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Microsoft Office「組織によってこのデバイスは削除されました」エラー700003の直し方:原因から再サインインまで最短で復旧する手順

 

Microsoft Office「組織によってこのデバイスは削除されました」エラー700003の直し方:原因から再サインインまで最短で復旧する手順

Microsoft 365(Office)のWord/Excel/Outlookなどでサインインしようとすると、「Your organization has deleted this device(組織によってこのデバイスは削除されました)」と表示され、エラーコード 700003 で先に進めないことがあります。これは端末が“壊れた”というより、組織(会社・学校)の管理側で デバイス情報(デバイスオブジェクト)が見つからない/削除された/無効化された 状態になり、認証が止まっているケースが典型です。Microsoft Learn

エラー700003の正体:何が起きているのか

エラー700003(AADSTS700003)は、Microsoft Entra ID(旧Azure AD)のディレクトリ上でそのPCに紐づくデバイスオブジェクトが見つからないときに出やすいエラーです。メッセージに「Your organization has deleted this device」と出るのは、その端末が組織テナント側で削除された/整理(stale devicesの一括削除など)された、あるいは意図せず無効化された可能性を示唆します。Microsoft Learn+1

よくある発生パターンは次の通りです。

  • 管理者が古い端末の棚卸しで、利用されていない端末を一括削除した(Intune/Entraのクリーンアップ)Microsoft Learn

  • 端末を売却・譲渡したのに、組織参加(職場/学校アカウント接続)が残っている

  • 条件付きアクセス(Compliant/Hybrid Join必須など)が有効で、端末状態が要件を満たせない

  • Windowsの「職場または学校にアクセスする」の接続情報が壊れ、古い登録情報を握ったままになっている(再登録が必要)

まず最優先で確認すべきこと(復旧を早めるコツ)

  • 個人PCで会社/学校アカウントを使っている場合:端末側の“接続残り”を外すだけで直ることが多い

  • 会社支給PCの場合:管理側で端末を復活(再登録・再有効化)しないと直らないことがあるため、後半の「管理者に伝える要点」も必読です


手順1:Windowsの「職場または学校にアクセスする」から切断する(最短で効くことが多い)

多くの事例で効果が高いのがこれです。端末が保持している組織接続情報をいったん外し、Officeのサインインをやり直します。大学・組織のヘルプデスク手順としても、まずこの切断が案内されることが多いです。ITS Help Desk+1

  1. 設定アカウント職場または学校にアクセスする

  2. 一覧から該当の組織アカウントを選択

  3. 切断(Disconnect) を実行

  4. PCを再起動

  5. Officeアプリを起動し、再度サインイン

ポイント

  • 会社支給PCでMDM管理(Intune)されている場合、切断が制限されることがあります。その場合は次の手順へ。


手順2:Office/Windowsの資格情報を掃除して“古いサインイン情報”を消す

切断後も同じメッセージが出る場合、Windowsが古いトークンや資格情報を掴んでいることがあります。

  1. コントロールパネル資格情報マネージャー

  2. Windows資格情報Web資格情報 の中から、以下を探して削除

    • MicrosoftOffice / ADAL / MSOID / AzureAD / Teams など関連しそうな項目

  3. PC再起動

  4. Officeで再サインイン


手順3:デバイス登録(Join)状態をリセットして再登録する(中~上級)

「端末がテナントに存在しない」状態が根本原因なら、端末側の登録情報を整えて再登録が必要になることがあります。Microsoftのトラブルシュートでも、デバイスオブジェクトが見つからない(AADSTS700003)前提で対処が示されています。Microsoft Learn

3-1. まず状態確認(管理者向けの切り分けにも有効)

管理者権限のコマンドプロンプトで:

  • dsregcmd /status

ここで AzureAdJoined / DomainJoined / WorkplaceJoined などの状態を確認できます。

3-2. リセット(影響が出る可能性があるため注意)

組織管理下のPCでは、リセットが運用上NGな場合があります(VPN/証明書/ポリシーなど)。それでも個人PCで「組織接続だけ残っていて困っている」ケースでは有効です。

  • dsregcmd /leave

実行後、再起動 → 必要に応じて 職場または学校アカウント を再接続(またはOfficeでサインインし直し)します。


手順4:条件付きアクセス・Intune準拠が原因なら「端末を“直す”」必要がある

組織が「準拠デバイスのみ許可」などを有効にしていると、端末が削除されている/未登録だと必ず止まります。
この場合、ユーザー側でいくらOfficeを入れ直しても改善しません。**管理者が端末を再登録(Enroll)**させるか、条件付きアクセスの要件に合う状態へ戻す必要があります。Microsoft Learn


管理者に連絡するときの“伝え方テンプレ”(話が早い)

サポートや情シスに連絡するなら、次をまとめると解決が速いです。

  • エラー文:Your organization has deleted this device

  • エラーコード:700003(AADSTS700003)Microsoft Learn

  • いつから発生したか(例:端末棚卸し・入れ替え・初期化の後など)

  • 端末が「会社支給」か「個人PC」か

  • dsregcmd /status の結果(可能ならスクショ)

管理側では、端末がEntra/Intune上で削除・無効化されていないか、復元/再登録が必要か、条件付きアクセス要件を満たすかを確認してもらう流れになります。Microsoft Learn+1


それでも直らないときのチェックリスト

  • 別ユーザーでも同じPCで700003が出る → 端末側の登録問題の可能性が高い

  • 同じユーザーが別PCだとサインインできる → 端末固有の問題

  • 会社支給PCで「職場または学校」を切断できない → 管理ポリシー下。管理者対応が近道

  • “古い端末を削除した”心当たりがある → まさにこのエラーの典型Microsoft Learn


まとめ:最短は「職場または学校の切断」→ダメなら“登録の再構築”

エラー700003は、Officeアプリの不具合というより 組織のデバイス管理と端末側の登録情報の不整合で起きます。まずはWindowsの「職場または学校にアクセスする」から切断して再サインイン。それでもダメなら資格情報の削除、さらに必要に応じてデバイス登録の再構築や管理者側の復旧(再登録/条件付きアクセス確認)へ進むのが最短ルートです。ITS Help Desk+1




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