「京都の舞妓さんが芸妓さんに襟替えする約二週間のみ、お座敷で舞われる曲」と言うことで、ご存知の方も多いと思われる「黒髪」。
地唄の入門曲であり、艶物の代表曲でもある。
大友美由奈氏のしっとりとした歌声が、何処か切なく乾いた三味線の音に乗る…。
女性の嫉妬、情念、憂い、哀れみ…。それらを表現することの難しさ。「技術」だけでは超えることが出来ない難しさ故に、三味線奏者達の永遠の憧れでもあるらしい…。
私も「黒髪」、弾いてみたいな♪あれっ、お琴でも弾けるの?知らなかった。YouTube、見つけた!
英国で、お琴の先生もなさっているお琴と三弦奏者の Keiko Kitamura 先生の演奏が、耳に心地よい♪
でも、「黒髪」と言う曲は、三味線の音色の方が何故か心を静かに抉 (えぐ ) られる…。
「サワリ」と「ゆらぎ」の違いだろうか…。
黒髪
黒髪の 結ぼれたる思いには
溶けて寝た夜の枕とて ひとり寝る夜の仇枕
袖は片敷く妻じゃというて
愚痴な女子の心も知らず しんと更けたる鐘の声
昨夜の夢のけさ覚めて 床し懐かしやるせなや
積もると知らで 積もる白雪
( 伊東祐親の娘辰姫は、源頼朝への恋を北条政子に譲り、2人を2階へあげるが、髪をすいているうちに嫉妬に駆られて狂おしくなる…。ひとり寝で寂しく夜を明かす女心のやるせなさを詠んだもの。)
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