バンコクから約200km南に位置する海辺の街ホアヒンへ来たら、何はなくともシーフードを食べないと始まりません。
王道はビーチ沿いのBaan Itsara(バーン・イサラ/บ้านอิสระ)やChaolay Seafood(チャオレイ・シーフード/ร้านอาหารชาวเลซีฟู้ด)、はたまたHua Hin Night Market(ホアヒン・ナイトマーケット)内のKo Seafood(コー・シーフード)あたりでしょう。
しかし、5年前の滞在時にひと通り有名系は攻めたので、せっかくならもうちょっと地元向けの店で食べようと、宿の女将さんにオススメを教えてもらいました。
店の場所
今回ご紹介するJomyut Khao Tom(ジョムユット・カオトム/ข้าวต้มจอมยุทธ)は、女将さんのオススメで名前の挙がった食堂の1つです。
場所は国道4号線(ペットカセム通り)沿いで、Hua Hin Night Marketから400m程度の距離。歩道に外テーブルがズラリと並べられています。

街の中心部(※時計台周辺)から微妙に離れているのと、海に面していないという立地の影響も相俟って、外国人観光客はほとんどいません。
なお、私たちが訪店した平日20時台は観光客どころか地元客もまばらでしたが、週末の夕方過ぎはほぼ満席。それなりの繁盛店です。
カオトムとは?

少々脱線。店名に付いているカオトムとはお粥の意味。日本語で「タイのお粥」と訳されるものにはジョークとカオトムがあります。
軽く砕いた米を原型がなくなるまで煮込んでいくジョークに対し、カオトムは米の粒感を残すのが基本。雑炊みたいなイメージです。タイ人曰く、ジョークは朝に食べてカオトムは夜に食べるとか。
カオトム屋には、ヤワラーのKhao Tom Jay Suay(カオトム・ジェースワイ/ข้าวต้มเจ๊สวย)然り、少し前に当ブログで投稿したラートプラーオのThe Fat Duck(ファット・ダック/เป็ดอ้วนสำ)然り、おかずに力を入れていて、1杯ひっかけられる店が多く、Jomyut Khao Tomもその系統です。
私とツレはこれを食べました

私たちがまずオーダーしたのは、イカのガーリック&ペッパー炒め(160THB)。その日の朝に漁れたプリプリのイカが絶品なのはもちろん、下に敷かれたパパイヤの千切りもイカの風味をたっぷり吸い込んでいてクセになる味でした。
ついつい頼まずにはいられない空心菜炒め(60THB)も含め、Jomyut Khao Tomは全体的に味が濃く、カオトム(10THB)やビール(Changが80THBで、Singhaは100THB)と相性抜群です。

写真上は、卵豆腐と豚団子と海苔の入ったあっさりスープのゲーンチューサライ(80THB)。タイ料理のなかでは地味な部類に入る1品ながら、胃が疲れた時にこれを食べると身体が喜びます。
そんな胃休めスープすらJomyut Khao Tomの手にかかればニンニクがっつり。完全に酒のアテ用に作られた汁物って感じでした。
最後に
ここまで書いて気付いてしまいました。シーフードを食べに行ったつもりが、うっかり魚介系はイカ炒めしか頼んでいませんね。
ご参考程度に、アサリのチリ炒め、サバのカレー、ホイトート(牡蠣のオムレツ)、スズキ入りトムヤム・スープがレコメンドされていました。
私とツレはビール2本と料理3品とカオトムを頼んで500THB(1人250THB)。上昇を続けるタイの物価で考えても、まあまあリーズナブルだと思います。

Jomyut Khao Tomではホアヒン名物のロブスターがメニューに載っていません(※ロブスターは事前予約制っぽいです)。おそらく羽振りの良いツーリストをあまり相手にしていないのでしょう。
1人100~150THB以下で夜ご飯を済ませがちな私たちはさておき、旅先では有名レストランで贅沢ディナーを楽しむことの多い方なら目新しく映るかも?
居酒屋っぽく気軽に使えるタイのカオトム屋文化を知るのにもうってつけです。ホアヒンへ行かれた折にはぜひ訪ねてみてください。
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