
Windows 11「Microsoft Store エラー 0x80073D21」完全対処ガイド:インストールできない原因と直し方
Windows 11でMicrosoft Storeからアプリを入れようとすると、突然「0x80073D21」で失敗して更新も起動もできない――この症状は、設定ひとつの見落としから、Store側コンポーネントの破損まで、原因がいくつかに分かれます。この記事では“直る確率が高い順”に、確認ポイントと復旧手順をまとめます。
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エラー 0x80073D21 とは何が起きている?
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最優先で確認:アプリの保存先が「システムドライブ」になっているか
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Storeのキャッシュをリセット(WSReset)
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Microsoft Storeの「修復/リセット」
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Storeを再登録(PowerShell)
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システムファイル修復(SFC / DISM)
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それでも直らない場合:修復インストール/初期化の判断基準
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再発防止チェックリスト
エラー 0x80073D21 とは何が起きている?
0x80073D21 は、Microsoft Store(特にXbox関連アプリやゲームを含む)で「アプリを入れる場所(インストール先)」や「Storeコンポーネント」の状態が整っていないときに出やすいエラーです。実際に、保存先がシステムドライブ以外になっていると「システムドライブにインストールが必要」系の文脈で発生します。 Xboxサポート+1
最優先で確認:アプリの保存先が「システムドライブ」になっているか
このエラーでいちばん多い当たりはここです。Windowsの設定で「新しいアプリの保存先」がCドライブ以外(D:など)になっていると、Store側が拒否して0x80073D21になりがちです。 Xboxサポート+1
手順(Windows 11)
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設定 → システム → ストレージ
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詳細なストレージ設定 → 新しいコンテンツの保存先
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「新しいアプリの保存先」 を C:(Windowsが入っているドライブ)に変更
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PCを再起動して、Storeから再インストール
※ Xboxサポートでも同様に「システムドライブへ変更して再試行」が案内されています。 Xboxサポート
Storeのキャッシュをリセット(WSReset)
保存先が正しくても、キャッシュ破損でStoreが不調なことがあります。まずは軽く効く定番から。
手順
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Win + R(ファイル名を指定して実行)
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wsreset.exeと入力 → OK -
黒い画面がしばらく出て閉じたあと、Storeが開けば完了
Microsoftの公式トラブルシュートでも、Store不調時の最初の手順として案内されています。 Microsoft サポート
Microsoft Storeの「修復/リセット」
キャッシュだけで改善しない場合は、アプリ本体の修復・初期化を実行します(サインイン情報が消える場合があるので、念のためMicrosoftアカウントは把握しておきましょう)。
手順
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設定 → アプリ → インストールされているアプリ
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Microsoft Store を検索 → 右の … → 詳細オプション
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まず 修復 → ダメなら リセット
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再起動して再確認
Storeを再登録(PowerShell)
Storeの登録情報や関連コンポーネントが崩れていると、修復/リセットでも戻らないことがあります。その場合は「再登録」を試します。
手順
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Windows Terminal(管理者) または PowerShell(管理者) を起動
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次のコマンドを実行
Get-AppXPackage *WindowsStore* -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}
この再登録コマンドは、MicrosoftのQ&Aでも案内されている代表的手順です。 Microsoft Learn+1
システムファイル修復(SFC / DISM)
「Windows側の破損」が混ざっていると、Storeだけ直しても再発します。管理者のターミナルで以下を実行します。
sfc /scannow
終わったら続けて:
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
完了後に再起動し、Storeで再確認します。
それでも直らない場合:修復インストール/初期化の判断基準
PowerShellの再登録でも改善しない場合、Storeコンポーネント自体が深く損傷しているケースがあります。この場合「Windowsの修復インストール(上書き修復)」や「PCのリセット」が現実的な解決策として案内されることがあります。 Microsoft Learn
判断の目安
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Storeだけでなく、複数の標準アプリが起動しない/更新できない
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再登録コマンドがエラーで止まる、または完走しても変化がない
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新しいユーザーアカウントでも同じ症状
再発防止チェックリスト
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「新しいアプリの保存先」は基本 C: にしておく(特にゲーム/Xbox系)。 Xboxサポート+1
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Store不調時は wsreset.exe を最初に試す。 Microsoft サポート
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大型アップデート後に不具合が出たら、修復 → リセット → 再登録 の順で段階的に。 Windows 11 Forum+1
このエラーは「保存先(システムドライブ)」の修正だけで直ることが多いので、まずはそこから試すのが最短ルートです。直らない場合も、上の順番で潰していけば原因の切り分けができ、最終手段(修復インストール/初期化)を選ぶ判断も迷いにくくなります。