以下の内容はhttps://error-daizenn.hatenablog.com/entry/2025/12/10/100038より取得しました。


Windows 11のエクスプローラーが激重に?「critical error」の原因とExplorerPatcherでの根本対処


Windows 11の見た目は好きだけど、「ファイルエクスプローラー(File Explorer)」だけは遅くてイライラする…。

そう感じている人、かなり多いはずです。
2025年12月9日公開のThurrott.comの有料記事「What I Use: ExplorerPatcher」で、Windows系ジャーナリストのPaul Thurrott氏もついにブチギレ気味にこの問題を取り上げ、「WinUI 3フロントエンドはcritical error(致命的な設計ミス)」とまで書いています。(Thurrott.com)

この記事では、
・なぜWindows 11のエクスプローラーがこんなに重くなったのか
・Microsoft公式の対応がどこまで進んでいるのか
・サードパーティツール「ExplorerPatcher(エクスプローラーパッチャー)」でどう回避できるのか
を、一般ユーザーでも迷わず試せるレベルまでかみ砕いて解説します。

最後に「コメント欄でみんなの設定や検証結果を共有しよう」というテーマも用意しているので、自分の環境の体感速度やトラブル報告も、ぜひそこに書いていってください。

いつ・どこで何が起きているのか整理しよう

まずはタイムラインをざっくりそろえます。

2025年12月9日
Thurrott.comにて「What I Use: ExplorerPatcher」が公開され、Windows 11のファイルエクスプローラーがWinUI 3(Windows向け最新UIフレームワーク)ベースのフロントエンドになった結果、見た目は良くなったのにパフォーマンスが悲惨だ、と批判。(Thurrott.com)

同じタイミングで、Windows 11の12月の月例更新(KB5072033など)が配信され、ファイルエクスプローラーのダークモード改善やコンテキストメニュー(右クリックメニュー)の整理が入ります。(BleepingComputer)

一方で、直前のプレビュー更新(KB5070311)では「ダークモードでフォルダーを開くと一瞬真っ白にフラッシュする」という“フラッシュバン”バグまで入り、Tech系メディアからもツッコミを受けていました。(TechRadar)

対象は主にWindows 11の以下のバージョンです。
・Windows 11 24H2 / 25H2(最新世代)(BleepingComputer)
・23H2以降の、WinUI 3ベースの新しいエクスプローラーが有効になっている環境

つまり、最近のWindows 11にアップデートして「なんかエクスプローラーがもっさりする」と感じている人は、ほぼこの問題の影響を受けていると考えて大丈夫です。

「critical error」の正体:エラーコードではなく設計レベルの失敗

最初にハッキリさせておくと、今回の「critical error」はエラーコードではありません。
ブルースクリーンに出る「0x000000…」系のものではなく、Paul氏が「設計ミスレベルで致命的だ」と比喩的に表現している言葉です。(Thurrott.com)

なのでこの記事では、あえてこう整理しておきます。

・エラーコード:なし(クラッシュではなく遅さ・固まり)
・エラー内容:「WinUI 3フロントエンドが重くて、エクスプローラーの使い勝手を壊している」という意味でのcritical error

つまり、今回は「エラーが出て止まる」よりも、「止まりはしないが常に重くて仕事にならない」タイプの不具合なんですね。

地味に一番ストレスたまるやつです。

なぜエクスプローラーがこんなに重くなったのか

原因は大きく言って2つの要素が重なっています。

1つ目は、レガシーなエクスプローラー(explorer.exe)に、WinUI 3ベースの“皮”をかぶせたハイブリッド構造になっていること。
2つ目は、そのうえで最近のアップデートで機能やダークモード対応をどんどん盛り込んでいることです。(マイクロソフト サポート)

Thurrottの記事では、
・ホーム画面(Home)を開くだけなのに待たされる
・フォルダー移動のたびに「謎の固まり」が頻発する
といった日常レベルの「もっさり」が具体的に書かれていて、これを“enshittification(エンシティフィケーション:サービスが改悪されていく現象)”の一例では、と半分冗談で触れています。(Thurrott.com)

裏側では、
・WinUI 3のXAML(ザムル)ベースのUI
・AI連携やクラウド連携の準備
・ダークモードや新しいコンテキストメニューの描画
など、モダンな処理が一気に乗ってきていて、「見た目は統一されつつあるけれど、そのぶん負荷も上がった」という構図になっているわけです。

Microsoft公式の対応状況:デザインは直すが“速さ”はまだ

ではMicrosoftはどうしているのか。
ここがちょっとモヤっとするポイントです。

2025年12月の月例更新(KB5072033ほか)では、ファイルエクスプローラーのダークモードの統一と、コンテキストメニューの簡素化が入っています。(BleepingComputer)

・コピーや移動、削除のダイアログ
・進行状況バー(progress bar)
・エラーや確認ダイアログ
といった部分が、ようやくダークテーマと見た目をそろえられた、というのが公式の説明です。(マイクロソフト サポート)

さらに、プレビュー版で発生していた「ダークモードで一瞬真っ白にフラッシュする」バグも、今回の更新で修正されています。(TechRadar)

ただし。
公式の更新内容は“見た目の一貫性”や“バグ修正”が中心で、「エクスプローラーが全体的に重すぎる問題」には触れられていません。

エンタープライズ向けには、最近の更新でスタートメニューやタスクバーが起動しなくなる問題についての警告と回避策が出ていますが、これもXAMLパッケージの登録タイミングが原因であり、やはり“モダンUIの管理”まわりの不安定さが目立っている状態です。(Windows Central)

要するに、Microsoft側としては
「見た目は整えつつあるし、局所的なバグは潰しているが、構造的な重さはまだ放置に近い」
という印象は否めません。

ExplorerPatcherとは何者?ざっくり正体を把握する

ここで登場するのが「ExplorerPatcher」です。

ExplorerPatcher(エクスプローラーパッチャー)は、
・Windows 10 / 11のタスクバー
・スタートメニュー
・ファイルエクスプローラー
・タスクスイッチャー(Alt+Tab)
などを、旧来のスタイルに戻したり細かくカスタマイズできるオープンソースのツールです。(GitHub)

GitHubの本家リポジトリでは、
・スター数 3万以上
・リリース版は「26100.4946.69.6」など最新Windows 11ビルドにも対応(2025年11月3日時点の最新リリース)(GitHub)
と、かなり多くのユーザーに使われています。

日本語向けの情報としては、ローカライズ(L10N)用のリポジトリや、日本語解説を加えた派生プロジェクトも存在していて、アップデート方法やウイルス対策ソフトによる誤検知についても丁寧に説明されています。(GitHub)

**一言でいうと、「Windows 11を“Windows 10っぽく快適に”戻すためのカスタマイズツール」**です。

Paul Thurrott氏が取った解決策:ExplorerPatcherで旧エクスプローラーに戻す

Thurrott氏が記事の中で実際に行っているのは、かなりシンプルです。(Thurrott.com)

1つ目は、ExplorerPatcherを使ってファイルエクスプローラーを旧バージョン(WinUI 3フロントエンドではない構成)に戻すこと。
2つ目は、それでも維持したい機能、たとえば12月更新で改善されたダークモードなどは生かしたままにすること。(Thurrott.com)

結果として、
・ホーム画面がすぐ開く
・フォルダー移動で固まりにくくなる
・ダークモードもちゃんと効いている
という「見た目もそこそこ新しさを残しつつ、体感速度は旧エクスプローラー並み」というバランスを実現しているわけです。

つまり、ExplorerPatcherは“全部を昔に戻すツール”ではなく、“必要な部分だけ昔の安定した実装に戻すレバー”として使える、というのがポイントです。

対象ユーザーはどんな人?入れる前に自分が当てはまるか確認

ExplorerPatcherを検討してよい層は、おおざっぱに次のようなイメージです。

・Windows 11を日常的に使っていて、ファイルエクスプローラーの遅さに本気で困っている一般ユーザー
・タスクバーやスタートメニューも「Windows 10のほうが好きだった」と感じている人
・多少の自己責任を理解したうえで、サードパーティツールを使うことに抵抗がない人
・企業の管理PCではなく、自分の裁量で触れる個人PC

逆に、
・会社支給のPCで、セキュリティポリシーが厳しい
・業務アプリや社内ツールがExplorerPatcherで動作保証されていない
といった環境では、導入は控えた方が安全です。

ExplorerPatcherの基本的な導入手順(初心者用)

ここが一番知りたいところかもしれません。
手順はそこまで難しくありませんが、セキュリティ警告や“見た目の激変”に驚かないようにだけ注意してください。

(1) GitHubの本家リポジトリページ(ExplorerPatcher)を開きます。(GitHub)
(2) Releases(リリース)欄から最新バージョンのセットアップファイルを探します。Intel/AMD向けはep_setup.exe、Snapdragon XなどArm向けはep_setup_arm64.exeを選びます。(GitHub)
(3) ファイルをダウンロードします。Microsoft Edgeを使うと「安全ではない可能性があります」系の警告が出ることがありますが、署名付きの公式バイナリであることを確認し、自己責任で「保存」を選びます。(Thurrott.com)
(4) ダウンロードしたep_setup.exeを実行します。Windows Defender SmartScreen(スマートスクリーン)が「不明な発行元」としてブロックしてくるので、「詳細情報」→「実行」を2回ほどクリックして実行を許可します。(Thurrott.com)
(5) インストーラーは管理者権限(elevation)を要求し、explorer.exeを一度終了させてから必要なファイルをインストールします。作業が終わるとデスクトップが再表示されます。タスクバーが“Windows 10風”に変わり、アイコンが左寄せに戻っているはずです。(GitHub)
(6) タスクバーを右クリックし、「Properties(プロパティ)」を開きます。ExplorerPatcher専用の設定ウィンドウが出てくるので、Taskbar(タスクバー)、Start menu(スタートメニュー)、File Explorer(ファイルエクスプローラー)など必要な項目だけ設定します。(GitHub)
(7) 設定が終わったら「Restart File Explorer(エクスプローラーを再起動)」ボタンを押して反映させます。

これで基本的な導入は完了です。
わざと全部をいじろうとせず、最初は「タスクバー」「エクスプローラー」あたりだけ触ってみるのがおすすめです。

どこがどう速くなるのか?体感の変化をイメージしてみる

じゃあ本当に速くなるの?という話。

Paul氏は「週単位で複数PCに入れて試した結果、ExplorerPatcherを使うと自分が困っていたエクスプローラーの問題はほぼ解消した」と書いています。(Thurrott.com)

日本のサイトでも、WinUI 3ベースの新エクスプローラーを無効にした環境のほうが、フォルダー表示やホーム画面の描画が大幅に軽くなったと報告されていて、「処理負荷が約69%軽くなった」という検証例も紹介されています。(ソフトアンテナ)

ざっくりイメージすると、
「クリックしたらワンテンポ置いてからウィンドウが描画される」
という状態が、
「スッとウィンドウが出る、たまに1秒もたつくくらい」
まで戻る感じです。

もちろん環境差はありますが、
・HDDではなくSSDなのにエクスプローラーだけ妙に遅い
・CPUもメモリも余裕があるのに、ファイル操作でひっかかる
という人は、かなり体感が変わる可能性が高いです。

他ユーザーの声:Redditやフォーラムではこう使われている

海外フォーラムやReddit(レディット)を見ていると、ExplorerPatcherはかなり“頼みの綱”扱いされています。

たとえば、Windows 11のタスクバーやスタートメニューに我慢できなくなったユーザーが、「ExplorerPatcher FTW(For The Win)!」と書きつつ、Windows 10スタイルを取り戻せたと喜ぶ投稿があったり、(Reddit)

「Thank God for ExplorerPatcher」とまで言って、旧式のUIを取り戻せたことに感謝しているスレッドもあります。(Reddit)

一方で、GitHubのIssueやコミュニティでは、
・Windows 11の特定バージョンでスタートメニューが壊れる事例
・タスクバーの検索UIが“古い状態”に戻りすぎてしまう問題(GitHub)
などの報告もあり、「万能薬ではない」「Windows更新との相性でたまにトラブルが出る」という現実もきちんと共有されています。

つまりコミュニティ全体の空気感としては、
「ExplorerPatcherは超便利だけど、Windows Updateとケンカすることもあるので、バックアップ前提で使おう」
という、かなり現実的な評価になっています。

ExplorerPatcherのリスクと注意点:ここを読んでから導入するか決めてほしい

便利なツールほど、リスクもちゃんと理解しておく必要があります。ExplorerPatcherも例外ではありません。

まず技術的な面では、ExplorerPatcherはexplorer.exeにDLLインジェクション(DLL注入)を行い、特定のコードパスやUI部品を書き換える仕組みを使っているとされています。(Reddit)

このやり方は、
・Windowsの更新が入っても比較的長く動き続けやすい
反面、
・内部の挙動が変わると、突然スタートメニューが動かなくなったりする
という性質を持っています。

実際、
・ShellExperienceHost(スタートメニュー関連のシステムフォルダー)を誤って壊してしまい、手動でフォルダーを復元しつつExplorerPatcherを再インストールする…
といった「なかなかハードコアな復旧手順」がフォーラムで共有されている例もあります。(Windows 11 Forum)

また、ウイルス対策ソフトによっては、ExplorerPatcherの挙動を「不審なプロセス改変」として誤検知することもあり、その点については日本語ローカライズプロジェクトでも注意が促されています。(GitHub)

まとめると、
・普通のアプリよりOS内部に踏み込んだカスタマイズをするツールである
・そのぶん高速化やUI復元の効果は大きいが、アップデートのたびに動作確認が必要
という、かなり“パワーユーザー寄り”のツールだと理解しておく必要があります。

公式修正を待つか、ExplorerPatcherを入れるか:判断ポイント

さて、ここまで読んで「入れるべきかどうか」を迷っている人もいると思います。
ざっくり、こんな基準で考えてみてください。

まず、今のエクスプローラーの遅さが仕事や日常にどれくらい悪影響を及ぼしているかです。

・1日に何十回もエクスプローラーを開き、そのたびに数秒待たされてイライラしている
・大量のファイルを扱う職種で、エクスプローラーの遅さが生産性に直結している
こういう人にとっては、ExplorerPatcher導入は十分検討に値します。

逆に、
・たまにしかエクスプローラーを開かない
・ちょっともっさりしているけどそこまで気にならない
という人であれば、今回の12月アップデート以降、Microsoftがさらに最適化を進めていくのを待つ、という選択もアリです。

最近は、
・ダークモードの統一
・AIアクションのメニューを状況に応じて非表示にするなど、コンテキストメニューの“断捨離”(Windows Central)
といった「UIの整理」の方向性も見えてきているので、将来的には“素のWindows 11でも十分軽くて快適なエクスプローラー”に戻る可能性もあります。

結局のところ、今のストレスを我慢して将来の公式改善を待つか、
多少のリスクを受け入れてでも、ExplorerPatcherで“今すぐ快適さを取り戻すか”という選択になります。

みんなで検証しよう:コメント欄でぜひ教えてほしいこと

最後に、この話題は一人で悩むより、みんなの環境や工夫を共有したほうが絶対に価値があります。

コメント欄があるとしたら、ぜひ次のような情報を書いてみてください。

・自分のWindows 11のバージョン(例:24H2、23H2など)
・ストレージ(SSD / HDD)、メモリ容量、CPUのおおよそのスペック
・ExplorerPatcherを使っているかどうか、使っているならバージョン
・導入前後で、エクスプローラーの体感速度がどう変わったか
・逆に「こんなトラブルが出た」という失敗談

こういうリアルな情報が集まると、「この構成なら安心して入れられる」「ここまで古いビルドだとやめておいた方がいい」といった“生のノウハウ”がどんどんたまっていきます。

あなたの一言が、どこかのWindowsユーザーを救うかもしれません。
「うちの環境だとこうなったよ」という緩いメモでもいいので、ぜひ気軽に書き込んでみてください。

 




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