以下の内容はhttps://error-daizenn.hatenablog.com/entry/2025/06/25/082946より取得しました。


Windows 10「KB5061087」登場:13の改善で快適性アップ


2025年6月24日、MicrosoftはWindows 10向けに「KB5061087」という非セキュリティプレビュー更新プログラムを公開しました。本記事では、主な修正点や注意点を時系列で丁寧に解説します。

非セキュリティプレビュー更新とは?

今回の更新「KB5061087」は、定例の「パッチチューズデー」に先行して公開される“テスト的な更新”です。毎月のセキュリティパッチとは異なり、この種のアップデートは企業向けに主に配布され、修正内容の影響を確認する目的があります。インストールは任意で、ユーザーが明示的に選択しない限り自動で適用されることはありません。

本更新を適用するには、設定アプリを開き、「Windows Update」から「更新プログラムのチェック」を選択し、表示される「ダウンロードしてインストール」ボタンをクリックします。

修正点と機能改善:主な13項目を解説

KB5061087には、以下のようなシステムの安定性向上や既知バグへの対応が含まれています。

・スタートメニューが起動しない不具合の修正
・USB接続の複合機でスキャン機能が動作しないバグを修正
・ジャンプリストが表示されない不具合の修正

このほかにも、次のような技術的な改善点があります。

  • リモートCOMアクティベーションの失敗(エラーコード:0x8001011)を解消
  • curlツールをv8.13.0に更新
  • Windows Account ManagerのEntra ID登録処理での不具合修正
  • 不要な言語パックや機能オンデマンド(FOD)パッケージの削除失敗を解消
  • SMB共有上のリソースでOplock解除リクエストを受けた際の応答停止問題を修正

これらは、企業システムの運用に大きな影響を及ぼす可能性がある問題を中心に解消しています。

対象バージョンとビルド番号の変更点

KB5061087は、Windows 10 バージョン22H2を対象としたアップデートです。これを適用することで、システムのビルド番号は「19045.6036」に更新されます。

なお、旧バージョン(21H2以前)を使用しているユーザーは、「KB5015684」を利用することで22H2へアップグレード可能です。これは“有効化パッケージ”であり、Windowsのコアファイルは既に共通で存在しており、スイッチのような動作で22H2の機能が有効になります。

インストール方法と注意点

KB5061087のインストールは次の手順で行えます。

1. Windowsの設定アプリを開く
2. 「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を選択
3. 「更新プログラムのチェック」をクリック
4. 表示された「KB5061087」を選択し、「ダウンロードしてインストール」を実行

また、Microsoft Updateカタログから手動でダウンロードしてオフライン環境へインストールすることも可能です。

既知の不具合:CJKテキストのぼやけに注意

今回の更新には、一つ既知の不具合があります。それは「CJK文字(中国語・日本語・韓国語)の表示が、Chromium系ブラウザでぼやける」現象です。

これは、画面解像度が96DPI(100%スケーリング)の環境で顕著に発生しやすく、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザで確認されています。

この不具合はまだ修正中であり、今後のアップデートで改善が見込まれていますが、文字の視認性に問題が出る可能性があるため、特に日本語ユーザーは注意が必要です。

ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)とは何か?

Windows 10の公式サポートは2025年10月14日に終了予定です。これに伴い、Microsoftは「拡張セキュリティ更新プログラム(ESU)」を2025年10月以降に提供開始すると発表しました。

このESUは、正式サポート終了後もセキュリティ更新を受け取りたいユーザーや企業向けに提供される有料オプションです。従来は法人契約が前提でしたが、2025年からは家庭向け個人ユーザーも利用可能となります。

ESUの入手方法と新たな無償利用制度

2025年6月現在、ESUを利用するには2つの選択肢があります。

・Microsoft Rewardsポイント(1000ポイント)を使って引き換える
・年間30ドルを支払い、延長セキュリティサポートを購入する

特に注目すべきは「Microsoft Rewardsポイント」を使った無償取得の仕組みです。Bing検索やMicrosoft Storeでの購入、クイズの参加などで自然にポイントを貯めることができるため、実質的に無料でのESU利用が可能となっています。

また、Windows Backupを有効にして、設定をクラウドへ同期させることで、ポイントを使用せずともESUへ参加可能になる場合があるとの情報もあります。

なぜ今、KB5061087の適用が重要なのか?

一見すると小さなバグ修正に見えるKB5061087ですが、“サポート終了前の安定性確保”という点で非常に重要な更新です。

スタートメニューが起動しないバグやスキャン機能の故障は、日常的な業務や家庭内の作業に直接的な支障をもたらします。特にスキャナが使用不能になる不具合は、在宅勤務や業務でFAXや書類管理を行っているユーザーには致命的です。

加えて、更新後に発生するトラブルを予測し、早期に適用・検証しておくことで、7月の本番セキュリティパッチ時に混乱を防ぐことができます。企業システム担当者は、今のうちにテスト環境などでKB5061087を試すことを強く推奨します。

ESUとWindows 10終了後の世界:使い続けるか?乗り換えるか?

2025年10月のWindows 10公式サポート終了が迫る中、ESUで延命する道と、Windows 11などに乗り換える道の選択が求められます。

ESUによって最大3年間は延長サポートを受けることが可能ですが、全ての機能やサポートが継続するわけではありません。また、ハードウェア的にWindows 11に対応していない古いPCは、Windows 10のまま使い続ける必要があり、ESUの選択はそのような環境における“最適解”とされます。

一方で、セキュリティ性や新機能の面では、やはりWindows 11やその後継OSへの移行が望ましいのも事実です。特にビジネス用途や個人情報を多く扱う端末では、最新OSの利用が推奨されます。

Windows 10ユーザーへの現実的アドバイス

今回のKB5061087のような更新に対して、「どうせWindows 10はもうすぐ終わるから更新しなくてもいい」と考えるのは大きな誤解です。

むしろ終了直前こそ、不具合を未然に防ぐための安定化パッチの価値が最も高くなります。更新内容の中には、今後のアップデートやESU移行に関連する内部処理の最適化も含まれているため、「ラストスパートの準備」として必ず適用しておきたいものです。

特に法人や学校などでは、システム全体で一斉にKB5061087を適用することで、トラブル時の切り分けがしやすくなります。また、リモートでの更新管理にも適しています。

まとめ:KB5061087は「Windows 10完走」への前哨戦

今回のKB5061087更新は、2025年10月のサポート終了を前に、Windows 10をより安定した状態で“卒業”させるための重要なアップデートです。

スタートメニューの不具合や複合機のスキャン障害、リモートCOMエラーなど、見逃されがちな小さな問題が着実に解決されています。また、CJK文字の描画問題という既知のバグも丁寧に明示されており、ユーザーへの透明性が高い更新であることが分かります。

今後は、ESUの導入やWindows 11への移行も視野に入れつつ、Windows 10ユーザーはラストまでしっかりとメンテナンスを続けることが求められます。その第一歩として、このKB5061087をぜひ活用してください。




以上の内容はhttps://error-daizenn.hatenablog.com/entry/2025/06/25/082946より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14