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KB5068781配信開始|Windows 10向け初の延長セキュリティ更新(ESU)とは?無料対象・有料対象・不具合情報を徹底解説


2025年11月11日、Microsoftが
Windows 10向け初の延長セキュリティ更新(Extended Security Update/ESU)であるKB5068781を正式に配信開始しました。
これは、2025年10月14日にWindows 10の通常サポートが終了して以来、初めて提供された「有料セキュリティパッチ」です。

多くのユーザーにとって、「Windows 10のサポートが終わったのに、まだ更新が届いた?」という疑問があるかもしれません。
この記事では、KB5068781の正体と、ESUプログラムの仕組み・加入方法・不具合報告までを丁寧に解説します。
特に、「無料で延長サポートを受けられるユーザー」と「有料対象になるケース」の違いを明確に整理しました。

Windows 10の正式サポートは2025年10月14日で終了

まず前提として、Windows 10は2025年10月14日(火)をもって通常サポートが完全終了しました。
この日を最後に、無償のセキュリティ更新やバグ修正は提供されず、以降は新機能の追加も行われません。

これにより、サポート終了後のWindows 10は理論上「脆弱性が修正されないリスクを抱えたOS」となりました。
しかし同時にMicrosoftは、企業・自治体・一部の一般ユーザー向けに「Extended Security Update(延長セキュリティ更新、通称ESU)」制度を発表。
希望者は有償または条件付きでセキュリティ更新を継続できる仕組みが用意されたのです。

KB5068781はそのESUの“最初の更新”

このKB5068781こそ、Windows 10がサポート終了後に初めて受け取る「延長セキュリティ更新」です。
内容はセキュリティ関連の修正のみで、新機能の追加やUI改善などは一切ありません。

アップデートを適用すると、以下のビルド番号に更新されます。

  • Windows 10 ESU(Home/Pro): Build 19045.6575

  • Windows 10 Enterprise LTSC 2021: Build 19044.6575

Microsoftによると、この更新は「Patch Tuesday(定例の第2火曜更新)」の一部として配信され、合計63件の脆弱性修正と1件のゼロデイ(未修正攻撃中)脆弱性への対応が含まれています。

ESU(延長セキュリティ更新)とは何か?

ESUとは、サポート終了後もセキュリティ更新だけを延長して受け取るための有料プランです。
Windows 7時代にも同様の制度があり、今回のWindows 10でも採用されました。

期間は最大3年間(2025年~2028年10月まで)で、個人利用・企業利用のどちらでも加入可能。
ただし、加入方法・料金体系・地域ごとの扱いに違いがあります。

一般ユーザー(個人向け)ESUの加入方法と費用

BleepingComputerの報道によれば、MicrosoftはWindows 10ユーザー向けに次の3つの加入方法を用意しています。

  1. $30(約4,500円)を支払って加入
    → Microsoft StoreやWindows Update経由で購入可

  2. 1,000 Microsoft Rewardsポイントを使用して加入
    → マイクロソフトリワードのポイントを貯めて交換

  3. Windowsバックアップ経由でMicrosoftアカウントに同期する
    → Windows設定をMicrosoftアカウントでバックアップすれば、無料でESUを有効化可能

さらに特例として、欧州経済領域(EEA)圏内のユーザーは、
「MicrosoftアカウントでWindows 10にサインインするだけ」で無料ESU対象になります。

つまり、EU・アイスランド・ノルウェーなどに居住している場合、
ログインするだけで無料で延長セキュリティ更新を受け取れるという優遇措置が設けられています。

この無料提供は、EUの「デジタル市場法(DMA)」に対応するために導入されたと見られます。

企業向けESUの加入条件とコスト

一方、企業や教育機関などの法人向けアカウントでは、
最大3年間にわたり有償でESUを受け取る契約が可能です。

  • ESUの総コスト:1台あたり最大 $427(約65,000円)/3年間

  • 対象OS:Windows 10 Enterprise/Education/IoT Enterprise

契約はMicrosoft Volume Licensing Service Center(VLSC)またはIntune経由で行われます。

企業向けでは、一度ESUキー(MAKキー)をライセンス認証すれば
そのデバイスで自動的にKB5068781以降のセキュリティ更新を受け取れる仕組みです。

しかし一部企業では、MAKキーを適用しても更新が自動的に配信されないという不具合が発生しており、
Microsoftは**緊急修正パッチ(KB5071959)**を公開して対応しています。

KB5068781の主な修正内容

Windows 10はすでに新機能の提供が終了しているため、KB5068781で追加される要素はありません。
今回の更新では、以下の修正が行われました。

  • 誤って「Windows 10のサポートが終了しました」と表示される不具合の修正
     → LTSC 2021エディションでも終了通知が誤表示される問題を解消。

  • 63件の脆弱性修正を適用(うち1件はゼロデイ)
     → 権限昇格(Privilege Escalation)に関する脆弱性を修正。

  • 更新後のビルド情報
     → Windows 10 ESU版:19045.6575
     → Enterprise LTSC 2021:19044.6575

Microsoftによると、この更新には「既知の不具合はなし」とされています。

それでも発生しているトラブル報告

ただし、コミュニティでは一部ユーザーが「インストール失敗」や「再起動後のロールバック」を報告しています。
特に以下のようなケースが確認されています。

  • ESUに未加入の端末でKB5068781を手動インストールするとエラー0x800f0922が発生

  • 一見インストール完了しても再起動時に「更新を適用できませんでした」と表示され元に戻る

  • 企業向けESUキーを適用しても、自動で更新が検出されない

これらは、ESUライセンス認証が完了していない端末ではインストールできないために起きています。
更新そのものは通常のWindows Updateの形で配信されますが、内部的に「ESU対象認証」が行われる仕組みです。

ESU未加入状態で無理にMSUファイルをダウンロードしてインストールしても、ロールバックで失敗します。
そのため、まずはWindows 10の「設定」→「アカウント」でMicrosoftアカウントのログイン状況を確認することが重要です。

⑦ KB5068781を正しくインストールするためのチェックリスト

Windows 10のESU対象端末でKB5068781を確実に適用するには、まず「ライセンス認証状態」を確認することが何より重要です。
以下の手順を順に実行してください。

(1) WindowsがESU登録済みか確認する

まず「設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update」を開き、「拡張セキュリティ更新プログラムに登録済み」などのメッセージが表示されていればOKです。
もしその文言が出ていない場合、ESUがまだ有効になっていません。

法人環境であれば、以下のレジストリを確認します。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion

値名:Win10CommercialKeybasedESUEligible  

値:1(有効)

 

この値が0または存在しない場合、更新プログラムは「対象外」と判断され、KB5068781を適用できません。

(2) Microsoftアカウントに正しくサインインしているか確認

個人向けESUでは、Microsoftアカウントに紐づけられた状態でないと、更新が適用されません。
「設定 → アカウント → ユーザー情報」で、メールアドレスが表示されているかを確認しましょう。

もし「ローカルアカウント」になっている場合は、次のように変更します。

① 「Microsoftアカウントでサインインに切り替える」をクリック
② 登録したメールアドレスとパスワードを入力
③ 「Windowsバックアップ」を有効にする(※この操作でESU登録が自動化されます)

これで無料枠のESU登録が完了します。

(3) 手動でのMSUインストールは避ける

Microsoft Updateカタログからダウンロードした.msuファイルを直接実行しても、ESU認証が通っていない場合は失敗します。
特に、エラー 0x800f09220x800f0988 はこのケースでよく出ます。

これらは「更新プログラムはこのデバイスに適用できません」と内部的に判断され、再起動後にロールバックされます。
したがって、ESUキーを有効化する前に手動インストールするのは避けましょう。

(4) 一度Windows Update経由で更新をチェック

ESUが有効化された状態であれば、Windows Updateにて「2025-11 Cumulative Update for Windows 10 (KB5068781)」が自動的に検出されます。
見つからない場合は、一度「更新プログラムのチェック」を手動で実行してください。

それでも表示されない場合は、次のコマンドでWindows Updateサービスをリセットします。

wuauclt /detectnow

wuauclt /updatenow

 

これで一時的に更新検出を強制できます。

(5) 更新前にバックアップを必ず作成

今回のKB5068781は、更新内容こそ軽微ですが、ESU認証の仕組みが初実装のため、予期せぬ不具合が発生する可能性があります。
特に企業端末では、更新前に「システムの復元ポイント」または「イメージバックアップ」を必ず取っておきましょう。

個人ユーザーの場合でも、Windowsバックアップ機能をオンにしておけば、更新失敗時にすぐ復元できます。

⑧ 企業環境で発生している既知の問題

企業向けのMAKキー(Multiple Activation Key)を使用してESUを適用している場合、
一部の管理者が「キーを認証したのに更新が検出されない」と報告しています。

原因は、Windows Updateクライアントの商用登録フラグが自動で立たないことにあります。
これを手動で設定するには、次の手順を実行します。

① レジストリエディターで以下のキーを開く

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion

 

② 新規DWORD値を作成
値の名前:Win10CommercialKeybasedESUEligible
値のデータ:1

③ 再起動後、Windows Updateを再チェック

この手動設定により、Intune管理下でも更新が正しく配信されるようになります。

⑨ EU(ヨーロッパ経済圏)限定の「無料ESU」

今回のアップデートで最も注目されたのが、EU圏ではESUが無料提供されるという点です。

ヨーロッパでは、Microsoftが「デジタル市場法(DMA)」の規制に準拠する形で、
ユーザーの選択肢を確保するためにWindows 10のESUを無償化しています。

対象となる国では、Microsoftアカウントでログインするだけで自動的にESU登録されるため、
有料契約もポイント交換も不要です。

対象国には以下が含まれます。

  • EU加盟27か国

  • アイスランド

  • ノルウェー

  • リヒテンシュタイン

ただし、これらの地域外(日本や米国など)では、ESU登録は有料、もしくはリワードポイント消費が必要です。

⑩ 今後のWindows 10 ESU配信スケジュール

ESUは今後、以下のスケジュールで配信されます。

年度

配信内容

想定終了時期

2025年11月

KB5068781(初回)

開始直後

2026年1月~12月

毎月のPatch Tuesdayに合わせて配信

2026年末

2027年1月~10月

第3フェーズ(最終年)

2028年10月終了予定

つまり、Windows 10は2028年10月まで最大3年間、セキュリティ更新を受け取れる計算になります。

これ以降は完全にサポート対象外となるため、それまでにWindows 11への移行が推奨されます。

⑪ 編集部による総括:Windows 10はまだ“終わっていない”

今回のKB5068781配信によって、Windows 10が完全に終わったわけではないことがはっきりしました。
Microsoftは明確に「今後3年間はESUとしての継続サポートを行う」と明言しており、
特に企業環境では2028年までWindows 10の使用を延長できる道が開かれています。

一方で、個人利用の場合は「有料か無料か」で扱いが大きく変わるため、
自分の地域・アカウント状況を正しく理解しておくことが不可欠です。

ESU対象外のまま使い続けると、未知の脆弱性攻撃に対して無防備になります。
無料であっても登録しない理由はありません。

⑫ まとめ:KB5068781のポイント整理

  • Windows 10初のESU(延長セキュリティ更新)

  • サポート終了後でも最大3年間セキュリティパッチを提供

  • 個人は$30または1,000リワードポイントで加入可能

  • EU圏はMicrosoftアカウントログインのみで無料対象

  • 企業向けはMAKキー方式で年次契約(最大$427/3年)

  • ESU未登録の端末ではKB5068781をインストールできない(0x800f0922エラー)

  • 登録後は自動配信または手動更新で適用可

💬 コメント欄では…

「ESU登録してないのにMSUファイルで試したら0x800f0922出た」
「EUだと無料なのズルいけど、移行猶予があるのは助かる」
「LTSC 2021で“サポート終了”って出てたけど今回の更新で直った!」

あなたの環境でのインストール結果や工夫も、ぜひ共有してください。
同じように困っているユーザーにとって、最も役立つのは実際の成功体験です。






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