
CCleanerの「Error Message 126(LoadLibrary failed)」原因と直し方まとめ──v7.4実行後に起きる“指定モジュールが見つからない”対策
CCleanerを実行した直後に「LoadLibrary failed with error 126: The specified module could not be found.(指定されたモジュールが見つからない)」が出ると、何をどう直せばいいか分かりにくいですよね。特に更新直後(例:v7.4.1172.0の実行後)に発生すると、「CPUは問題ないのに、なぜ?」となりがちです。
このエラーは、CCleaner本体の不具合というより、Windows側で“必要な部品(DLLやランタイム)を読み込めない・見つけられない”ときに出る典型パターンです。ここでは、原因の切り分けから、効く順に対処法をまとめます。
Error 126とは何が起きているのか(結論:DLL読み込み失敗)
「Error 126 / LoadLibrary failed」は、アプリが内部で必要とするモジュール(多くはDLL)を読み込もうとして失敗した状態です。失敗理由は大きく4系統に分かれます。
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ファイルが存在しない/壊れている(インストール破損、更新失敗)
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依存するランタイムが不足(Visual C++ 再頒布可能パッケージなど)
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セキュリティソフトが隔離(DLLを“怪しい”と判断して移動・削除)
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権限・パス・競合(別アプリが同名DLLを先に掴む、読み取り権限がない等)
Ryzen 9 7940HSのような高性能CPUであっても、これは性能問題ではなく“部品の参照”の問題なので起こりえます。
まず最初にやるべき「最短で直る」チェック
1) PC再起動→もう一度起動(意外に効く)
更新直後は、旧プロセスが残ったり、再起動前提の差し替えが未完了のことがあります。まずは再起動して、CCleanerを通常起動します。
2) 管理者として実行
ショートカットを右クリック→「管理者として実行」。権限不足で読み込みに失敗している場合、これだけで直ることがあります。
3) セキュリティソフトの隔離履歴を確認
Windows Defenderや他社AVが、CCleaner関連のDLLを隔離していると“指定モジュールが見つからない”になります。隔離履歴(検疫)にCCleaner関連があれば復元し、必要なら例外設定します。
※無理に例外を広げず、該当ファイルだけを対象にするのが安全です。
直る確率が高い王道:CCleanerの「クリーン再インストール」
更新後エラーの定番解決策です。手順は以下。
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CCleanerをアンインストール
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可能なら再起動
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残骸フォルダを削除(存在する場合)
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C:\Program Files\CCleaner\ -
C:\Program Files (x86)\CCleaner\ -
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\CCleaner\
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最新版を入れ直して起動確認
ここで重要なのは「上書きインストール」ではなく、壊れた部品の残留を避けるための“クリーン”です。
それでもダメなら:依存関係(Visual C++等)を入れ直す
Error 126の原因として非常に多いのが、Microsoft Visual C++ ランタイムの欠落や破損です。CCleaner側が特定のランタイムに依存している場合、更新をきっかけに顕在化します。
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**Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64 / x86)**を入れ直す
64bit Windowsでも、アプリ側都合でx86が必要なケースがあります。
また、Windows Update未適用が絡むこともあるので、更新が溜まっていれば先に適用しておくのが安全です。ここは土台の整備として効きます。
Windowsの破損が疑わしい場合:SFC / DISMで修復
システムファイルの破損や整合性不良があると、DLLロード失敗が連鎖します。以下を管理者のコマンドプロンプトで実行します。
sfc /scannow
終わったら続けて:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
これでOS側の部品が戻り、アプリの読み込み失敗が消えることがあります。
競合の切り分け:クリーンブート/セーフモード
常駐ソフトがDLLを差し替えたり、フックしている場合にもError 126が出ます。切り分けの要点は「最小構成で起動して再現するか」。
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セーフモードでCCleanerが起動できる → 常駐ソフトやドライバの競合が濃厚
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セーフモードでも失敗 → インストール破損、依存ランタイム不足、OS破損の線が濃い
競合が疑わしい場合は、最近入れた常駐系(最適化ツール、セキュリティ、オーバーレイ、入力支援、録画系)を一時停止して確認します。
原因究明を一段進める:イベントビューアで手がかりを取る
「どのDLLが見つからないのか」が分かると解決が早いです。
イベントビューア(Windowsログ→アプリケーション)で、CCleaner起動失敗の時刻付近を確認し、エラー詳細に“欠落モジュール名”が出ていないか見ます。出ていれば、そのDLLが:
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実際に消えている(隔離・削除)
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依存先が欠けている(DLLはあるが、そのDLLが必要とする別DLLがない)
のどちらか、という形で追えます。
どうしても直らないときの現実的な回避策
更新直後にのみ発生していて、環境側は整っているのに再現する場合、アプリ側の更新差分が原因になっていることもあります。その場合の回避策は実務的には次の2つです。
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一つ前の安定版に戻す(可能なら)
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問題の修正リリースが出るまで一時的に利用を控える(重要作業の前に環境を揺らさない)
ただし、入れ替えやロールバックを行う際は、アンインストール→再起動→入れ直しの順にして、部品の混在を避けるのがポイントです。
まとめ:効く順のチェックリスト
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再起動/管理者実行
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セキュリティソフトの隔離確認
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CCleanerのクリーン再インストール
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Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64/x86)の入れ直し
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Windows Update適用
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SFC / DISMでOS修復
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セーフモードで競合切り分け
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イベントビューアで欠落モジュール名の特定
「Error 126」は“原因不明”に見えて、実は「何かが見つからない・読み込めない」だけのことが多いです。上の順番で潰していけば、最短ルートで復旧できる確率が高いはずです。
もし同じ症状が「CCleaner v7.4.1172.0実行後から」など更新タイミングと一致するなら、まずはクリーン再インストールとランタイム入れ直しを最優先で試すのが効率的です。
(関連:Microsoft、AMD)