「この音とまれ!」のCDの抜粋動画を聞いていて、気になる曲に出逢う。
沢井忠夫作曲「百花譜」。
「百花譜」と言えば、伊東市の医師で詩人、作家の木下杢太郎が、最晩年の二年間、夜ごと洋罫紙に向かい灯火管制下で続けた植物写生本のタイトルだが。

伊豆のお菓子処石舟庵さんの「百花譜」も有名だ。

( じゃらんさんより引用 )
何か関係があるやもと調べてみたが、何も関係無いらしい。
春、夏、秋、冬の四つで構成されている。動画で演奏していらっしゃるのは、文化功労者である野坂操壽師と、沢井忠夫師の妻であり共に沢井筝曲院を設立した沢井一恵師。
現代筝曲の域を越え、前衛筝曲かと思わせるその演奏は、まるでモダンダンスを見ているかのよう。
音に憑依されているのか、或いは音を自在に操っているのか。
私の目には「巫女」が祈祷をあげているかのように映る。
指先から放たれる音色、それは祝詞 ( のりと )。