
Windowsで「The requested resource is in use(要求されたリソースは使用中です)」が出る原因と直し方まとめ
Windowsでファイルの削除・移動・コピー、外付けドライブの取り外し、アプリの起動などをしようとした瞬間に「The requested resource is in use(要求されたリソースは使用中です)」と表示されて作業が止まることがあります。
これは多くの場合、対象のファイルやデバイスを“別のプロセスがつかんだまま”になっている状態です。本記事では、よくある原因を整理しつつ、再現性の高い対処法を上から順に試せる形でまとめます。
- Windowsで「The requested resource is in use(要求されたリソースは使用中です)」が出る原因と直し方まとめ
「要求されたリソースは使用中です」とは何が起きているのか
このエラーは、Windowsが対象リソース(ファイル、フォルダー、USB/外付けHDD、ネットワーク共有、印刷キューなど)に対して操作を行いたいのに、別のプロセスがロック(使用中)していて競合しているときに発生します。
代表例は次のとおりです。
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エクスプローラーのプレビューやサムネイル生成がファイルを保持している
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Officeや画像ビューア、動画プレーヤーなどがバックグラウンドで開きっぱなし
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OneDrive/Dropboxなど同期アプリが読み書きしている
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ウイルス対策ソフトがスキャン中
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外付けストレージが不調でI/Oが詰まり、解放できない
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ネットワーク共有で他PCのユーザーが開いている
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印刷スプーラーが詰まっている(印刷関連のファイルやフォルダ操作時)
つまり「あなたが触りたい対象を、どこかの何かがまだ使っている」状態を解消すれば直ります。
まずは最短で効く“軽い対処”から
時間をかける前に、成功率が高い順で潰します。
1) エクスプローラーを閉じて、再起動する
ファイル操作系のロックはエクスプローラーが原因のことが非常に多いです。
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いったん該当フォルダを閉じる
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可能ならエクスプローラー自体を終了→再起動する(次の手順)
2) タスクマネージャーで「Windows エクスプローラー」を再起動
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Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開く -
「Windows エクスプローラー」を選択
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「再起動」
これでサムネイル生成・プレビュー・ファイルハンドルが解放され、エラーが消えることがあります。
3) PCを再起動(最も確実な“ロック解除”)
ロックしているプロセスが特定できないとき、再起動は強力です。
再起動後、余計なアプリを開かずにすぐ同じ操作を試すのがコツです。
ロック元を潰す“実務的な対処”
軽い対処でダメなら、ロックしているアプリ/プロセスを直接止めにいきます。
4) 該当ファイルを使っていそうなアプリをすべて終了
特に要注意なのは以下です。
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Office(Word/Excel/PowerPoint)
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画像・動画のビューア
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圧縮解凍ソフト
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エディタ(VS Code等)
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バックアップソフト
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クラウド同期(OneDrive/Dropbox/Google Drive)
一見閉じていても常駐していることがあるので、タスクトレイも確認します。
5) クラウド同期を一時停止してから操作
OneDrive等が同期中だと、削除や移動でロックが起きやすいです。
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同期を一時停止 → 操作 → 終わったら再開
「同期中」表示が出ているフォルダ/ファイルは特に疑ってください。
6) ウイルス対策ソフトのリアルタイム保護が原因なら例外設定
スキャンがファイルを保持してエラーになることがあります。
短時間なら停止で切り分けできますが、恒常対策は例外設定が安全です(停止しっぱなしは避ける)。
外付けHDD/USBで出る場合の鉄板ルート
外付けストレージで起きる場合は、ロックだけでなく“デバイス側の不調”も混ざります。
7) 「安全な取り外し」を使う前に、使用中アプリをゼロにする
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エクスプローラーで該当ドライブを開いているウィンドウを閉じる
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ドライブ上のファイルを参照しているアプリを終了する
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それでもダメならエクスプローラー再起動
8) 別のUSBポート・別ケーブル・別PCで切り分け
接触不良や電力不足でもI/Oが詰まり、解放できず“使用中”が出ることがあります。
特にバスパワーHDDはポート変更が効きやすいです。
ネットワーク共有(NAS/社内サーバー)で出る場合
共有先のファイルは「別PCの誰か」が開いている可能性があります。
9) 共有元で“開いているユーザー”を確認して閉じてもらう
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共有元がWindows ServerやPC共有なら、管理ツールで「開いているファイル」を確認できる場合があります
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NASの場合も管理画面にセッション表示がある機種があります
“自分のPCで何をしても直らない”ときはこのパターンが多いです。
それでも直らないときの修復・最終手段
ロックが取れない原因が、システム不整合やディスク異常に寄っている場合があります。
10) システムファイル修復(SFC / DISM)
管理者としてコマンドプロンプトを開き、順に実行します。
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sfc /scannow -
(必要なら)
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
Windowsの破損が原因の挙動をまとめて直せることがあります。
11) ディスク検査(chkdsk)
外付け/内蔵問わず、ファイルシステム不整合があると操作が詰まりやすくなります。
重要データはバックアップしてから検査を推奨します。
12) セーフモードで削除・移動を試す
通常起動だと常駐ソフトがロックする場合、セーフモードは強い切り分けになります。
セーフモードで操作できるなら、原因はほぼ常駐ソフト(同期・セキュリティ・バックアップ等)です。
よくある落とし穴と予防策
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プレビューウィンドウ:エクスプローラーのプレビューがロック要因になりがち
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巨大ファイルの移動直後:コピー/移動が内部的に完了していないことがある(少し待つ or 再起動)
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同期フォルダでの大量操作:一気に移動/削除すると競合が増える(小分けが安定)
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外付けの常用:定期的にエラーチェック、突然の抜き差しを避ける
まとめ:最短で直す手順はこの順番
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該当フォルダを閉じる → エクスプローラー再起動
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使っていそうなアプリをすべて終了
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同期/セキュリティを一時停止して切り分け
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再起動
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外付けならポート/ケーブル変更、ネットワークなら他ユーザー確認
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それでもダメならSFC/DISM、chkdsk、セーフモード
このエラーは“原因が一つ”とは限らないぶん、上から順に潰すのが最短です。まずはエクスプローラー再起動と同期停止の2つから試すと、解決までの距離が一気に縮まります。