タイ南部のチュンポーンは、猛禽類ウォッチングの世界的な名所らしいです。訪れるまで、まったく知りませんでした。
忍耐力が足りない私は、これまで野鳥観察と無縁の生活を送ってきましたが、せっかくチュンポーンにいるのなら気分だけでも味わおうと、今回、人気ポイントの1つであるKhao Dinsor(カオディンソー/เขาดินสอ)に立ち寄った次第です。
行き方は?
野鳥観察に適したロケーションで、しかも、その対象が猛禽類となると、アクセスしづらい場所にありそうなイメージ(※あくまでも私の勝手イメージです)。
ところが、市街地から約20km離れたKhao Dinsorは、ほぼほぼ幹線道路の3201号沿いで、難所は管理センターの駐車場まで続く短い距離の坂道のみ。この行きやすさも、きっと人気の理由なのでしょう。
なお、公共交通機関は通っていません。バイクや自転車を借りるか、タクシーで向かう必要があります。
なぜ猛禽類観察に適しているの?

タイ国政府観光庁のHPによれば、例年10~11月にタカやワシの群れがロシア、モンゴル、中国、韓国、日本から南下し、タイのチュンポーン上空を通過するとか。
タカの渡りの様子は日本各地でも見られ、長野県の白樺峠や青森県の竜飛岬がその代表例。ご参考までに、多い日には3000羽のタカが観察できる白樺峠に対し、Khao Dinsorは運が良いと1日数万羽が上空を通過するんですって。
午前は7時~10時、午後は15時~17時が狙い目だと解説しているブロガーさんもいらっしゃいました。

チュンポーンには高い山がなく、Khao DinsorもKhao(≒山)と付いてはいるものの、日本人の感覚では丘です。それでも、近隣周辺のなかでは際立って標高が高く、なおかつ、Pencil Hillの異名も持つほど鋭く尖っていて見晴らしは良好。
ちなみに、この場所で10~11月前後にタカの渡りを確認できるのは、アカハラダカ、タカサゴダカ、クロカッコウハヤブサ、ツミ、サシバの主に6種類だと管理センター内のパネルに記してありました。
飛来する猛禽類をより近くから大パノラマで確認でき、その種類も多いため、一部のマニアの間でKhao Dinsorが聖地化したっぽいです。
ただし、シーズン中であっても常時タカの渡りが見られるわけではなく、過去に日本から組まれたツアーをチェックしてみると、少なくとも2~3日間は日程に余裕を持たせていました。
愛鳥家以外も楽しめる?

……と、あれこれ書きながらも、前項の内容はほとんどタイ国政府観光庁のHPと管理センターの展示物の受け売りです
そもそもシーズン外に行ったのでタカの渡りは見られず、アカハラダカやらタカサゴダカやらのパネル写真を前にしても、全然ピンと来ませんでした。
そういう私みたいな猛禽類ド素人でも、Khao Dinsorはそれなりに楽しめます。まずは何と言っても素晴らしい眺め。眼下にゴム農園が広がる景色は、日本じゃなかなか味わえません。

また、フォトブースも多く、例えば定番の天使の羽パネルも、ここではしっかりタカ仕様。天気の良い日は間違いなくSNS映えします。
さらに、管理センターの左側からトレッキング・コースが伸びていて、45分程度で山頂へ辿り着けるようです。
しかし、私とツレはトレッキングも断念。というのも、2024年11月末にチュンポーンを襲った甚大な豪雨災害が後を引き、山頂の展望台は閉鎖中でした(※もうそろそろ再開しているかな?)。
最後に

Khao Dinsorに行ったのに、タカは見ていないわ、トレッキングはしないわ、どうしようもないですね。
有益情報を載せておくと、管理センターでは飲み物やアイスクリームも売っていて、清潔なトイレも貸してくれます(※これもどうでもいい話か)。
英語で書かれた説明を日本語に要約し直した感じのページになってしまっていることを自覚しつつ、この記事が誰かの役に立てたら嬉しいです。
ついでに、当ブログでチュンポーンの観光名所やグルメ情報を掲載しています。タカの渡りを目当てにチュンポーン行きを計画されている方は、ぜひ併せてチェックしてみてください。
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