周りのバンコク好きに「なぜ配車アプリを使わないの?」と言われ続けて早数年。ようやく私もGrabをインストールしました。そんなこんなで、今回はGrabのメリットや利用方法、使ってみた感想をダラダラ書いていきます。
なぜGrabにした?
バンコクで使える3大配車アプリはGrab(グラブ)、Bolt(ボルト)、MuvMi(ムーヴミー)になると思うのですが、そのうちのMuvMiはトゥクトゥクを利用しない私にとって魅力薄。
タイでシェアNo.1のGrabにするか、安さ勝負のBoltにするかで悩みました。決め手は巷で囁かれる「Grabのドライバー登録には厳しい審査があるけど、Boltは審査がゆるく、悪徳運転手に当たる確率が多い」との噂(※真偽は不明)。

そもそも毎度の価格交渉がだるいのと、ぼったくりタクシーに乗りたくないのが理由で配車アプリを入れるのに、そこで悪徳運転手に遭遇するなら導入する意味がないと判断しました。
また、Boltに比べ、Grabはタイで使える地方都市が多かったり、マッチングが早かったり、タイ以外の東南アジアで利用できる国の数も現時点で上回っていたり(※特にカンボジアとミャンマーに進出しているのはGrabの強み)、総合的に見て自分のニーズに合うかな~と考えた次第です。
アカウント登録の流れ
アカウント作成は予め日本で行いました。登録時に電話番号の入力が必須。SMSに認証キーが届きます(※日本で使っている番号をそのままタイで使える方は現地でアカウントを作れます)。
番号自体はタイで通じなくても大丈夫。滞在中にプリペイドSIMを使っている私は、ドライバーさんとのやりとりを全部アプリ内のメッセージで済ませました。
登録の手順は以下の通り。GoogleかFacebookのアカウントと紐付ければ➍のメアドは入れなくてOKかもしれません。ついでにパスポート番号は不要です。
➊アプリをダウンロードする
➋電話番号を入力する
➌SMS認証をする
➍名前とメールアドレスを入力する
➎位置情報をONにする
キャッシュレス決済を希望される方は➎の後にクレジットカードの情報を打ち込みます。現金派の方はスルーしてください。私もカード情報の入力を躊躇い、一旦、ここは飛ばしました。
補足:後からカードを登録する方法
アカウント作成時にカード情報の入力を飛ばしても、後からクレカ払いに切り替えられます。まずはアプリ下中央の「お支払い」をタップし、カードの券面を画像で読み込むか、カード番号・有効期限・CVCを手動で入力。
入力後、カード会社からメールで送られてくる認証コードを打ち込むと、すぐに1SGDの仮請求が行われ、問題なく引き落とされれば、これにてクレカの登録も完了です。
「カード登録には現地で使える番号のSMS認証が必要」と書かれたサイトが多いものの、私は旅行前に日本で登録できました。
ドンムアン空港での裏技

私のGrabデビューはドンムアン空港です。ドンムアン空港内のGrabのピックアップ場所は国内線ターミナル到着フロア12番ゲート隣。アプリ上には「Domestic Arrival Exit12」と出てきます。
国際線の到着口からは8番ゲート手前のエスカレーター奥を左折し、「Domestic Arrival」の案内版に従って進むと、国内線ターミナル到着フロアに辿り着けます。
……といった順路が画像付きで日本語表示(※たまに英語も混ざります)。アプリの一部が日本語対応しているのは嬉しい誤算でした。
Grabカウンター付近で出発地と車種を選び(※出発地は「Domestic Arrival Exit12」が自動で出てきます)、目的地を入力。私とツレの目的地は小規模なコンドミニアムだったにもかかわらず、名称を入れただけで検知してくれました。

しかし、Grabのピックアップ場所は大混雑(※写真上)。肝心の空き車両と全然マッチングされません。諦めた私とツレは国際線ターミナルのタクシー乗り場へ向かいました。
案の定、タクシーも30組待ち。だいぶ時間がかかる模様です。で、ダメ元で国際線ターミナルからGrabを呼んでみたら、即マッチングされるじゃないですか!
空港のGrabカウンター周辺が混んでいても、自動検知を無視して少し離れたゲートを出発地に指定すると、意外にあっさり捕まえられるみたいです。この裏技、ぜひやってみてください。
基本的な使い方
基本的な使い方は、①ページ上部にある配車(※英語版はTransport)をタップして出発地と目的地を入れ、②車種を選択、③ドライバーとマッチング、④乗車、⑤支払いと評価を済ませる。以上です。
①出発地と目的地の入力
出発地は駅やバス停、店やホテルの前など、目印のある場所を選ぶのがベター。利用者側とドライバーさんがお互い見つけやすくなります。また、目的地は有名なスポットに限り日本語入力で認識されました(※現在地は位置情報から自動検知されます)。
②車種の選択
主な車種はGrabTaxi(※メーター制のタクシー)、GrabCar(※自家用車)、JustGrab(※GrabTaxiかGrabCarで早く来てくれるもの)、そして、ひとり旅の時に重宝するGrabBike(※バイタクのGrab版)の4つです。
他にも、大型バン、セダン型の高級車、SUV車、ペット可の車をはじめ、選択肢はいろいろありつつ、一般の観光客が多く利用するのは上記の4つなはず?
もっとも安く、事前に金額がわかるのはGrabBike。次いで安いのはGrabCar。GrabTaxiは目的地に着くまで料金が確定しません。メーターの表示額と手数料20THBを支払う仕組みです。
③ドライバーとのマッチング
日中のバンコク中心部では数秒でドライバーさんが見つかり、すかさず車の詳細(※車種やナンバープレート他)が画面上に出てきました。深夜や早朝、雨が降ったタイミングはやや時間を要するっぽいです。
手配した車の現在地はGPSで確認でき、ピックアップ場所に着いたら「Your driver has arrived」という通知が届きます。
④乗車
マッチング完了からドライバーさんの到着までは早くて3~4分、遅くても15分弱でした。ナンバープレートに間違いがないかチェックし、乗車しましょう。ちなみに、私たちは一度マッチング後に先方からキャンセルを喰らっています。
⑤支払いと評価
事前に料金が確定しているGrabCarであっても、現金払いは目的地に着いてから。稀にチップを請求されるケースも発生しているらしいです。
ただし、チップを渡す義務はありません。もちろんチップを手渡ししちゃダメなわけでもありません。
対するキャッスレス決済は、確定した運賃が自動で引き落とされるので、目的地に着いたら、そのまま降りてしまって大丈夫です(※チップを渡したい場合は、評価タイミングに送金できます)。
降車後に送る星付け評価はどの方も5つ星にしました。幸いGrabでは嫌な運転手さんに当たらなかったです。
補足:予約機能
配車のトップページにあるAdvance Bookingのタブから配車予約ができます。追加料金は50THB。早朝や深夜に空港へ向かう時に役立ちそうです。なお、この機能はキャッシュレス登録しないと使えず、私は試せませんでした。
使い心地はどうだった?

Grab、めちゃくちゃ良いです。運賃の明瞭性に加え、行き先をアプリ上で指定するため、「ドライバーさんに目的地がなかなか伝わらない」なんていう海外タクシーで起こりがちな困り事も皆無。
都心部ではすぐに配車されるし、アプリも使いやすくて重くなく、すこぶる快適です。もっと早くインストールしておくべきでした。
無理矢理デメリットを挙げると、郊外でGrabを捕まえにくいのは仕方ないとして、従来のタクシーが幅を利かせる一部の区域でマッチングされづらい点です。
昨年11月にスクンビットSoi7で起きた、バイタク運転手さんと配車アプリのライダーさん同士による大乱闘ニュースも記憶に新しいところ。

そうした衝突を避けるべく、例えばバス・ターミナルのロータリーにGrabの契約車両は入らないとか、暗黙のルールがあるのでしょう。
私の場合、ホアヒン駅前でGrabを呼んだ際に「駅前はバイタクがうるさいから数メートル先の○○まで来て」と運転手さんに言われました。
ユーザー側からすれば、一般的なタクシーもちゃんとメーターを入れるなり、運賃のふっかけをやめるなりして、配車サービスと真っ当に競合してほしい感じ。
何はともあれ、Grabのおかげで私のバンコク滞在はよりパワーアップしました。延伸を続けるMRTとBTS、Via Busアプリで楽々乗りこなせるようになった路線バス、そしてこの導入したGrabを適宜使い分けながら、引き続きかの地をぐるぐる見て回りたいと思っています。
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