以下の内容はhttps://error-daizenn.hatenablog.com/entry/2025/12/12/000832より取得しました。


ストリートファイター6 Fatal D3D error(25) DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG 0x887a0006の原因と直し方【RTX 4070Ti環境】


ストリートファイター6を数戦遊んでいると「致命的なアプリケーション終了(Fatal application exit)」と共に

Fatal D3D error(25, DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG, 0x887a0006
というメッセージが出てゲームがクラッシュしてしまう——この記事は、そんな相談内容を前提にしています。

CPUはCore i7-14700、GPUはRTX 4070 Ti SUPER、Windows 11、NVIDIAドライバー 591.44。
スペックは十分なのに、スト6だけ不安定で再インストールしても直らない、という状況ですね。

結論からいうと、このエラーは「スト6の設定が重いから」ではなく、GPU(グラボ)とそのドライバー、そしてDirectX 12まわりでWindowsが『GPUが固まった』と判断したときに出るエラーです。

この記事では、このエラーが何を意味しているのか、なぜスト6で起きやすいのか、そして現実的な対処ステップを順番に整理していきます。
同じ症状で困っているPC勢の参考になればうれしいですし、「自分はこうしたら直った!」という情報もコメント欄でガンガン共有してもらえると助かります。

2025年12月11日公開(Windows 11/Street Fighter 6 PC版向けの内容です)

1. このエラーは何のエラー?メッセージを分解する

まずエラーメッセージをバラしてみます。

StreetFighter6.exe
Fatal D3D error(25, DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG, 0x887a0006

ここでポイントになるのは「DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG」という部分です。DXGIはDirectX Graphics Infrastructure(ディーエックスジーアイ:DirectXのグラフィックス部分を扱う仕組み)の略で、Direct3D(D3D)とセットで3D描画を担当しているモジュールです。

Microsoftやゲームエンジンのドキュメントでは、DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGは「GPUがコマンド処理中に長時間フリーズした、もしくはドライバーごと固まってOS側のタイムアウト検知(TDR)が発動した状態」と説明されています。(Epic Games Developers)

つまり、このエラーは『GPUが一定時間以上応答しなかったので、Windowsがドライバーをリセットした結果、ゲームも巻き込まれて落ちた』という意味になります。

ゲームタイトルはスト6ですが、中身としては「Windows+GPUドライバー+DirectX 12」のトラブルと考えるのが近いです。

2. なぜスト6で起きる?よくある原因パターン

同じDXGI_ERROR_DEVICE_HUNGは、モンスターハンターやAPEXなど他のDirectX 12タイトルでも頻出していて、海外フォーラムでもかなり議論されています。(minitool.com)
日本のQ&Aサイトでも、スト6をプレイ中にまったく同じ「Fatal D3D error(25), DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG, 0x887A0006」で落ちる事例が報告されており、「GPUまわりの問題」と整理されています。(Yahoo!知恵袋)

よく挙げられている原因を、人間向けの言葉でざっくり並べると、こんな感じになります。

ひとつ目は「グラフィックドライバーの相性・不具合・破損」です。あるバージョンだけ特定ゲームと相性が悪くてDXGI_ERROR_DEVICE_HUNGが連発する、という報告はかなり多いです。(Steamコミュニティ)

二つ目は「GPUの負荷が高すぎる、あるいは不安定なオーバークロック」です。工場出荷時からクロックが高めに盛られたカードや、自分でオーバークロックしている環境では、ギリギリの負荷がかかった瞬間にTDRが発動しやすくなります。

三つ目は「DirectX 12の実装とゲーム側の問題」です。モンスターハンターシリーズなど、DX12実装の癖で同じエラーが多発しているタイトルの事例もあり、ゲーム側が重い描画を一気に投げてしまうと、やはりTDRが発動しやすくなります。(minitool.com)

四つ目は「Windowsや他のソフトとの絡み」です。OSのアップデート直後や、オーバーレイ(ゲームバー、録画ソフト、GPUメーカー製オーバーレイ)などが噛み合って、GPUの応答が遅れるパターンもあります。

なので、スト6が悪いというより『スト6の描画負荷+今のドライバーや設定の組み合わせ』で、GPUがタイムアウトしやすい状況になっている、という見方をすると整理しやすいです。

3. 今回のスペックだと「性能不足」はほぼ無関係

相談にあった構成は、

・CPU:Core i7-14700
・GPU:RTX 4070 Ti SUPER
・OS:Windows 11
・NVIDIAドライバー:ver.591.44

というハイエンド寄りの環境です。スト6の推奨要件はRTX2070クラスなので、それをかなり上回っています。(Steamストア)

このレベルの構成であれば、スト6が「重すぎて落ちる」という意味でのスペック不足はほぼ考えなくてOKです。

むしろ「高性能GPUだからこそFPSが出過ぎて負荷の波が大きくなり、特定シーンで一瞬だけGPUが詰まってしまう」といった、ちょっとひねくれた原因の方が疑わしくなります。

なので、PCパーツの買い替えを検討する前に、まずはソフトウェア側と設定の見直しをやってみるのが現実的です。

4. 対処ステップ① グラフィックドライバーをクリーンインストール&バージョン変更

最初にやってほしいのは、NVIDIAドライバーの「クリーンな入れ直し」と「バージョンをずらしてみる」ことです。
単なる上書きアップデートでは、古い設定や壊れたファイルが残ってしまうケースがあります。

(1) いま入っているNVIDIAドライバーのバージョン(591.44など)を控えておきます。
(2) Display Driver Uninstaller(DDU)などのツールで、セーフモードからGPUドライバーを完全削除します。
(3) NVIDIA公式サイトから、ひとつ前か二つ前のGame Ready Driver、または別系列の安定版ドライバーをダウンロードします。
(4) インストール時のオプションで「クリーンインストール(Clean install)」を選び、ドライバーと設定を入れ直します。
(5) 再起動後、まずはスト6だけ起動して数戦プレイし、同じエラーが出るかを確認します。

海外フォーラムでも、DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGが「ドライバーをロールバックしたらピタっと止まった」という報告はかなり多く、モンスターハンターや他のDX12タイトルでも定番の対処です。(Steamコミュニティ)

再インストールしても直らないスト6クラッシュは、ゲームではなく『GPUドライバーのバージョンや状態』を疑った方が近道なことが多いです。

5. 対処ステップ② GPUのクロック・電力設定を「盛りすぎ」から戻す

次にチェックしてほしいのが、GPU側の設定です。RTX 4070 Ti SUPERはメーカー製カードだと工場出荷時に「ちょいオーバークロック」されていることが多く、これがDXGI_ERROR_DEVICE_HUNGのトリガーになっているケースもあります。

(1) MSI Afterburnerなどのツールを入れている場合は、コアクロック(Core Clock)やメモリクロック(Memory Clock)をいじっていないか確認します。
(2) オーバークロックしている場合はいったんすべてリセットし、「標準(Reference)」かそれ以下に戻します。
(3) 試しにPower Limitを90%くらいまで下げ、クロックが少し抑えられた状態でスト6をプレイしてみます。
(4) NVIDIAコントロールパネルの「ヘルプ」メニューにある「デバッグモード(Debug Mode)」が使えるカードなら有効化し、工場OCを無効にして動作させてみます。

GPU動作をほんの少しだけマイルドにすることで、DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGがぴたりと止まるケースは実際に報告されています。(Steamコミュニティ)

温度も同時にチェックしておくと安心です。GPU温度が80℃台後半〜90℃近くまで跳ね上がっているなら、ケース内のエアフローやファンカーブの見直しもセットでやっておくと、長期的には安定します。

6. 対処ステップ③ スト6側の負荷を一度「軽め」に振ってみる

「スペックは足りてるし、設定は全部最高でいいでしょ」と思いがちですが、トラブルシューティング中だけは負荷を意図的に落としてみると原因の切り分けがしやすくなります。

(1) グラフィックプリセットを一段か二段落として、解像度スケールも100%前後にしてみます。
(2) モーションブラーやアンチエイリアスなど、見た目に影響が小さいものから徐々にオフにしていきます。
(3) FPS上限を60〜120fpsあたりにキャップし、垂直同期(V-Sync)をオンにしてGPU負荷のスパイクを抑えます。
(4) その状態で、普段クラッシュしがちなモード(ランクマ、トレモなど)をしばらくプレイしてみます。

他のゲームでも、V-SyncをオンにすることでDXGI系のエラーが減った、という報告がいくつかあり、瞬間的な超高FPSによる負荷の揺れを抑える意味では理にかなっています。(Steamコミュニティ)

「設定を落としてもエラーが全然出ない」なら、GPUかドライバーが、最高設定+高FPSの組み合わせにギリギリついていけていない可能性が高くなります。

7. 対処ステップ④ Windowsとスト6を公式推奨の状態にそろえる

ここまででまだ頻繁に落ちる場合は、OSやゲームファイルまわりも一度整えておきましょう。

まずWindows Updateを最新まで適用しておくこと。2025年12月配信のWindows 11向けパッチでは、TDRやDXGI系エラーに関係するGPU安定性の改善が含まれているとされています。(Windows Forum)

次に、カプコン公式のトラブルシューティングで案内されている内容を確認します。たとえば

・スト6フォルダとStreetFighter6.exeを、ウイルス対策ソフトやファイアウォールの除外に入れる
・Steamの「ゲームファイルの整合性チェック(Verify integrity)」を実行し、破損ファイルを修復する
・マルチGPU(SLIやCrossFire)環境なら、いったん無効化して単体GPUで動かす

といったものです。(Steamコミュニティ)

ゲームの再インストールだけでは直らないクラッシュでも、「OSアップデート+ゲームファイルの修復+セキュリティソフトの例外設定」の三点セットで安定するケースは意外と多いです。

すでに再インストール済みとのことですが、整合性チェックと除外設定は別物なので、ここは一度きっちりやってみる価値があります。

8. 対処ステップ⑤ TDR(Timeout Detection and Recovery)設定は「最後の切り札」

少し上級者向けになりますが、DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGはWindowsの「TDR(Timeout Detection and Recovery)」という仕組みが絡んでいます。TDRは、GPUが2秒ほど応答しないと「固まった」と判断し、ドライバーをリセットしてデスクトップを生かそうとする安全装置です。(ウィキペディア)

このTDRのタイムアウト時間をレジストリ(registry)で少し伸ばして、GPUにもう少し時間的な余裕を与えることで、DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGがおさまる、という古典的な対処法もあります。Battlefieldシリーズや他の3Dゲームでも、TdrDelayなどの値を調整して安定したという報告が残っています。(Steamコミュニティ)

ただし、ここはかなり注意が必要です。

・レジストリ編集を誤ると、最悪Windows自体が起動しなくなる
・本当にGPUがハード的にフリーズしている場合、タイムアウトを延ばすと「クラッシュしない代わりに長時間フリーズする」だけになりかねない

といったリスクがあります。

TDRまわりの設定変更は「他のすべてを試してもダメで、かつ自己責任でレジストリを触れる人」向けの最終手段と考えた方が安全です。

ここまで読んで「なんだか怖いな」と感じたら、無理にTDRいじりには手を出さず、次の「公式サポートに投げる」ルートに進んだ方が精神的にも楽だと思います。ほんとに。

9. 似た症状を抱えているユーザーの事例

この記事の元になった相談以外にも、

・スト6プレイ中にほぼ確実にFatal D3D error(25), DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG, 0x887a0006で落ちる
・スペックはRyzen 9+RTX 4060 Ti+メモリ32GBなど十分足りている

といった報告が、国内Q&Aサイトやコミュニティに複数上がっています。(Yahoo!知恵袋)

また、モンスターハンター Wilds など他社タイトルでも同じDXGI_ERROR_DEVICE_HUNGが発生しており、DX12実装と特定ドライバーバージョンの組み合わせでクラッシュが多発した、という分析も出ています。(minitool.com)

つまり「自分のPCだけが壊れている」というより、『DirectX 12世代のゲームあるあるなトラブルにスト6も巻き込まれている』という見方の方が近く、同じ沼にはまっているプレイヤーはけっこう居ます。

そう考えると、少しだけ気が楽になりませんかね。直すのは面倒ですが…。

10. それでもダメなときは、クラッシュレポートを添えて公式に投げる

ここまでの対処を試してもなお、数戦ごとにFatal D3D error(25)で落ちるようなら、カプコンのサポートに環境情報とクラッシュレポートを投げてしまう、というのも重要な一手です。

スト6 PC版では、クラッシュ時にゲームフォルダ内に CrashReport フォルダとzipファイルが生成されます。公式のトラブルシューティングスレッドでも、このクラッシュレポートとDxDiag、config.iniなどの提出が案内されています。(Steamコミュニティ)

(1) C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Street Fighter 6 フォルダ内の CrashReport を確認し、最新のzipファイルを控える。
(2) Windowsキー+Rで「dxdiag」と入力し、システム情報をテキストで保存する。
(3) ゲームフォルダ内の config.ini も一緒にコピーしておく。
(4) 発生した日時、モード(ランクマ、トレモなど)、何戦目くらいで落ちるのか、再現頻度などをメモして、サポートフォームやフォーラムに投稿する。

ゲーム側の修正が必要なタイプのバグは、ユーザーからクラッシュレポートが集まらないと開発側も動きにくいので、「報告する」という行動自体が遠回りのようで一番の近道になることもあります。

「自分だけかも…」と思わずに、症状が似ている人同士で情報を共有しつつ、開発元にもデータを渡しておくのが、長期的にはいちばん効きます。

11. まとめ:このエラーの正体と、これから試してほしいこと

ここまでの話をギュッとまとめると、

・Fatal D3D error(25), DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG, 0x887a0006 は
 「GPUが応答しなくなり、WindowsのTDRがドライバーをリセットした結果のクラッシュ」
・原因はスペック不足というより、
 ドライバーの相性、GPUのオーバークロック、DX12実装+負荷、Windowsや他ソフトとの噛み合わせ
・今回のCore i7-14700+RTX 4070 Ti SUPER環境なら、性能的な不足はまず関係ない
・現実的な順番としては
 (1) ドライバーのクリーンインストール&バージョン変更
 (2) GPUクロック・Power Limitをリセットしてマイルドに
 (3) スト6側の設定を一度軽くして、エラー頻度を検証
(4) Windows Updateとゲームファイル整合性チェック、セキュリティソフトの除外設定
 (5) どうしてもダメならTDR設定の見直し(ただし自己責任の最終手段)
 (6) クラッシュレポート+DxDiag付きで公式サポートに報告

「これは何のエラーなのか?」という問いに対する答えは、『GPU(グラボ)とドライバー、DirectX 12まわりでWindowsが“GPUが固まった”と判断したときに出るエラー』です。

あとは、どこをどう緩めてあげれば固まらなくなるか、という「調整ゲーム」になります。正直ちょっとだるいですが、一つずつ潰していくと、あるところで急に安定する、というパターンも多いです。

最後に、この記事を読んでいるあなたにお願いです。

・どのGPU/ドライバー/解像度設定で
・どのモードをどれくらい遊ぶと
・Fatal D3D error(25) DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG がどれくらいの頻度で出るか

を、コメント欄で共有してもらえませんか。
逆に「この組み合わせにしたらピタっと止まった」という成功報告も、もちろん大歓迎です。

同じスト6勢同士で情報を持ち寄って、あの謎の致命的エラーを、少しずつ“ただのよくある不具合”レベルまで押し下げていきましょう。






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