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Windows 11クリーンインストール中にBSODが多発する原因と対処法:ASUSノートでループする「ntoskrnl.exe」系エラーを潰す手順

 

Windows 11クリーンインストール中にBSODが多発する原因と対処法:ASUSノートでループする「ntoskrnl.exe」系エラーを潰す手順

Windows 11をUSBからクリーンインストールしている最中に、IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL、SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION、PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA、CLOCK_WATCHDOG_TIMEOUTなど、毎回違うブルースクリーン(BSOD)が出て再起動ループに入る──この症状は「特定のドライバが悪い」というより、インストール前段階の環境で不安定さを生む要因(メモリ・CPU・ストレージ・BIOS設定・インストールメディア)のどれかが刺さっているケースが多いです。
特に「ntoskrnl.exe」が絡む表示は、Windowsの中枢(カーネル)で例外が起きた結果として出やすく、原因がハード寄り(または設定寄り)にブレるのが厄介なところです。ここでは、同種のエラーがランダムに出る状況を想定し、ムダな作業を減らす順番で切り分け手順をまとめます。

症状の特徴から見える「ありがちな原因」

複数の異なる停止コードが短時間で入れ替わる場合、原因は大きく次の4系統に集約されがちです。

  • インストールUSB/ISOの不良:書き込みミス、ISO破損、USBメモリ不良、作成ツールの相性など

  • BIOS設定による不安定化:XMP/EXPO、CPUの自動OC、電力制御、仮想化、ハイパースレッディング関連

  • メモリ周りの問題:物理故障だけでなく、相性・タイミング不安定・片側スロット不良など

  • CPU/ストレージ/基板側の問題:高負荷で固まる、ロゴ画面で停止、CLOCK_WATCHDOG_TIMEOUTが混じる等

「有線LANに接続した途端に不安定になる」「セットアップが進むと落ちる」という動きは、ネットワーク機能が有効になったタイミングで負荷やドライバ初期化が入って、潜在的な不安定さが露呈している可能性があります。ただし、インストール段階のドライバは基本的に最小構成なので、まずは“メディアとハードの安定性”を疑うのが最短ルートです。

最短で潰す:やる順番(おすすめの優先度)

ここからは「成功率が高く、時間コストが低い順」に並べます。上から順番にやっていくと、遠回りしにくいです。

1) インストールUSBを作り直す(別USB推奨)

いきなりハード診断に入る前に、まずここを確実にします。

  • USBメモリを別のものに変える(可能なら新品か信頼できるメーカー)

  • ISOを再取得して作り直す

  • 作成ツールは一般的には Microsoft公式のメディア作成ツールが無難

  • 可能なら別PCで作成してみる(作成側PCの不具合も排除)

インストールがロゴで止まるほど悪化している場合でも、USBやISO不良だと症状が派手に揺れます。複数停止コードの乱発とも相性がいい(悪い意味で)ので、最初に切り分けます。

2) BIOS設定を“安定最優先”に寄せる(XMP/OC無効)

BIOSをデフォルトに戻したとのことですが、機種によっては「デフォルト=自動最適化」で、実質的にブーストやメモリ設定が攻め気味になる場合があります。次を明示的に確認します。

  • XMP(または同等のメモリ高速化設定)をOFF

  • CPU関連のオーバークロック/強化モード(Performance系)をOFF

  • 可能なら一時的に

    • Hyper-ThreadingをOFF(BIOSに項目がある場合)

    • Intel Turbo Boost系の強化設定を控えめに(機種依存)

コメントにあった「XMPやハイパースレッディングを切る」は、完全な解決策というより「不安定要素を減らす」ための切り分けとして有効です。インストールが通るかどうかを見る目的で割り切ります。

3) ネット接続なしでセットアップを完走させる(負荷と初期化を減らす)

ネットワーク接続時にループしやすいなら、まずはオフラインで完走を狙います。

  • 有線LANを抜いた状態で進める

  • Wi-Fiも最初は接続しない

  • セットアップ中に「更新や追加ドライバ取得」が走らないようにする

もしオフラインだと比較的安定するなら、ネットワーク初期化(ドライバ)というよりも、更新適用や追加コンポーネント導入のタイミングで負荷が上がり、潜在問題が表面化している可能性もあります。

4) メモリ検査(Memtest86)を最優先で実施

停止コードに IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL / PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA が混じる場合、メモリ由来の不安定(物理・相性・設定)が強く疑われます。手順の要点は以下です。

  • Memtest86で複数パス回す(1回で無罪にしない)

  • 可能なら

    • メモリを1枚ずつにしてテスト

    • スロットを変えてテスト

  • エラーが1つでも出たら、かなり濃厚にメモリ周り(本体側含む)

「ロゴ画面で止まる」まで来ている場合、OS以前に不安定な可能性があるため、メモリ検査はかなり価値があります。

5) ストレージ診断・接続状態の確認

パーティションを全削除しているので論理面の問題は減っていますが、物理的なSSD不良や接続不良だとインストール中に落ちることがあります。

  • BIOSでストレージが正しく認識されているか

  • 可能ならブート可能な診断環境(例:Hiren’s Boot CD系)でSSDのSMART確認

  • 交換できる環境なら、一時的に別ストレージで試す(難しければ無理にやらなくてOK)

6) ここまでで改善しない場合は「ハード故障寄り」

複数の停止コードが乱発し、ネット接続の有無に関係なく落ち、さらにロゴ画面で止まることがあるなら、USB/ISOが正常でも本体側の不具合が疑わしくなります。

  • メモリ不良

  • マザーボード/電源系の不安定

  • CPU周り(発熱・電力制御)

  • SSD不良

この段階では、交換・修理の選択肢も現実的です。購入直後や保証期間内なら、切り分け結果(Memtest86のエラー有無、別USBで再現するか)を添えて相談すると話が早いです。

「ntoskrnl.exe」が出るのは原因そのものではない

表示上はntoskrnl.exeが目立つことがありますが、これはWindowsカーネルが最終的にクラッシュを検出した“結果”として出ることが多く、犯人が確定する情報とは限りません。
むしろ、今回のように停止コードがランダムに変わる状況では、ドライバ1本を疑うより、メモリ・CPU・電力・メディアの安定性を先に固める方が合理的です。

まとめ:この症状で効く「現実的な攻略ルート」

  • まずUSB/ISOを作り直し、別USBで試す

  • BIOSでXMP/OC系を明示的にOFF(安定最優先)

  • オフラインでセットアップ完走を狙う

  • Memtest86でメモリを徹底検査(1枚ずつ・スロット替え)

  • それでもダメなら ストレージ診断→本体故障の可能性を視野に

インストール段階でBSODが乱発するケースは、原因が「設定かハード」へ寄りやすい一方、正しい順番で潰すと一気に解決することも多いです。上の手順は、最短で“外れ”を減らしながら原因に近づけるように組んであります。




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