椿油をそうっと手に取り、顔に馴染ませる。
掌に残っている椿油を、毛先に馴染ませて、柘植の櫛でとかす。
柘植の櫛を、椿油の残る掌で、すっと撫でると艶が出る。
それでもまだ、掌に残っている椿油。
三面鏡の引き出しを開けて、革製のお財布を取り出し、さっと撫でる。
時計の革ベルトにも、掌に残るわずかな椿油を指先で馴染ませる。
お財布も時計の革ベルトも、少しだけ艶めく。直ぐに乾いてしまうが…。
掌に残っていた椿油がきれいに無くなった頃には、顔に馴染ませた椿油がさらっと乾いている。
お化粧を始める…。

( 伊東の松田椿油店さんより引用。容器を持参すると、お写真の濾過器より直接注いでいただけます。)
※ 椿油の宣伝ではありません 笑。お肌だけでなく、革製品や家具、刃物のお手入れにも使用出来る椿油。食用ですと、用途は更に広がります。平安時代から愛されている、日本と言う國の良質な油です。