインストール中にError 1722が発生し得ることが示されています。 モトローラスolutionsサポート+1
- Windows 11でWAVE Media Serverのインストールエラーが出る原因と解決手順まとめ(Error 1722対策)
- まず押さえる:Error 1722は「インストーラが処理を完走できない」合図
- 解決手順1:インストーラを“管理者として実行”し、UAC干渉を避ける
- 解決手順2:Windows Installerサービスが動いているか確認する
- 解決手順3:過去に入れていた残骸を消す(“アンインストールできてるつもり”が多い)
- 解決手順4:セキュリティソフト/Windowsセキュリティの一時停止(Controlled folder access等)
- 解決手順5:インストール先・Tempの権限と空き容量を確認する
- 解決手順6:MSIログを取って“失敗している箇所”を特定する(最後の決め手)
- それでもダメなとき:Windows 11固有の更新・不整合も疑う
- 最終手段:ベンダーの修正情報・回避策を確認し、サポートに“ログ付き”で出す
まず押さえる:Error 1722は「インストーラが処理を完走できない」合図
Error 1722は、一般にWindows Installer(MSI)の処理途中で「必要なカスタムアクションが失敗した/呼び出しに失敗した」時に出やすいエラーです。ネットワークやRPC系の1722と混同されがちですが、インストール文脈では“インストーラ処理の失敗”として扱うのが実務的です。 Microsoft Fabric Community+1
ここから先は、原因を決め打ちせず「Windows 11で詰まりやすい地雷」を上から順に外していくのが最短です。
解決手順1:インストーラを“管理者として実行”し、UAC干渉を避ける
最初にやる価値が最も高いのが権限系の排除です。
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インストーラ(.exe / .msi)を右クリック → 管理者として実行
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企業端末・厳格な環境では、UACがカスタムアクションを阻害することがあります。必要に応じて一時的にUACを下げて再試行(後で戻す)
一般的なインストール失敗の回避策としても、管理者実行やUACの見直しは定番です。 Waves+1
解決手順2:Windows Installerサービスが動いているか確認する
Error 1722系では、Windows Installerサービスが停止・不整合になっているだけで詰むことがあります。
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Win + R →
services.msc -
Windows Installer を探す
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状態が停止なら開始、スタートアップ種類も確認(環境により手動/自動が異なるが、少なくとも起動できる状態にする)
同様の1722エラー対処として、サービス稼働確認は公式系サポートでも案内される基本手順です。 WithSecure Community
解決手順3:過去に入れていた残骸を消す(“アンインストールできてるつもり”が多い)
WAVE Media Serverを過去に試して失敗していると、サービス登録や一部ファイル、レジストリエントリだけ残って次回インストールを壊すことがあります。
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設定 → アプリ → インストール済みアプリ から関連項目を削除
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それでも残る場合は、同名サービスが残っていないか確認(サービス一覧、タスクマネージャーの詳細など)
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再起動してからインストールをやり直す
「一度失敗したインストールの痕跡が残り、新しいインストールを邪魔する」というパターン自体は、1722系トラブルでよく見られます。 WithSecure Community
解決手順4:セキュリティソフト/Windowsセキュリティの一時停止(Controlled folder access等)
Windows 11では、既定の保護機能が“インストール中の書き込み”をブロックするケースがあります。特に以下が要注意です。
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ランサムウェア防止(Controlled folder access)
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企業向けEDR/アンチウイルスのリアルタイム保護
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アプリ制御(Smart App Control/ポリシー)
短時間だけ保護を緩めてインストールし、成功後に必ず元に戻してください(組織ポリシーがある場合は管理者に相談)。
解決手順5:インストール先・Tempの権限と空き容量を確認する
MSIは途中ファイルをTempに展開します。Tempが壊れていたり、権限が変だったり、空き容量がギリギリだと失敗します。
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システムドライブ(通常C:)の空き容量を確保
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C:\Windows\Tempと ユーザーの%TEMP%に書き込めるか -
OneDrive配下や特殊な同期フォルダを避け、ローカルの分かりやすい場所(例:
C:\Install)から実行
解決手順6:MSIログを取って“失敗している箇所”を特定する(最後の決め手)
ここまでで直らない場合、ログを取ると一気に前に進みます。
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管理者のコマンドプロンプトで以下(例)
msiexec /i "ファイル名.msi" /L*V "C:\Install\wave_install.log"
ログ内で「Return value 3」周辺に、失敗したカスタムアクション名や不足コンポーネントが出ます。原因が
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VC++再頒布可能パッケージ不足
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.NETの不足
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依存サービス停止
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証明書/通信設定
など、具体に落ちることが多いです。
それでもダメなとき:Windows 11固有の更新・不整合も疑う
Windows 11の更新後にローカル接続や通信周りが不安定になる事例もあり、公式サポートが「更新の適用」を一次対応として挙げるケースがあります。Windows Updateを最新化し、再起動後に再試行してください。 モトローラスolutionsサポート
最終手段:ベンダーの修正情報・回避策を確認し、サポートに“ログ付き”で出す
Motorolaのサポート情報では、Windows 11でのWAVE Media Serverインストール中にError 1722が起こり得る旨が示されています。 モトローラスolutionsサポート+1
もし自力解決が難しい場合は、上で作ったMSIログ(/L*V)と、OSビルド番号、インストーラのバージョン、失敗タイミングを添えて問い合わせるのが最短です。ログがあるだけで、やり取りの往復回数が大きく減ります。
まとめ:成功率が高い順にやるならこの3つ
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管理者として実行+UAC干渉の排除
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Windows Installerサービス確認+再起動
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残骸削除(過去の失敗の痕跡)+MSIログ採取
この順で潰すと、多くの「Windows 11でWAVE Media Serverが入らない」は解決できます。万一残る場合も、ログを取って“どこで落ちているか”が分かれば、対処は一段階具体的になります。