
Windows 11でHP DeskJetの「D305Ax64.msiが見つからない」「.HTAを開くアプリを選んで」エラーを直す完全ガイド
Windows 11でHP DeskJetをインストール・更新しようとしたら、突然「D305Ax64.msiが見つからない」と言われたり、「.HTAファイルを開くアプリを選択してください」と出て先に進めなくなることがあります。これはプリンタ側の故障というより、PC側の“インストール部品の不整合”や“関連付けの崩れ”で起きがちなトラブルです。この記事では、原因を切り分けながら、再発も防ぎやすい順番で解決手順をまとめます。
- Windows 11でHP DeskJetの「D305Ax64.msiが見つからない」「.HTAを開くアプリを選んで」エラーを直す完全ガイド
起きている症状を整理(よくある2パターン)
1) D305Ax64.msi missing(見つからない)系
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インストーラーが途中で止まり、MSI(Windowsのインストール部品)を要求される
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以前のドライバやHPソフトの残骸を参照してしまい、必要ファイルがPC内に存在しない
2) .HTAを開くアプリを聞かれる系
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クリックした途端に「このファイルを開くには…」が出る
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HPのセットアップが内部でHTA(HTML Application)を呼び出すが、Windows側で関連付けが壊れている/無効化されている
この2つは同時に起きることも多く、根っこは「古いHPインストール情報の残留」+「Windows側の関連付け・インストール機構の乱れ」です。
まず最短で直したい人向け:効果が出やすい順チェック
以下は“成功率が高い順”です。途中で直ったら以降は不要です。
手順A:HPの基本ツールで修復(最短コース)
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HP Smart をWindowsに入れて起動
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プリンタ追加 → セットアップを進める
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もし途中で詰まるなら、次の手順Bへ
※HP Smartは「最小構成で印刷まで」到達しやすい一方、機種によってはフル機能(スキャン・ユーティリティ)が別途必要です。
王道解決:古いHPドライバ/ソフトを“完全に”掃除して入れ直す
D305Ax64.msi系は、過去のインストール情報を参照して破綻しているケースが非常に多いです。中途半端なアンインストールだと再発しやすいので、ここは丁寧にやるのが近道です。
手順B:HP関連をアンインストール(残骸を消す)
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設定 → アプリ → インストールされているアプリ
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「HP」「DeskJet」「Print」「Smart」「Support」「Update」などHP関連をできるだけ削除
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再起動
手順C:プリンタデバイス自体を削除
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設定 → Bluetoothとデバイス → プリンターとスキャナー
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対象のDeskJetを選び 削除
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可能なら同画面で不要なプリンタも整理しておく
手順D:印刷スプーラーを一度リセット(詰まり対策)
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Windowsキーで検索し services.msc
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「Print Spooler(印刷スプーラー)」を停止→開始
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これだけで直ることもあります
.HTAが開けない原因を直す(関連付けの復旧)
HPセットアップがHTAを呼ぶのに、Windows側で「mshta」が使えない/関連付けが変になっていると、アプリ選択画面が出続けます。
手順E:.HTAの関連付けを正す(簡単版)
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設定 → アプリ → 既定のアプリ
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検索欄で「.hta」を探す(またはファイルの種類から)
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もし「未設定」や変なアプリになっていたら、可能なら Microsoft(既定のHTA実行) に戻す
※環境によっては選択肢が出にくいことがあります。その場合は次の“確実版”へ。
手順F:管理者でコマンド実行(確実版)
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スタートを右クリック → ターミナル(管理者)
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次を順に実行(コピー&貼り付けでOK)
sfc /scannow
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DISM:Windowsの部品イメージを修復
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SFC:壊れたシステムファイルを復元
HTA関連の部品不整合や、インストール基盤の破損があるとここで改善することが多いです。
D305Ax64.msi missing を潰す:インストーラが参照する“過去情報”を断ち切る
MSIエラーは「必要ファイルが消えた」のではなく、**“消えた場所を見に行く設定が残っている”**のが本質であることが多いです。
手順G:最新のフル機能ドライバで上書きインストール
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HPの公式配布のフル機能ソフトウェア/ドライバを使い、Windows 11向けを選ぶ
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途中でMSI要求が出るなら、次の手順Hへ
手順H:インストールの“修復・再登録”を狙う
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Windowsキーで「コントロール パネル」→「プログラムと機能」
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HPソフトが残っていれば 変更(修復) が出る場合があるので実行
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出ない/失敗する場合は、手順B〜Dをやり切った後に再インストール
手順I:USB接続は「最後」にする(意外と効く)
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セットアップが途中まで進む前にUSBを挿すと、Windowsが中途半端なドライバを当てて競合することがあります。
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指示が出るまでUSBは挿さない(無線も同様に“案内のタイミングで設定”)
ここまでやっても直らない時の“強い一手”
1) Windowsの新規ユーザーで試す
ユーザープロファイル側の設定破損で、関連付けやインストール挙動が崩れることがあります。
新規ローカルユーザーを作り、同じ手順で入るか確認すると原因が切り分けできます。
2) セキュリティソフトを一時停止して試す
インストーラが展開する一時ファイルやスクリプト(HTA)がブロックされるケースがあります。
停止するのが不安なら、HPのセットアップ実行中だけ一時停止→完了後に即戻す、が現実的です。
再発を防ぐコツ(次の更新で詰まらないために)
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HPソフトを複数混在させない(Smart+古いDeskJetユーティリティが同居すると揉めやすい)
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ドライバ更新は「Windows Update任せ」より、トラブルが出た時だけフル機能版で入れ直す
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.HTAの関連付けをむやみに変更しない(軽量化ツール・最適化ツールで崩れることもある)
まとめ:直す順番を間違えなければ解決率は上がる
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D305Ax64.msi missing は「古いインストール情報の残骸」が主因になりやすい
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.HTA問題 は「関連付けの崩れ」か「Windows部品の不整合」が多い
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最短はHP Smart、確実に仕留めるなら HP関連の完全削除→デバイス削除→DISM/SFC→最新版で再インストール
この順番で進めれば、行き当たりばったりで何度も同じエラーに戻る状況を避けつつ、Windows 11環境でも安定してDeskJetを使える状態に戻せます。