
2025年11月30日深夜、Windows系フォーラムで一気に話題が広がった“File Explorer(ファイルエクスプローラー)のプリロード問題”。最新の Windows 11 Insider Preview Build 26220.7271(KB5070307) で、起動高速化のために“前もって読み込み(preload)”する仕組みが追加されたものの、実際には RAM使用量が約2倍に増えるのに速度はほぼ変わらない —— そんな逆転現象がユーザーの苛立ちと議論を爆発させています。
この記事は、
「え、またWindows 11で変なこと起きてるの?」
「うちのPC、エクスプローラーめっちゃ遅いんだけど原因これ?」
と思っている一般ユーザーから、細かい挙動が気になるPC好き、企業のIT担当者まで、幅広い人のモヤモヤを“中学生でもスッと理解できるレベル”で整理しつつ、フォーラム風にみんなで語り合えるような構成でまとめた内容です。
- 発生した問題の概要と日時
- なぜRAM使用量が倍になるのか:仕組みの簡単解説
- 公式の対応状況:まだ“改善中”で明確なアナウンスはなし
- 対象となるユーザー層:幅広いが、とくに“低~中スペPC”は影響大
- 他ユーザーの報告事例:海外フォーラムの“生の声”まとめ
- 不具合の原因:推定されている3つの要因
- 回避策:すぐできる“体感速度改善テク”
- 今後の展望:プリロードは改善されるのか?
- みんなで語るフォーラム風まとめ:あなたのWindowsはどう?
- 結論:RAM2倍問題は氷山の一角。UI刷新なしでは根本解決しない
発生した問題の概要と日時
まず今回の話題が広がったのは 2025年11月30日(米国時間)。Windows情報を追っているユーザーによる検証報告がTechPowerUpのフォーラムに投稿され、そこから議論が一気に拡散しました。
最重要ポイントは「RAMが倍増したのに、実際の体感速度はたいして変わらない」こと。
最新ビルドでは、エクスプローラーを起動する前にバックグラウンドで読み込むことで“瞬時に開く”という理想が掲げられていました。しかし検証では、
通常起動 → 35MB
プリロード状態 → 67.4MB
という差が出たものの、体感としては「誤差レベルか、むしろ遅いと感じる瞬間もある」という声さえあります。
なぜRAM使用量が倍になるのか:仕組みの簡単解説
難しい話をガッと簡単にします。
Windows 11 のエクスプローラーは、内部で WinUI(ウィンユーアイ)/XAML(ザムル) と呼ばれる“モダンUI層”をかぶせた構造になっています。
つまり、Windows 10までの古いWin32版に比べて、上に追加で“重い装飾”が乗っているようなイメージです。
Microsoftはこの重さをカバーするために、
「なら、最初から読み込んでおけばいいじゃん」
という発想でプリロードを仕込んだのですが、当然そのぶんのRAM消費が増えるわけで……。
そして 読み込んだはずなのに、UI表示そのものが遅い という根本問題は残ったままなので、「結局イタチごっこじゃない?」というツッコミが多発しているのが現状です。
最重要文:UIそのものが遅い限り、プリロードだけでは根本解決にならない。
公式の対応状況:まだ“改善中”で明確なアナウンスはなし
2025年12月2日時点で、Microsoftは 「改善に取り組んでいる」 とだけ述べており、
・プリロードがどこまで正式機能になるのか
・どのビルドで最適化が完了するのか
といった具体的な発表はありません。
Insider Previewでの先行テストという位置づけなので、まだ調整途中なのは確か。ただし、フォーラムの反応がここまで荒れている状況を見ると、最適化や方針変更がさらに続く可能性は高いですね。
対象となるユーザー層:幅広いが、とくに“低~中スペPC”は影響大
今回の挙動で影響を受けそうなのは以下のユーザーたちです。
一般ユーザー(家庭用PC)
→ 起動のたびに微妙にモタつく。右クリックが遅い。タスクバーの反応も鈍い日がある。
企業ユーザー(オフィスPC)
→ 8GBメモリ構成もまだ多いため、RAMの恒常的な浪費が積み重なる可能性あり。
低スペック構成のノートPC
→ モダンUIの負荷が大きく、プリロードでさらにメモリが圧迫。
インサイダービルドを試すPC愛好家
→ 実験的機能が増えるぶんバグに遭遇しやすい。
他ユーザーの報告事例:海外フォーラムの“生の声”まとめ
TechPowerUpのコメント欄(#26〜#50)には、ユーザーの本音がストレートに噴き上がっていました。その一部をピックアップすると、雰囲気がさらに伝わりやすいので紹介します。
以下は要点をコメント風にまとめたものです。
「別に32MB増えたぐらい気にしないよ」派
・「今どき32MBなんてどうでもよくね?」
・「Finder(macOSのファイル管理ソフト)だって330MB使ってるぞ」
意外と冷静な声もあります。ただ、問題は“速くならないこと”なんですよね。
「RAMの問題じゃなくて“最適化してないこと”が問題」派
・「この調子でOSのいろんなところで無駄が積み上がるだろ」
・「UIを全部Webアプリみたいにしてるのが重い」
・「最適化しないの、ゲームのバグまみれ問題と同じ構造だよ」
ある意味もっとも核心に近い怒り。
「Windows 11もう疲れた……」派
・「うちはもうWindows 10に戻した」
・「毎週のようにバグ出るの疲れた」
・「会社のPC、エクスプローラー再起動しないとタスクバー出てこない」
感情の濁流がすごいですが、共感も多いです。
ネタ路線
・「世界中のPCで32MB増えるなら、合計22PBのメモリを人類が失った計算になる」
・「Copilotが世界中のRAMを食って進化しはじめてるんだろ」
こういうコメントが入るとフォーラムらしい“お祭り感”が出ますよね。
不具合の原因:推定されている3つの要因
今回のRAM倍増問題の裏側には、いくつか要因が混ざっています。
(1) WinUI/XAMLの構造的な重さ
Windows 11のエクスプローラーは、
「古いWin32(高速)」+「モダンUI層(重い)」
という2階建て構造。
根本的な性能限界があります。
(2) プリロードの最適化不足
本来なら「読み込んでおいたデータが即使える」状態にすべきですが、
実際にはバックグラウンド処理とUI描画処理が噛み合っておらず、
思ったより加速しない状況。
(3) Windows 11 全体の最適化の遅れ
タスクバー、右クリックメニュー、設定アプリなど、
モダンUI系の“もっさり”は以前から指摘され続けています。
今回の件はその延長線。
回避策:すぐできる“体感速度改善テク”
公式の完了した修正がない今、私たちユーザー側でできることは限られます。ただ、いくつかの小ワザで“肌感の遅さ”をちょっと和らげられます。
(1) 透明効果を切る
ウィンドウの描画が軽くなるので、体感は意外と変わります。
設定 → 個人用設定 → 色 → 「透明効果」をオフ
(2) アニメーションを減らす
描画ステップが少なくなるので反応が早くなる場面があります。
設定 → アクセシビリティ → 視覚効果 → アニメーションをオフ
(3) クイックアクセスを整理する
Exifやサムネイルの処理が軽減されます。
(4) 古い右クリックメニューを使う
Shift + 右クリック または “クラシックメニューに戻すPowerShellコマンド”でUI負荷を低減する方法もあります。
※ただしビルドによっては動かなくなっていることがあるので注意。
今後の展望:プリロードは改善されるのか?
Microsoftが本気で「File Explorerの遅さ」を直したいなら、
プリロードより UI描画の抜本的な高速化 が不可欠です。
しかし現実には、
・Windows 12と噂されるUI刷新計画
・Copilotとの統合強化
・次期25H2アップデートの負荷増大
など、増える要素のほうが多いのが実情。
最重要文:プリロードよりも“UIの軽量化”に踏み込まない限り同じ問題は続く。
みんなで語るフォーラム風まとめ:あなたのWindowsはどう?
ここまで読んで、「あ、それ自分のPCでも起きてるわ」と思った人はけっこう多いと思います。逆に「いや、まったく問題ないよ?」という人もいたりして、このギャップがまた混乱を助長しています。
では、あなたのWindows 11はどっち側でしょう?
- エクスプローラー、遅い?
● 右クリックがモタつく日ある?
● 透明効果やアニメーションを切ったら改善した?
● Windows 10に戻したくなってる?
● Insider Preview試してる?
本家フォーラムの雰囲気そのままに、この記事のコメント欄でもぜひ思いをぶつけてほしいところです。語り合うほどこの問題の輪郭がくっきりしてくるので…。
結論:RAM2倍問題は氷山の一角。UI刷新なしでは根本解決しない
今回のプリロードによるRAM倍増は、単なる“設定ミス”でも“軽い不具合”でもなく、Windows 11が抱えるモダンUI統合の難しさを象徴している現象です。
最重要結論:エクスプローラーを速くしたいなら、プリロードではなくUI層の再設計が必要。
ユーザーの声は確実に高まっているので、2026年前半のビルドで大きな改善が入る可能性も十分あります。
それまでは、小ワザを使いながら、状況を見守るしかない……そんなのが正直なところですね。