今回はホアヒンを一望できるKhao Hin Lek Fai(カオ・ヒン・レック・ファイ/เขาหินเหล็กไฟ)について。入場無料で市街地から近く、オススメの景勝地ではあるものの、少々注意が必要なので、そのへんもページの後半部分で触れていきます。
アクセス方法
行き方はRoute 2043を山に向かって登り、Khao Hin Lek Fai 2を右折。もしくは、線路沿いに伸びるプラポックラオ通りからKhao Hin Lek Fai 2を左折。いずれも道なりに進むと案内版が出てきます。
国鉄のホアヒン駅からは約3km。バイクであれば10分程度。公共の交通機関は通っておらず、Grabタクシーだと約70~80THB、Grabのバイタクだと50THB弱です(※ホアヒンの流しのタクシーは外国人相手のぼったくり率が高く、配車アプリの利用を推奨)。
王室との関係

小高い山の上に建つKhao Hin Lek Faiは、6つの展望台を備えた公園。園内にはラマ7世の銅像が置かれている他、ロイヤル・ファミリーとの縁を感じさせるモニュメントがチラホラあります。
というのも、麓に広がるのはラマ6世時代の1924年に建造され、ラマ7世も贔屓にしていたタイ最古のゴルフ場=Royal Hua Hin Golf Course(ロイヤル・ホアヒン・ゴルフ・コース)。Khao Hin Lek Fai自体もかつては王族専用のヴューポイントだったらしいです。

画像上の石碑には「プミポン前国王がここにロイヤル・ポインシアナとキング・マッシュルームを植栽された」と書かれていました。
その記念碑の前でタイ人が熱心に写真を撮っていて、没後9年が経っても前国王のまったく衰えない人気ぶりが窺えます。
大迫力の眺望

そんな由緒正しきKhao Hin Lek Faiは、ホアヒン郡のなかでもっとも標高の高い場所に位置しているとか(※英語版Wikipedia参照。裏取りはしていません)。
本当に大パノラマ。ホアヒン全体を見渡せるどころか、隣のペッチャブリー県のチャアム・ビーチまで望めます。

展望台は手前ほどよく整備され、奥へ行くにつれて断崖絶壁のワイルド仕様に。足元には大きな岩がゴロゴロ。もちろん、柵や手すりなんて存在しません。
しかし、それゆえに景色が最高です。私とツレは市街地を見下ろし、しばし天下を獲った気分に浸ってしまいました。
なお、タイ国政府観光庁はHP上で日の出や夕暮れの美しさに定評があり……」と説明していますが、方角的に夕日は見えません。早起きできる人は朝日を狙うのが良さそうです。
厄介な〈住民〉

これより先は注意事項。Khao Hin Lek Faiに住む野生のサルが厄介でして……。バイクのドリンクホルダーからペットボトルを取り出し、蓋を開けて飲んでは、飲み残しを撒き散らしたり、散歩中の小型犬を集団で囲んで威嚇したり(※ホアヒンはペット同伴で旅行される方が多く、私たちの泊まったコテージもペット連れ込み可でした)。
はたまた、売店兼カフェで飼われている馬を執拗に追いかけ回すわ、上に乗ってちょっかいを出すわ……。

ちなみに、見物を終えて駐輪場へ戻ると、バイクのシート・カヴァーがビリビリに破かれ、私とツレはサルたちに至近距離でメンチを切られました。
日没前で気が立っていたのでしょうか。それにしたって油断も隙もあったもんじゃないです。カフェでお茶を飲んで帰る作戦は即刻中止。おそらくここでお茶を飲むや否や、サルの餌食にされること必至です。

幸いレンタル・バイク屋さんにはシート・カヴァー代を請求されませんでした。ただし、店によっては追加料金を取られるケースも十二分に考えられます。
私が見た限り、Khao Hin Lek Faiのサルは、同じくホアヒン内の有名景勝地であるWat Khao Takiap(ワット・カオ・タキアップ/วัดเขาตะเกียบ)のサルと比較にならないくらい、良く言えば人馴れしていて、悪く言えば人をナメていて、かなりのイタズラ好き。
バイクで行かれる方は、ヘルメットはホルダーにぶら下げずシート下に収納する、フロントポケットに物を入れない、シート・カヴァーは外すなど、サル対策をお忘れなく。
ランキング参加中。ぜひ応援クリックお願いします。