タイランド湾に面して縦に長く伸び、たくさんのビーチを擁するチュンポーン県。同ページでは、そのなかでも市街地から比較的アクセスしやすいビーチを6か所ピックアップしました。
- ①Thung Wua Laen Beach
- ②Sairee Beach
- ③Ao Thung Makham
- ④Pak Nam Beach
- ⑤Pak Hat Beach
- ⑥Thung San Beach
- 最後に
①Thung Wua Laen Beach

国鉄の駅から北へ約15km離れたパティオ郡に位置するトゥンウアレーンは、チュンポーンでもっともポピュラーなビーチ。海沿いにはコテージやレストラン、お土産屋、ディスペンサリーが並んでいます。
近隣の島々へのボートも出ていることから、ダイバーがよく滞在拠点に選ぶらしいのと、県内屈指のサーフ・スポットでもあるらしいです。確かに、ほかのビーチに比べて波は高め。
となると、あまり海水浴には適さないビーチかと想像してしまいますが、波が立つのは少し沖寄り。ついでに、ダイバーが目指すのはさらに奥。手前は遠浅で、お子様の水遊びにも適している気がします。

ちなみに、Wuaは牛、Laenは南部訛りで走るの意味。牛のオブジェが飾られていて、その下にビーチ名の由来も記されていました。
もともとこの土地は深い森に覆われ、野生動物が数多く生息。それを狙って猟師たちが足繫く通っていたそうです。しかし、不思議と獲物は仕留められず……。
で、ある日、名うてのハンターが雄牛を捕らえるも、皮を剥いでいる途中に突然生き返り、森へ逃げていったとの言い伝えから名前を取っているんですって。
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②Sairee Beach

2つ目のサイリー・ビーチは、①トゥンウアレーン・ビーチに次いで人気を誇るビーチです。こちらのページで紹介しているディスペンサリーのオーナーもここをオススメしてくれて、「トゥンウアレーン・ビーチよりサイリー・ビーチ以南のほうが海はきれい」と言っていました。
Krom Luang Chumphon Khet Udomsak Shrine(クロム・ルアン・チュンポーン・ケート・ウドムサック神社)からシーフード・レストランのNong Mai(ノンマイ)まで、約1.5kmに渡って砂浜が続き、波は穏やか。
宿泊施設もポツポツあります。ただし、閉業しているホテルや商店が目立ち、若干廃れた雰囲気も否めません。
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③Ao Thung Makham

そんなわけで、サイリー・ビーチよりさらに南下し、トゥンマハム・ビーチを訪れてみました。
ここはマングローブが生い茂るムーコ・チュンポーン国立公園(อุทยานแห่งชาติหมู่เกาะชุมพร)の少し手前というか、正確には国立公園のエリア内に指定されています(※ビーチへの入場は無料)。
トゥンウアレーン・ビーチやサイリー・ビーチに比べ、砂が赤茶けているせいで、写真だとくすんで見えるものの、実際、海の透明度は高かったです。ディスペンサリーのオーナーの言葉に偽りなし。

注意点として、まず1つは周りに店が一切ありません。ビーチを管理している人もおらず、Googleのクチコミによるとタイミング次第ではゴミが散乱しているっぽいです(※私が行った時はまったく気になりませんでした)。
もう1つの注意点は、近くに名前がほぼ同じトゥンマハムノイなるビーチが存在します。こちらには、タオ島、パンガン島、サムイ島へアクセスする写真上のLomprayah(ロンプラヤ)の船着き場があり、フェリーの離発着する時間帯は人目に晒され、あまり良い環境じゃないです。
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④Pak Nam Beach

②のサイリー・ビーチから丘を挟んで反対側にあるパクナム・ビーチは、タイ人好みのカラフルなフォトスポットがたくさん設置されています。
海から小学校のグラウンドが丸見えで、良く言えばローカル感たっぷり、悪く言えば落ち着きません。
こちらの記事で取り上げた通り、パクナム地区は歴史の古い漁師町。そこをちょこっとリゾート開発してみたはいいけれども、イマイチ成果が出ず、いまやビーチは子どもたちの遊び場、もしくは、ご婦人たちの井戸端会議の場と化しています。
海水浴目的ではなく、活気ある漁村を見学させてもらうくらいのノリで立ち寄るのがオススメ。コミュニティーのシンボルであるWat Pak Nam Chumphon(ワット・パクナム・チュンポーン)もナイスでした。
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⑤Pak Hat Beach

5つ目のパークハート・ビーチも、④のパクナム・ビーチと同様、泳ぎに行く感じではないです。チュンポーン川の河口といった立地上の問題で、概ね海水は濁りがち。ゴミも大量に流れ着いてしまっています。
なぜわざわざ選んだかと言うと、パークハートがチュンポーン市街地から一番近いビーチで、地元っ子の間では定番の夕涼みスポットだから。
日没前には屋台が数件並び、チルな空気を堪能するにはうってつけです。海に向かって左側に突き出た岬=レームホアモーン・コークワーンが邪魔し、肝心の水平線に夕日が沈む瞬間が見られないのはご愛嬌。
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⑥Thung San Beach

最後にチョイスしたのは、①のトゥンウアレーン・ビーチを北上すること約33km。市街地からは約50km離れていて、けっこう遠いです。
このトゥンサン・ビーチは左右が岩山に囲まれ、シークレット・ビーチ感が強め。満潮時には岩山の下に魚が集まり、知る人ぞ知るシュノーケリング・スポットに。

そして、干潮時は崖に沿って約100m進むと大きな洞窟があるようです。私とツレは時間帯をミスって見られませんでした。
穴場すぎて、トイレや東屋には有刺鉄線が張られる始末。チュンポーンのビーチはどこも空いているのを前提としても、トゥンサン・ビーチの貸し切り状態は群を抜いていました。
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最後に
海沿って敷かれた4004号線から3201号線をバイクで走っていると、ビーチの案内板が無数に出てきます。このページで取り上げたのはほんの一部。
プラチュワップキーリーカンの県境近くには長さ12km/高さ30mの砂丘なんかもあるみたいで、まだまだ気になるビーチが目白押しです。

幸か不幸か、チュンポーン情報を詳細に扱っているメディアは少なく、⑥のトゥンサン・ビーチを余裕で超える秘境ビーチもたぶん簡単に見つけられるはず。必ずや再訪して、もっといろいろチェックしたいです。
皆様も機会があればチュンポーンにガッツリ滞在し、お気に入りのビーチを見つけてみてはいかがでしょうか。チュンポーンをタオ島やパンガン島へ行くための単なる経由地としか考えないのはもったいないですよ。
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