
Microsoft Storeで「There has been an error」が出る原因と直し方まとめ:WSResetからサービス再起動まで徹底解説
Microsoft Storeでアプリを入れようとした瞬間に「There has been an error」と表示され、ダウンロードが進まない、更新が止まる、ストア自体が開かない――こうした不具合は意外と多く、原因は「キャッシュ」「ストア本体の状態」「時刻設定」「関連サービス」など基本部分の崩れで起きがちです。
この記事では、Windows 11/Windows 10の両方を想定し、最短で直すための順番で手順をまとめます。
- Microsoft Storeで「There has been an error」が出る原因と直し方まとめ:WSResetからサービス再起動まで徹底解説
「There has been an error」が起きる主な原因
このエラーは、次のような要因が重なると発生しやすくなります。
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Microsoft Storeのキャッシュ破損・肥大化
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Storeアプリ自体の不調(更新失敗、設定の破損)
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日付・時刻・地域(リージョン)設定の不一致
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バックグラウンドで必要なWindowsサービスが停止している
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VPNやセキュリティソフト、ネットワーク制限による通信ブロック
多くの場合、最初の2つ(キャッシュとアプリ修復)で解決します。まずは「簡単で効果が高い順」に試してください。
手順1:Microsoft Storeのキャッシュを削除する(WSReset)
最も定番で、ダウンロードや更新、起動エラーに強い方法です。購入履歴やインストール済みアプリは消えません。
やること
一時ファイル(キャッシュ)を初期化し、ストアの動作をリセットします。
手順
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Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
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wsreset.exeと入力 -
Enter を押す
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黒い画面(コマンドプロンプトのようなウィンドウ)が出たら 閉じずに待つ
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数秒〜1分ほどで自動的に閉じ、Microsoft Storeが再起動します
こういう症状に効きます
例:Netflixなどのアプリが「There has been an error」で落ちる/更新が0%から進まない
このケースはWSResetで一気に直ることが多いです。
手順2:Microsoft Storeアプリを「修復」→ダメなら「リセット」
WSResetで改善しない場合、Storeアプリ本体の状態が崩れている可能性があります。まず「修復」を試し、続けて「リセット」を行うのが安全です。
Windows 11 の手順
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設定 を開く
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アプリ → インストールされているアプリ
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Microsoft Store を探す
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右側の …(三点) → 詳細オプション
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修復 をクリック
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直らなければ リセット をクリック
Windows 10 の手順
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設定 を開く
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アプリ → アプリと機能
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Microsoft Store を選択
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詳細オプション
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リセット を実行
※リセットするとストアからサインアウトされることがありますが、インストール済みアプリ自体は基本的に削除されません。
手順3:日付・時刻・地域設定を正す
Microsoft Storeは証明書や決済、地域配信の判定に「時刻」と「地域」を使います。少しでもズレると接続エラー扱いになりやすいポイントです。
手順(Windows 11/10共通の考え方)
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設定 → 時刻と言語(または 時刻と言語 > 日付と時刻)
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時刻を自動的に設定 をオン
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タイムゾーンを自動的に設定 をオン
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可能なら一度オフ→オンに切り替え、反映を促す
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併せて 地域(国または地域) が実際の居住地と一致しているか確認
ありがちな例
PCの時計が数分〜数時間ずれていたり、地域が別の国になっていると、ストアが通信できても「エラー」として弾かれることがあります。
手順4:Windowsの「ストアアプリのトラブルシューティング」を実行
Windowsには、ストア関連の問題を自動検出して修正を試みる機能があります。原因が複合的な場合に有効です。
Windows 11
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設定 → システム → トラブルシューティング → その他のトラブルシューティング
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Windows ストア アプリ を実行
Windows 10
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設定 → 更新とセキュリティ → トラブルシューティング → 追加のトラブルシューティング ツール
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Windows ストア アプリ を実行
手順5:Microsoft Store関連サービスを再起動する
ストアは複数のバックグラウンドサービスに依存しています。停止・不安定になっていると、ストア側の操作はすべて失敗しやすくなります。
手順
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Windowsキー + R →
services.msc→ Enter -
一覧から次のようなサービスを探し、状態を確認
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Microsoft Store Install Service(存在する環境のみ)
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Windows Update
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Background Intelligent Transfer Service (BITS)
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停止していたら 開始、動いているのに不調なら 再起動 を試す
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PCを再起動してからMicrosoft Storeを起動
特定のエラーコード(例:0x80072EFD)が出るときの考え方
「There has been an error」だけでなく、0x80072EFDなど接続系のコードが出る場合は、ストア自体よりも通信経路が疑わしいです。
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VPNを使っているなら一度オフ
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セキュリティソフトのWeb保護や通信監視を一時停止(可能な範囲で)
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会社・学校ネットワークなら制限でブロックされている可能性(別回線やテザリングで検証)
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プロキシ設定が有効になっていないか確認
ポイントは「別のネットワークで試す」と切り分けが一気に進むことです。ストアが正常でも、回線側で遮断されていると何をやっても直りません。
それでも直らないときにやるべき次の一手
ここまでで改善しない場合は、次の順で「影響の少ないもの」から試すのが安全です。
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Windowsの更新(保留中の更新があるとストア更新も詰まりやすい)
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Microsoft Storeでサインアウト→サインインし直す
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PC再起動(軽視されがちですがサービス復帰に効きます)
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回線変更(スマホテザリング等)で通信遮断の有無を確認
まとめ:最短で直すならこの順番
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WSResetでキャッシュ初期化
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Storeアプリを修復/リセット
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日付・時刻・地域を自動設定に
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ストアアプリのトラブルシューティング
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関連サービス(BITS/Windows Update等)を再起動
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VPN・セキュリティ・回線制限を切り分け(0x80072EFD等)
「There has been an error」は重大な故障というより、ストア周りの状態が崩れて起きる“詰まり”に近いトラブルです。上の順番で潰していけば、余計な作業を増やさず、短時間で復旧できる可能性が高くなります。