引き続きお題はチュンポーンのディスペンサリー。今回取り上るOptions 420(オプションズ420)は、前回のHann Soi5 Cannabis Station(ハーン・ソイ5・カンナビス・ステーション)やPanich Cannabis Shop(パーニッチ・カンナビス・ショップ)とは駅を挿んで反対側に位置するショップです。
ロケーション
ただでさえ外国人遭遇率の低いチュンポーン市街地においても、駅の裏手はツーリストがほとんどいません。
そうは言っても、Options 420のある37号線は、大型スーパーのLotus’(ロータス)やBig C(ビッグC)も並び、交通量が激しい道路。
しかし、好立地にもかかわらず、Googleマップのレヴュー数は少なく、かなり穴場の優良ディスペンサリーだと思われます。

ちなみに、駅の反対側に行くのが面倒臭い方は、Hann Soi5 Cannabis Stationと同じ通り沿いにOptions 420の看板を掲げたタイティー屋が建っていて(※写真上)、一応、そちらの提携店でもおそらく購入できる旨をお伝えしておきます。
価格帯と栽培方法
メインの価格帯は1gあたり60~70THB。上ネタは200THBします。Hann Soi5 Cannabis StationやPanich Cannabis Shopと比べ、若干高めの値段設定。
そのぶん、おしなべて品質が良かったり、ほかにはあまり置いていない品種を揃えていたり、こだわりを持って経営されている様子がそこかしこから窺えます。

扱っているバッズはすべて地元生産で、大部分はオーナーみずからが栽培。しかも、化学薬品は使わず、できる限りオーガニック製法を実践しているとか。
何でも、タオ島で改良され、タイ全土に広まったKD品種の生みの親であるUncle Damからも、栽培方法を学んだらしいです。
「凄いですね」と反応したら、「最近、Uncle Damからもらったんだ」と、なぜかKDの種を数粒お裾分けしてくれました(※もちろん、日本には持って帰っていませんよ)。
味はどうなの?

Options 420のオーナーが手塩にかけて育てたマリファナは、今流のトビを最優先したTHC強いものというよりも、味の良さがウリ。
愛煙家のA氏曰く、THC濃度の高いネタは肺がギュッとするのに対し、Options 420のネタにはそれがなく、大麻本来の味を楽しめるんですって。「身体への負担も少ないんじゃない?」とも述べておりました(※あくまでもA氏個人の感想です)。
そのA氏が同店で見つけたお気に入り品種はDurian。匂いを嗅がせてもらうと、ほんのりガスっぽく、言われてみれば確かにドリアン風の香りがしました。
バッグヤードでのおもてなし

Options 420のオーナーはおしゃべり好き。知人らのショッピングがひと通り終わったタイミングで、バッグヤードへ招かれました。言わずもがな、「ちょっと吸っていけよ」といった感じです。
もともと栽培スペースだったバッグヤードは、現在、隅っこに在庫が置いてある程度で、ほぼ空っぽ。そこにシートを敷き、オーナーのおもてなしがスタートです。店先には並んでいなかったハイグレードを引っ張り出してくれて、知人たちはウハウハ(※非喫煙者の私は見学のみ)。
オーナーはクラッシャーを使うのが嫌いで、たまたま居合わせた弟に、タバコを混ぜて包丁で刻む作業をひたすらやらせていました。タイ人はけっこうこのスタイルを好む印象です。

「弟は16歳から吸いはじめ、俺は14歳から毎日欠かさず吸っている」だの、「プーケットにも店を持っている」だの、「日本のヴィンテージカーは最高! 俺の愛車の1つも古い日本車だよ」だの、いろいろ身の上話を聞かせてくれました。
「日本でバナナチップスの商売を始めないか」と謎のビジネスを持ちかけられた瞬間は少々身構えてしまったものの、めちゃくちゃナイスガイです。
弟がドン引きしても一切に気にせず郷土愛を物凄い勢いで語り、「チュンポーンのオススメは?」と訊くと、メモが追いつかないほどグルメスポットや観光スポットを挙げてくれ、ついでにお隣のラノーン県の魅力まで熱弁。
数回前に投稿したNong Mai(ノンマイ)もオーナー行きつけのレストランですし、来月にブログで投稿する予定の景勝地も、いくつかは彼のレコメンドです。
数日後に再訪し、「こことここに行ったよ」と報告したら、ニコニコ顔でさも当たり前のようにバックヤードへ通されました。
古着のTシャツもあります

オーナーはマリファナ以外にもヴィンテージTシャツやスニーカーの収集が趣味で、Options 420の店頭でもTシャツを販売。
私みたいに吸わない派の人間でも十分楽しめますし、それにチュンポーンのこともたっぷり教えてくれます。
検索しても観光情報がほんのわずかしかヒットしないチュンポーン。そうしたなか、オーナーの話はとてもありがたかったです。
最後に
当ブログの更新頻度を考えると、これが年内最後の投稿になるはずです。2025年は元旦から再規制がスタートし(※詳しくはこちら)、6月には診断書提示の義務付けを含む新ルールが施行(※詳しくはこちら)。
さらに、政府が大麻をふたたび麻薬へ分類する方針を固め、段階的に大麻規制法を成立させていく旨も発表されました。
定期的に渡タイされているスモーカーの皆さんは、おそらくヒヤヒヤしながら国の動向を追われていたのではないでしょうか。
幸か不幸か、保健省がディスペンサリーを対象に行っている抜き打ち検査は、まだチュンポーンにまで及んでおらず、前回と今回の2回に分けて紹介したショップも、現時点ではのんびりと営業しています。

とはいえ、この先、どうなるかはわかりません。明日にでもいきなり営業停止処分を下される可能性だって考えられます(※逆に規制緩和になる可能性も大きいですけどね)
もしもガンジャ目当てでタイ旅行を計画されている方がいらっしゃいましたら、必ず最新情報をご確認ください。
なお、タイのルール云々とは関係なく、日本人が娯楽目的で大麻を喫煙するのは、たとえ日本国外であっても日本の法律で禁止されています。
私自身は吸いませんし、これを読んでくださった方にも決して喫煙を推奨しているわけではありません。その点を強調しつつ、今年ラストの記事を締めさせていただきます。2025年もありがとうございました。
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