ディズニーやマーベルをはじめとする有名キャラクターのインスパイア系オブジェで人気のWat Pariwat(ワット・パリワート/วัดปริวาสราชสงคราม)。
でも、この寺院の魅力はそれらのおもしろキャラ探しだけじゃありません。そこで、今回はWat Pariwatのプラスαな楽しみ方を3つお伝えします。お寺へのアクセス方法などはこちらの記事にて。
①あまり似てないベッカム像

いまでこそ礼拝堂に埋め込まれたキャラで注目を集めるWat Pariwatですが、もともとこの寺院の存在を世に知らしめたのはデヴィッド・ベッカム似のオブジェ。何たってWat Pariwatの別称はDavid Beckham Temple(ベッカム寺院)です。
ベッカムと出会えるのは青い屋根の本堂の2階。仏像の台座を支える神々のなかに、なぜかベッカム風の好青年が紛れ込んでいます(※もうちょっと具体的に書くと正面右奥あたりらしいです)。
残念ながら私が訪問した時は2階に鍵がかかっていて対面ならず……。近くにいた尼僧を捕まえて上の階へ上がれないか直談判してみるも、「今日はダメなの。1階のトイレは自由に使っていいわよ」とあしらわれてしまいました。

ちなみに、一世を風靡したソフトモヒカン時代のベッカムではなく、プラチナブロンド時代でもコーンロウ時代でもなく、90年代後半のもっとも王子様感が強かったセンター分け時代をモデルにしている模様。
タイでは英プレミア・リーグが大人気で、とりわけマンUとリヴァプールのサポーターは今も昔もめちゃくちゃ多いです。
たぶんそういう背景もあり、台座に若き日のベッカムを仕込んで多くの人に参拝してもらおうという狙いだったのでしょう。なお、写真で見た限りあまり似ていませんでした。
②ローカルが絶賛するトムヤム麺

ベッカム様のいる本堂に向かって左手側に、信頼の緑の丼マークことシェル・チュアン・チムにも認証されたトムヤム・クイッティアオの名店があります(※GoogleマップでWat Pariwat Noodleと検索したら出てきます)。
一応、Wat Pariwatの敷地内なんですけど、参拝客のみならず近隣で働く人たちも食べに来ていて、あえてランチ時をズラしたのに、けっこう混雑していました。

一言でトムヤムと言っても、ココナッツミルクを使うナムコンとココナッツミルクを使わないナムサイがあって、この店のスープはスッキリとした酸味と辛さが特徴のナムサイです。
上の写真が1杯45THBの売上No.1クイッティアオ。豚肉、豚モツ、レバー入りです。ナムサイ派の私には超どタイプの味でした。Wat Pariwatへ行った際はマストで食べてほしいです。
③地獄寺好き必見の立体地獄壁画

私的にWat Pariwatで一番心を動かされたのが立体地獄壁画。礼拝堂の壁画の隅に発見しちゃいましたよ。
地獄寺や地獄壁画を多数アップしているサイトでもWat Pariwatは紹介されていなかったため、ひょっとするとけっこう穴場の地獄スポットかもしれません。
Wat Suthat Thepwararam(ワット・スタット・テープワラーラーム/วัดสุทัศนเทพวราราม)の記事でも触れている通り、日本にもマニアの多い地獄寺が誕生する以前は、寺院に描かれた壁画が民衆に地獄思想を広める重要な役割を担っていました。

現在でもタイ各地で地獄の壁画は見られるものの、立体仕様の壁画はなかなかレアなんじゃないでしょうか。
ついでに、写真上のハヌマーン(猿神)の左横に見えるドクロ然り、礼拝堂の装飾にはちょいちょい地獄チックなモチーフが採用されていて、がっつりチェックすればもっとあれこれ出てくると思います。
※頭が牛で身体が人型のオブジェを見かけ、「もしかして地獄寺ではお馴染みの獣頭人身の亡者か?」と興奮したのも束の間、流石にそれは牛頭天王っぽかったです。
最後に

礼拝堂に負けず劣らず細かい装飾を施した仏塔が2基並んでいたり、タイでは不吉な生き物とされ、F*ckに該当する侮辱スラングにもなったミズオオトカゲが神様みたいに扱われたていたり、他にもかなり見どころの多いWat Pariwat。
ぜひ実際に足を運んで、いろいろ驚いてください。私も見落としているポイントがたくさんあるはずなので、また訪問したいと思っています。
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