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Microsoft Accessで「No more connections can be made to this remote computer」が出る本当の原因と、最短で直す方法(Windows 10/11の落とし穴)

 

Microsoft Accessで「No more connections can be made to this remote computer」が出る本当の原因と、最短で直す方法(Windows 10/11の落とし穴)

Microsoft Accessの共有運用で、突然「No more connections can be made to this remote computer(これ以上このリモートPCに接続できません)」が出て業務が止まる――。この症状、Accessの不具合やネットワーク品質の問題に見えて、実は“置き場所”が原因のケースが非常に多いです。結論から言うと、バックエンド(共有フォルダ上の.accdb / .mdb)をWindows 10/11のPCに置いていると、利用人数が増えたタイミングで上限に当たりやすくなります。 Microsoft+1

まず結論:原因は「Windows 10/11のSMB同時接続上限」に当たっている

Accessの典型的な構成は、バックエンド(テーブル)を共有フォルダに置き、各PCにフロントエンド(画面・クエリ・VBA)を配布する方式です。ここまでは王道です。

問題は、そのバックエンドを置いている“サーバー”が、実は**Windows 10/11の通常PC(ワークステーション)**だった場合。
WindowsのデスクトップOSは、ライセンス上 ファイル共有(SMB)などの目的で接続できるデバイス数が最大20と明記されています。 Microsoft+1
そのため、共有フォルダへの接続が積み上がると上限に達し、Windows側が新規接続を拒否して例のエラーが出ます。 Microsoft Learn+1

「20人以下なのに起きる」理由:Accessは接続を食いがち

「うちは20人も使ってないのに…」でも発生するのは珍しくありません。理由はシンプルで、“ユーザー数”ではなく“同時接続(セッション)”が積まれるからです。

  • 1人が複数の接続を作る(例:Access起動、リンクテーブル参照、ロック管理、バックアップソフト、エクスプローラーでフォルダを開きっぱなし等)

  • 接続がすぐ切れず残る(スリープ、切断復帰、常時起動PC、常駐プロセス)

  • Access以外(プリンタ共有、別アプリ、NAS同期、バックアップ)が同じPCへSMB接続している

結果として、体感人数が少なくても上限に当たり得ます。Windows 11でも同様の上限が話題になります。 Microsoft Learn+1

すぐできる切り分け:本当に上限に当たっているか確認する

次のどれかが当てはまれば、ほぼこのパターンです。

  • バックエンドの置き場所が Windows 10/11の共有フォルダ

  • エラー文に「as many connections as the computer can accept」が含まれる

  • 朝は動くが、日中(利用が増える時間帯)に頻発する

確認方法の例(管理者で実施)

  • コンピューターの管理共有フォルダーセッション / 開いているファイル

  • PowerShell:Get-SmbSession でセッション状況を見る(環境によっては権限が必要)

最短で直す王道:バックエンドを“本物のサーバー”へ移す

根本解決は、バックエンドの配置先を変えることです。

解決策A:Windows Server(ファイルサーバー)に移行

Windows Serverはサーバー用途を前提にしており、ワークステーションのような「20接続」前提の制約に縛られません(少なくともデスクトップOSの製品条項にある制限とは別枠)。 Microsoft+1
社内に既にサーバーがあるなら、最優先でここへ移します。

解決策B:NAS(SMBファイルサーバー機)に置く

専用NASも有効です。重要なのは「Windows 10/11の共有」から外すこと。NASは同時接続や安定稼働を前提に設計され、バックアップや冗長化も組みやすいです(製品選定はユーザー数・同時接続・IO性能で決めます)。

解決策C:データだけSQL Server等に移す(規模拡大向け)

同時利用が増えるほど、Accessのファイル共有方式はロックやIOで詰まりやすくなります。規模が見えているなら、**データはSQL Server(または同等のRDB)**へ移し、Accessはフロントとして使う構成が長期的に安定しやすいです。 access-programmers.co.uk

応急処置(今日止めないために):ただし根治ではない

  • バックエンドを置いているPC(Windows 10/11)を再起動してセッションを解放

  • 使っていない端末で共有フォルダを開きっぱなしにしない

  • バックアップ/同期ツールがその共有に常時接続していないか見直す

  • フロントエンドは必ず各PCのローカルで起動(共有上で起動しない)

ただし、これらは“延命”です。再発します。

まとめ:Accessのせいにする前に「置き場所」を疑う

「No more connections…」が出たとき、Access修復やネットワーク機器交換に走る前に、まず確認すべきは1点だけです。
バックエンドがWindows 10/11の共有フォルダに置かれていないか。
ここが原因なら、最短で効く解決は Windows Server / NAS / RDB へ移すことです。製品条項でも“ファイル共有は最大20デバイス”が明記されている以上、運用で回避し続けるのは限界があります。 Microsoft+1




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