
Windows 11更新KB5077181が「0x80070306」で失敗する原因と直し方:Hydration 774・言語パック・DISM 0x800f0915まで一気に整理
Windows 11の累積更新プログラム「KB5077181」で、インストールが何度も失敗し「0x80070306」が出続けるケースが2026年2月ごろから目立っています。報告ではCBS.logに「Hydration failed with error 774」や「DeltaDecompressBuffer」などが並び、言語パック(例:el-GR)絡みの差分適用に失敗しているように見えることもあります。KB5077181はインストール不具合自体も広く報告されているため、手順を正しい順番で「更新の土台」から直すのが近道です。 Windows Central+2Microsoft Learn+2
- Windows 11更新KB5077181が「0x80070306」で失敗する原因と直し方:Hydration 774・言語パック・DISM 0x800f0915まで一気に整理
0x80070306の正体:実は「Hydration failed 774」とつながっていることがある
「0x80070306」は更新の適用工程で“必要なファイルを組み立てられない(展開・生成に失敗する)”系のエラーとして出ることがあり、ログ上は Hydration failed → 774(0x306) の形で現れ、最終的に0x80070306として表示される、という報告があります。 Deskmodder.de+1
このタイプは、単なる回線不調というより コンポーネントストア(WinSxS)や差分更新の前提ファイルが噛み合っていない ときに長引きやすいのが特徴です。
KB5077181側の事情:そもそも失敗報告が多い更新
KB5077181は2026年2月のWindows 11向け累積更新として、インストール失敗や更新後トラブルの報告が複数出ています。あなたの環境だけが特別に壊れていると決めつけるより、まずは「更新基盤の修復」→「差分が通る状態の再構築」へ寄せるのが現実的です。 Windows Central+1
まずやる:Windows Updateコンポーネントを“完全リセット”
設定画面のトラブルシューティングだけで直らない場合、更新キャッシュを止めて削除し、再生成させます。
-
管理者のターミナル(Windows Terminal/PowerShell)で実行
net stop bits
net stop cryptsvc
net stop msiserver
-
キャッシュを退避(削除でもよいが、まずはリネーム推奨)
ren %windir%\System32\catroot2 catroot2.old
-
サービス再開
net start cryptsvc
net start bits
net start wuauserv
その後、再起動してWindows Updateを実行します。
「最初に弱いWi-Fiで更新を試した」場合でも、ここまでやると“中途半端な差分”を引きずりにくくなります。
次にやる:SFCは通ったのに直らない時の“DISMを成功させる”方法(0x800f0915対策)
報告にある DISM /RestoreHealth が 0x800f0915(source not found) になる状態は珍しくありません。 Microsoft Learn+1
この場合は「同じビルド系統のインストールソース」を明示して修復します。
1) ISOを用意してマウント(最重要)
Microsoft公式のWindows 11 ISOを入手し、右クリック→マウントします(例:D: にマウントされたとします)。
次に、ISO内の sources\install.wim か sources\install.esd を確認します。
2) インデックス確認(WIM/ESDの中身からエディション番号を特定)
(install.esdなら拡張子をesdに)
3) ソース指定でRestoreHealth
インデックスが仮に「6」だった場合:
成功したら、最後にもう一度:
ここまで通ると、WinSxSの整合性が戻り、差分更新(デルタ)が通りやすくなります。
言語パック(el-GR等)絡みのDeltaDecompressBufferが疑わしい時
CBS.logで特定言語のリソース(TaskmgrやQuickActionsなど)に偏って失敗する場合、“表示言語を消しただけ”では残骸が残ることがあります。redditの報告でもギリシャ語(el-GR)に関連した展開失敗が示唆されています。 Reddit
1) 追加言語機能を「設定」だけでなく“機能”側から外す
-
設定 → アプリ → オプション機能:不要な言語関連(手書き/音声/TTSなど)を削除
-
設定 → 時刻と言語 → 言語と地域:不要言語を削除、再起動
2) 管理者DISMで残りを確認(入っている言語パック一覧)
言語系が大量に残っている場合、ISOソース指定のRestoreHealthで整合性を先に直す方が安全です(闇雲にRemove-Packageは事故りやすい)。
それでもダメなら:最短で安定させる「修復インストール(上書き)」が効くことがある
KB5077181は失敗や不具合報告が広いので、更新がどうしても通らない場合は インプレース修復(個人ファイルとアプリを保持した上書き) が現実的な着地点になります。 Windows Central+1
やり方は、ISOをマウントして setup.exe を起動し、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選ぶ手順です。これでコンポーネントストアの破損を丸ごと再構築でき、Update経由での累積更新も戻ることがあります。
いったん安全策:更新の一時停止も選択肢
原因切り分け中に何度も失敗を繰り返すと、ログとキャッシュだけが肥大化して状況が悪化することがあります。KB5077181は報告が多い更新でもあるため、直らない間は 更新を一時停止 して、修復(DISMソース指定や修復インストール)を先に終わらせるのが手堅いです。 Windows Central
上の順番(Updateリセット → ISOソース指定DISM → 言語機能の整理 → 修復インストール)で進めると、「Hydration 774」「DeltaDecompressBuffer」「0x800f0915」をまとめて潰しやすく、0x80070306の長期化を止められます。