次々と新鋭デザイナーがブレイクしていくバンコクのストリート・ファッション・シーン。そのトレンド動向を手っ取り早く知りたい私は、バンコクへ行くたびに前回投稿したAbsolute Siam(アブソルート・サイアム)と、今回取り上げるFrank! Garcon(フランク・ギャルソン ※正しい表記はGarconじゃなくフランス語で少年を意味するGarçon)を巡回しています。
【追記】Frank! Garconのサイアム本店は、2025年末にGarcon Dept.(ギャルソン・デパートメント)へ名称変更しました。ただし、置いてある商品やお店の雰囲気はほぼ変わりません。
Frank! Garconとは?
若者の街・サイアムで2018年に旗艦店をオープンし、昨年末に内装をリニューアルしたばかりのFrank! Garcon。
BTSサイアム駅の2番出口を降り、Watsons(ワトソンズ)を超えてSoi2を左折、20~30m歩いたら目印の青い看板が見えてきます。
Frank! Garconの目標は、このショップをアートとファッションの中心地にすること。公式HPのabout欄には続けて以下のメッセージが書かれていました。
それを実現するため、高い潜在能力を持つブランド探しに最大の情熱を注いでいます。こうして当店に並んだすべてのブランドには、デザインと品質によって独自のストーリーを伝えるポジティブな力があると率直に信じています。

外観やインテリアにもこだわりが溢れ、壁にレコードや楽器を飾るなど、どことなく往時の渋谷系っぽい≒宇田川町っぽい雰囲気(※内階段の蹴込板部分に埋め込まれていたカセットテープは改装に伴い撤去されてしまいましたが……)。
並んでいる商品も、女性ファッションで言うとギャル系よりも青文字系を好む層にフィットしそうな印象です。
商業施設にも支店が続々オープン!

「アートとファッションの中心地にする」なる目標は概ね達成された感があり、最近ではMega Bangna(メガ・バンナー)やEmsphere(エムスフィア)といった大型ショッピング・モールにも進出。
上掲の写真はEmsphere店の様子です。心なしか本店よりもレディース・アイテムの比率が多い印象でした。
いま店で推されているブランドは?

これより先はここ1~2年でFrank! Garconがプッシュしているブランドをピックアップ。店内で写真を撮りまくるのもどうかと思い、商品画像は一部を除き各メーカーの公式HP/SNSから拝借しています。
Akkara Bangkok

以前にこちらの記事で紹介している、タイ文字デザインで人気のAkkara Bangkok(アカラ・バンコク)。Frank Garconの開業当初から店頭に並んでいたのですが、ますます過熱するタイのレトロ・ブームも相俟って、いつ行ってもわりと目立つ場所にディスプレイされています。
私は過去にトートバッグとTシャツを買いました。とりわけバッグは実店舗だとFrank Garconがもっとも品揃え豊富。
The Only Market(ジ・オンリー・マーケット)を一例に、タイ文字デザインを得意とするブランドはけっこう他にもありつつ、Akkara Bangkokは価格がリーズナブルなのも魅力です。ご参考までにTシャツが450THB。
Jap-fac

Jap-fac(ジャップ・ファックス)は、Frank! Garconに限らず、現在、いろいろなセレクト・ショップでレコメンドされているバンコク発のアパレル小物メーカー。
タイでもアウトドア系ファッションは広く支持されていて、欧米の有名ブランドのみならず、徐々に国内ブランドへの注目も高まっています。
ナイロン製のサコッシュが690THB、ダッフルバッグが890THB、ハーフムーン型のショルダーバッグが1290THB。UKのCobmaster(コブマスター)あたりが好きな人にはおそらく刺さるはず!?
Grandfather

続いてのGrandfather(グランドファーザー)も2023年を境にめちゃくちゃ見かけるようになりました。なかでもパフィー素材のバッグの売れ行きが好調。カラバリが充実しているのと値段が手頃なのでヒットも納得です。
私も写真下のショルダーバッグ(890THB)を昨夏に購入しました。ワイヤレスイヤホンを入れる外側のミニポケットがさりげなく便利。

同シリーズの巾着やスマホショルダーも可愛く、使ってみて問題なければ買い増しを考えていたなか、爆発的にパフィー素材が流行ってしまい(※この秋冬にはGUも出していましたよね)、その後のバンコク訪問では自分にストップをかけています。
なお、Grandfatherはパフィー素材以外にも、マスコットのおじいちゃんをプリントしたTシャツやワークシャツ、キャップなどを展開。パフィー素材ブームが去っても、ブランドの寿命自体は長いだろうと予想しています。
Ease Around

ちょっぴりシュールな世界観が地元のヤングにウケてるEase Around(イース・アラウンド)。絵のタッチを見てエモいと感じるか、ガチの懐かしさを覚えるかで、世代は大きく分れるかも。
悲しいかな、ザ ボードビルデュオやマロンクリームら昔のサンリオ・キャラクターを謎に重ね合わせてしまった私は完全に後者です。
公式SNSを閲覧してみると、雑誌『POPEYE』や『ROCKIN'ON JAPAN』の古い表紙を背景に映り込ませていました。

「韓国にもこういうゆるふわ系(?)のイラストが多いし、きっとインスピレーション源はそっちだよな~」と思いきや、ひと昔前の日本のカルチャーにガッツリ影響を受けている模様です。
キーホルダーが190THB~、ステッカーが35THB~、さらにはポストカードやグリップトックも売っていて、サイズ的にも金額的にもばら撒き土産にピッタリ。
最後に

本店の営業時間は12時から20時半まで。近隣のショップに比べ、ややオープンが遅めです。また、クレジットカードは会計金額1000THB以上で使用可能。3%の支払手数料が別途発生します。
Frank! Garconはアイテムの入れ替えが激しく、定期的に覗きたくなるショップ。特に土日はローカルでゴッタ返し、その活気を肌で感じられるだけでも行く価値ありです。皆さんもバンコクを訪れた際に、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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