
Windows 11でDISMエラー87「The parameter is incorrect」を最短で直す方法──原因は“入力ミス”か“管理者権限”がほぼ全部
Windows 11でDISMコマンドを実行した瞬間に「Error 87: The parameter is incorrect(パラメーターが正しくありません)」が出ると、システムが壊れたように感じて焦ります。ですが実態はかなりシンプルで、ほとんどが“コマンドの書き方”か“実行権限”の問題です。この記事では、エラー87を確実に潰すための手順を、再現しやすい落とし穴込みで整理します。Microsoft Learn+1
DISMエラー87とは?「パラメーターが正しくありません」の意味
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windowsのシステムイメージ(コンポーネントストア)を点検・修復する標準ツールです。エラー87は、DISMが「そのオプション(引数)は受け取れない」と判断したときに出る代表的なエラーで、原因の多くは次のどちらかに収束します。Microsoft Learn+1
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コマンドの タイポ(スペース不足、スラッシュ位置、オプション名の誤り)
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管理者権限で実行していない(昇格していないターミナルで実行)
つまり、OSの深刻な破損よりも前に「入力と起動方法」を疑うのが最短ルートです。
最優先チェック1:管理者として起動できているか
DISMはシステム領域に触れるため、通常権限のターミナルだと失敗しやすくなります。まずは以下のどちらかで“昇格”してから実行してください。ino-inc.com+1
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スタートメニューで「cmd」または「ターミナル」と検索 → 右クリック → 管理者として実行
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「cmd」と検索した後に Ctrl + Shift + Enter(管理者起動のショートカット)
ここができていないと、正しいコマンドでもエラーや失敗が出て切り分けが難しくなります。
最優先チェック2:正しいDISM構文を“半角”で入れる
エラー87の最大要因は「見た目は合っているのに、実は違う」入力です。特に多い落とし穴は次の3つです。
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スペースが抜けている(例:
/Online/Cleanup-Imageのように連結してしまう) -
オプション名の誤字(例:
Checkup-Imageのような存在しない指定) -
全角スペース・全角スラッシュが混ざる(コピー&ペースト由来が多い)
まずはコマンドを“打ち直す”のが最強です。Microsoftの手順として一般的に案内される基本形は以下です。Microsoft Learn
Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
ポイントは「各要素の間に半角スペース」「オプションは正確な綴り」です。大文字・小文字は多くのケースで致命傷になりにくい一方、スペースや記号の全角混入は即死級になりがちです。
まずはこの順番で実行:Check → Scan → Restore
いきなり/RestoreHealthを叩くより、状態確認を挟むと失敗時の切り分けが楽になります。推奨の流れは次の通りです。Microsoft Learn
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CheckHealth:破損があるかの簡易チェック
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ScanHealth:より詳細に破損をスキャン
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RestoreHealth:破損を修復(Windows Update等を参照することが多い)
RestoreHealthが完了したら、仕上げにSFCも合わせると修復の取りこぼしが減ります。
sfc /scannow
SFCとDISMの組み合わせは、システムファイルの不整合対応として定番ルートです。Microsoft Learn+1
それでもエラー87が出るときの“実戦的”対処
1) コマンドをメモ帳経由で“全角混入”を排除する
Webページやチャットから貼り付けた文字列に、全角スペースや全角記号が紛れ込むことがあります。対策としては、いったんメモ帳に貼り付けてから「半角になっているか」を目視し、可能なら手入力で入れ直してください。recoverit.wondershare.jp
2) オプション名を疑う:存在しない引数は即87
「それっぽい英単語」を入れると、DISMは容赦なく87を返します。よく使うのは基本的に CheckHealth / ScanHealth / RestoreHealth です。見慣れない単語を入れているなら、そこが原因の可能性が高いです。Microsoft Learn
3) 破損が重い・ネット参照が難しい場合は“Source指定”
RestoreHealthは修復ソースを必要とすることがあり、環境によってはWindows Update参照がうまくいきません。その場合はインストールメディア等をソースに指定して実行します。代表例として、Microsoftの手順では以下のような形が案内されています。Microsoft Learn
Dism /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth /Source:C:\test\mount\windows /LimitAccess
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/Source:修復元(マウントしたイメージ等) -
/LimitAccess:Windows Updateを使わず、Source優先
ソースのパスは環境で変わるため、ここだけは自分の構成に合わせてください。
失敗を防ぐチェックリスト(ここだけ見れば再発しない)
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管理者としてターミナルを開いたか(昇格の確認)
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半角スペースが要所に入っているか
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/Cleanup-Imageのハイフンを含め、綴りが正確か -
全角スペース・全角スラッシュが混ざっていないか
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基本は
CheckHealth → ScanHealth → RestoreHealthの順で試したか
DISMエラー87は“システムの致命傷”に見えて、実際は入力と手順で片付くことがほとんどです。管理者起動と正しい構文さえ押さえれば、Windows 11の修復作業は一気に前に進みます。Microsoft Learn+2recoverit.wondershare.jp+2