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Windows 11 22H2で「VMが起動直後に停止する不明エラー」が出るときの原因と対処法まとめ

 

Windows 11 22H2で「VMが起動直後に停止する不明エラー」が出るときの原因と対処法まとめ

Windows 11 22H2で仮想マシン(VM)やAndroid系エミュレーターを起動しようとすると、開始直後に落ちたり「原因不明のエラー」で停止したりするケースがあります。多くは“壊れている”のではなく、Windows側の仮想化機能(Hyper-V系)と、使っているVMソフト側の仮想化方式が衝突しているのが原因です。ここでは、再現が多いパターンから順番に潰せるよう、目的別に手順を整理します。 Microsoft Learn+3Microsoft Learn+3Microsoft Learn+3

よくある症状:起動はするが、すぐ停止・ブラックアウト・エラーで落ちる

  • VMの起動ボタンを押すと一瞬動くが、そのまま停止する

  • 「Unknown error」「起動に失敗」「仮想化が利用できない」など曖昧な表示になる

  • 以前は動いていたのに、Windows更新や22H2以降で急に不安定になる

このタイプは、VM設定よりも“ホストOS(Windows)の仮想化レイヤー”が握っていることが多いです。

まず最初に確認する前提3つ

  1. BIOS/UEFIで仮想化支援(Intel VT-x / AMD-V)が有効か
    無効だと、どの方式でも不安定・起動不可になりがちです。

  2. Windows 11が最新の累積更新まで当たっているか
    22H2は更新で挙動が変わることがあります(特に仮想化・セキュリティ周り)。

  3. 何を動かしたいか(VirtualBox/VMware系か、Android Emulator/WSA系か)
    ここが分かれるポイントで、必要なWindows機能が逆になります。

いちばん多い根本原因:Hyper-V(+VBS)が裏で動いて衝突する

Windows 11は、Hyper-Vを明示的に入れていなくても、以下の機能がONだと“Hyper-V系のハイパーバイザー”が動作し、他の仮想化ソフトと衝突することがあります。 Microsoft Learn+1

  • Hyper-V

  • Windows Hypervisor Platform

  • Virtual Machine Platform

  • Windows Sandbox

  • WSL(Linux用の仮想化基盤として動く場合あり)

  • コア分離(メモリ整合性)など、仮想化ベースのセキュリティ(VBS)関連

対処は「使うVMソフトがHyper-Vと共存できる設計か」で変わります。


対処法A:VirtualBox / VMwareで動かしたい(Hyper-Vを“完全に”オフに寄せる)

VirtualBoxやVMwareは、設定やバージョンによってはHyper-V共存モードもありますが、“起動直後に落ちる”系はまずHyper-Vを止めて切り分けるのが最短です。 Microsoft Learn+1

手順1:Windowsの「機能の有効化/無効化」で関連機能を外す

「Windowsの機能」から、少なくとも次をオフにします。 Microsoft Learn+1

  • Hyper-V(配下も含めて)

  • Windows Hypervisor Platform

  • Virtual Machine Platform

  • Windows Sandbox(使っていれば)

  • (必要に応じて)WSL

※Microsoftのトラブルシュートでも、Hyper-Vをコントロールパネルから無効化する手順が案内されています。 Microsoft Learn

手順2:bcdeditでハイパーバイザー起動を止める(効くことが多い)

管理者のコマンドプロンプトで:

bat
bcdedit /set hypervisorlaunchtype off

再起動後に改善するか確認。戻す場合は auto です。

手順3:コア分離(メモリ整合性)を確認

Windowsセキュリティの「デバイス セキュリティ」→「コア分離」→「メモリ整合性」がONだと、仮想化ベース機能が残り、VMが不安定になる報告があります。必要ならOFFにして再起動で切り分けます。 forums.virtualbox.org+1


対処法B:Androidエミュレーター中心で動かしたい(WHPX/加速方式を合わせる)

Androidエミュレーターは、WindowsではWindows Hypervisor Platform(WHPX)を推奨しています。逆に、別の加速方式(例:AEHD)ではHyper-Vをオフにする要件が書かれているものもあり、ここを混ぜると不安定になります。 Android Developers+1

1)Android Studio Emulatorを使うなら:WHPXを前提に揃える

  • Windowsの機能で Windows Hypervisor Platform を有効

  • その上でAndroid側の推奨に沿って設定
    Android Developers

2)AEHD系を使うなら:Hyper-Vを“オフ”に寄せる

AEHDを前提にした要件では「Hyper-Vはオフ」が明記されています。つまり、WHPX前提の構成と同居させると詰まりやすいです。 Microsoft Learn

  • どの加速方式を使うか決める

  • 方式に合わせて、Windows側機能(Hyper-V/WHP)を寄せる
    この“寄せ”ができると、起動直後停止の多くが解消します。


対処法C:Hyper-Vを有効化したら不安定・BSODになる(22H2特有の地雷を疑う)

Windows 11 22H2では、Hyper-V有効化後の再起動でBSODや起動不良が起きる報告もあります。環境依存ですが、以下を優先で確認します。 TECHCOMMUNITY.MICROSOFT.COM

  • BIOS/UEFI、チップセット、ストレージ、GPUなど主要ドライバーの更新

  • 仮想化関連機能を段階的にON/OFFして再現条件を絞る

  • イベントビューアのエラー(WHEA、ストレージ、Hyper-V-Workerなど)を確認

「いきなり全部ON」ではなく、最小構成で安定→必要機能を足すが安全です。


ログで“未知のエラー”を具体化する(ここが最短ルート)

表示が「Unknown error」でも、裏では原因が出ています。

  • イベントビューア:Windowsログ(システム/アプリケーション)

  • VMソフトのログ:VirtualBoxならVBox.log、VMwareならvmware.logなど

  • エミュレーター側ログ:Android Studioの起動ログ、Hypervisor関連の警告

ログで「Hyper-V」「VBS」「WHPX」「VT-x/AMD-V」「0x…」のような語が出たら、ほぼ仮想化レイヤーの衝突です。上のA/Bどちらの方針に寄せるべきか、判断材料になります。


2025年以降の注意点:WSAはサポート終了済み

AndroidアプリをWindows上で動かす選択肢として使われてきたWindows Subsystem for Android(WSA)は、2025年3月5日でサポート終了が告知されています。今後は更新・修正が止まる前提で、代替(エミュレーターや別環境)も考えておくのが安全です。 The Verge+1


まとめ:失敗しないコツは「目的に合わせてWindowsの仮想化機能を寄せる」

  • VirtualBox/VMwareを安定させたい → Hyper-V系をオフに寄せる

  • Androidエミュレーターを安定させたい → WHPX/AEHDなど方式に合わせて寄せる

  • “Unknown”のまま作業しない → ログでキーワード(Hyper-V/VBS/WHPX)を拾って最短で切り分け

この整理で、起動直後停止の大半は「環境の組み合わせ問題」として解決できます。 Microsoft Learn+3Microsoft Learn+3Microsoft Learn+3

Windows 11の仮想化機能を設定アプリで管理する最新動向



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