【追記】2026年2月27日にMRTA(タイ大量高速輸送公社)がプリペイド式のMRTカードを廃止し、EMV(タッチ決済)付きカードに全面移行する旨を発表しました。
既存カードへのチャージは2026年3月31日まで、カード自体の有効期限は同年5月31日です。
これにて新規でMRTカードを作る希望が絶たれました(泣)。すでにMRTカードをお持ちの方は払い戻しをお忘れなきよう。
SuicaやPASMOのように鉄道会社を跨いで使える交通系ICカードがバンコクには存在しません。じきに相互利用できるだろうと期待しつつ、その気配はなし。
そこで、とうとう私もMRTカードを作りに地下鉄の窓口へ向かいました(※BTSが発行するラビットカードは所有済み ※詳しくはこちら)。ところが……。
ベーシックなMRTカードの作り方
各駅の改札横にある窓口へ行き、パスポートを提示するだけで、本来は誰でも簡単にMRTカードを作れるはずです。
発行にかかる金額は、手数料の30THBとデポジットの50THBと初回チャージ料の100THBの合計180THB(※デポジットはカード返却時に戻ってきます)。
カード本隊の有効期限は10年間、チャージ残高の期限はBTSのラビットカードと同じく最後の利用orチャージから2年間です。
チャージ(トップアップ)も駅の窓口で行います。基本的には現金とカードを差し出すのみ。窓口以外だとTrue Money Walletでもチャージできるみたいです。
銀行口座かクレカとの紐付けが必須?

しかし、ラートプラーオ駅の係員さんに「タイのメガバンクの口座か、国際ブランドのクレジットカードと紐付ける必要がある」と説明されるじゃないですか。
一応、クルンシー銀行の非居住者向け口座は持っているものの、使い勝手が悪く近々解約する予定でしたし、海外でクレカ情報を紐付けるのも気乗りしません。
「現金でトップアップする旧式のICカードが欲しい」と粘るも、係のお姐さんはまったく聞く耳を持ってくれませんでした。

見渡せば、改札の回りはVISAのロゴだらけ。MRTがキャッシュレス決済を激推ししているのはよくわかります。とはいえ、ICカードの発行ルールが変わったなんてニュースは流れていましたっけ?
どうにもこうにも納得できなかった私は、隣のパホンヨーティン駅へ移動し、果敢に再トライ。結果はラートプラーオの時と同じでした。本当に従来型のMRTカードは作れなくなったのでしょうか。
ちなみに、MRTの公式HPには前項で記したカード発行+チャージ方法がガッツリ記載されています(※日本からmetro.bemplc.co.thにアクセスするとプライバシーエラーが出るため、あえてリンクは貼らないでおきました)。腑に落ちません。
VISAタッチじゃダメなの?
MRTの改札機はVISAタッチに対応しています。そこまで頻繁にバンコクへ行かない方は有効期限を気にしなくていいVISAタッチで十分。
実際に私も何度か利用し、「MRTはVISAでいいや」と思っていましたが、VISAタッチは改札を出る時にかかった運賃が表示されず、プチストレスに……(※MRTのアプリとクレカを連携させると、運賃が見られるそうです。いやいや、面倒臭いって)。

さらに、日本で作ったVISAの使用は4.07%の海外事務手数料が乗っかります。この手数料についても地味にモヤモヤしていました(※せこくてすみません)。
補足として、MRTは60歳以上のシニアと、14歳以下で身長91~120cmのお子様は運賃が半額になります(※身長90cm以下のお子様は無料)。該当する方はVISAタッチを使うともったいないです。
やっぱりMRTカードが欲しい!
そんなこんなで、私のMRTカード発行はお預け。いまのところ券売機や窓口が空いている駅ではコイン型のトークンをその都度買い、スクンヴィットやシーロム、ワットマンコン他、観光客で混雑している駅ではVISAタッチを利用しています。
クレカと紐付けたチャージ不要のMRTカードを作っても、海外事務手数料が気になる問題は解消されないわけで、だったら手元のVISAカードを使うのと大差ないよな~との答えに一旦落ち着きました。

でも、MRTは絶賛延伸中。今後ますます利便性がアップします。例えば2025年8月にMRTオレンジラインが開業し、まずはタイ文化センター駅とミンブリー駅が繋がって(※間でプラティナム市場も通ります)、ゆくゆくはカオサン通り近くの民主記念塔にも駅ができるとか。
そうなると、現金でチャージするタイプのMRTカードをやっぱりゲットしておきたい! おそらく次のバンコク訪問でも私はMRTの駅係員さんを質問攻めにしている気がします。
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