お伝えしたいこと
Linux Fedora に Cinnamon Desktop Environment を導入する手順をお伝えします。
Cinnamon Desktop の初期設定手順は別記事にて記載します。
記事の末尾におまけとして、 Cinnamon を選んだ理由 も書いてみました。
どのDesktop Environment を選ぶか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
Cinnamon のインストール手順
dnf group install でまとめてパッケージをダウンロードします。
(※) Fedora 40までは@cinnamon-desktop-environmentやCinnamon Desktopという指定方法でしたが、Fedora 41以降変わりました。DNF4系からDNF5系に変わった影響かもしれません
sudo dnf group install cinnamon-desktop
systemd 起動時のデフォルトの target (runlevel) を変更し、再起動で反映します。
systemctl set-default graphical.target reboot
これでデスクトップのインストールが完了です。
(デスクトップ背景はカスタマイズ後)
GUI環境の起動だけであれば startx コマンドでも可能ですが、デフォルトのtarget が正しく変更されたことを確認する意味でも reboot がお勧めです。
(参考) 確認系コマンド
dnf group list --hidden
cinnamon-desktopはデフォルトで非表示のグループのため、表示するには--hiddenオプションをつける必要があります。
(※) 以下の例はコマンド出力が長いため加工してあります
dnf group list --hidden # ID Name Installed # cinnamon-desktop Cinnamon yes
また、Fedora41以降でしたら以下のコマンドでもデスクトップ環境の一覧を表示できます (DNF5のコマンド)。
dnf environment list
(補足)
以前はdnf group list --idsというコマンドが使えましたが、Fedora 41系では使えなくなっていました。
DNF4系からDNF5系に変わったことによる影響と見られます
systemctl get-default
現在のデフォルトターゲットの表示。
systemctl get-default
# graphical.target
参考リンク
Cinnamon インストール手順の調査は、下記サイトを参考にしました。
(参考) Cinnamon を選んだ理由
以下の3点です。
- ショートカットキーが使いやすい
- Windows ライクなショートカットキーがほぼ使える
Keyboardの設定画面からカスタマイズも可能
- 見た目が好み
- カスタマイズしなくても使いやすい
- レイアウトをWindows 風にカスタマイズできるDesktop Environment (DE) は他にもたくさんあるが、レイアウトを大幅に変更するとバグや機能不足に苦しむことが多い
デスクトップの選び方について以下の記事が参考になりました。
最も共感できる内容でした。
デスクトップ環境の選び方と特徴 - Mimir Yokohama
Cinnamon と KDE
Cinnamon, KDE 共にカスタマイズ前からWindows ライクなUIとショートカットキーを持ち、どちらも安定していて使いやすいです。
正直、どちらを使うか最後まで悩みました。
実際に使ってみても似ている部分が多いのですが、私として目立ったのは以下の差分です。
- KDEはあらゆる部分を細かくカスタマイズでき、凝り性な方に向いてそう。でも、どこでどの設定をしたらよいか少し迷う。Cinnamon は必要十分な設定画面で、とてもわかりやすい
- デスクトップやパネルのウィジェット機能は、KDEの方が充実している。KDEのが歴史が長いので、サポーターも多いのかもしれない。Cinnamon は今後に期待
- ユーザーインターフェースの直感性 (わかりやすさ)、統一感、基本的な操作性はCinnamon に軍配が上がる
結局、最後は見た目、操作性、わかりやすさを重視してCinnamonを選びました。
この辺は好みだと思います。
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Linux PC構築関連リンクをまとめてあります。