バンコク最大のエコ・ストア、Ecotopia(エコトピア)。ショップのコンセプトやロケーションをまとめた前回の投稿に続き、今回は注目のアパレル・ブランドをチェックしてみましょう。
Mince
最初に紹介するのは、2016年にバンコクで誕生したMince(ミンス)。2024年にタイ商務省が主催するDEmark Awardの優秀賞を獲得し、いま勢いに乗っているバッグ・メーカーです。
Minceが着目したのは、タイで盛んに製造されてきたポリプロピレン。このPP素材の持つ耐久性・耐水性の高さや軽さと、レジャーシートっぽいレトロなストライプ柄を活かし、ビーチバッグやお買い物バッグを多数展開。

汚れてもシャワーでジャブジャブ洗え、なおかつ、程良い厚みがあって頑丈な作りです。特にトートバッグは日本人ウケしそうだな~と感じました。
値段は写真中央のグリーンのバッグが2150THB、その隣のリュックが4300THB。タイの物価で考えると、決して安くはありません。
でも、廃プラ回収団体のPrecious Plastic Bangkokと提携し、ペットボトルのキャップをバッグのハンドル部分にリサイクルしていたり、捨てられるはずだった生地の端材を再度織り上げて一部のパーツに使用していたり、しっかり手間暇かけて作られていて、むしろこの価格設定は良心的なのかも!?
Care For Coral
続いてのCare For Coral(ケア・フォー・コーラル)は、世界最大のダイビング教育機関であるPADI(パディ)や、サーフ・ブランドのRoxy(ロキシー)もスポンサーに名を連ねる団体です。
全海洋生物の約25%が生息し、海の熱帯雨林との異名を取るサンゴ礁。2050年までに絶滅の恐れも囁かれるなか、その状況にストップをかけるべくCare For Coralを立ち上げたのは、当時まだ高校生だった姉妹なんですよ(※お姉さんはその後スタンフォード大学へ進学)。
諸々の活動が評価され、2023年にはForbes誌の名物企画『30 Under 30(世界を変える30歳未満の30人)』にも選出されています。

彼女たちの主な活動はサンゴの保全を目的とした柵の設置や植えつけ、水中清掃ですが、活動費を補填するためのグッズをEcotopiaとコラボ販売。
私も海好きの友人に買って帰った写真上のトートバッグ(659THB)の他、海の生き物をモチーフにしたブレスレットやロゴTをラインナップ。可愛いです。これは応援したくなります。
なお、実際にタオ島やプーケット島、ピピ島でボランティア参加もできるので、興味のある方は下掲の公式ページを覗いてみてください。
Rubber Killer
チェンマイに工場を構え、廃棄されたタイヤのインナーチューブをアップサイクルしてバッグや小物に蘇らせる2010年創業のRubber Killer(ラバー・キラー)。
手に職がなく仕事を持てなかった貧困層の積極的な雇用や、地元の子どもたちへの教育援助など、多角的にSDGsを実践しているブランドです。

そうしたサスティナブルな経営理念と、シンプルで機能的な製品が支持され、ヨーロッパにまで販路を拡大中。日本でもStores内の公式オンライン・ショップから購入できます。
バックパック(※写真左奥は3800THB、右奥は3200THB)あたりは通勤・通学用にもピッタリだし、ポーチや小物系のラインナップも充実しているし、Tシャツをはじめとしたウェアー類やStanley(スタンレー)との限定コラボ商品もカッコイイし、ヒットしない理由が見当たりません。
Rubber Idea

お次のRubber Idea(ラバー・アイディア)もゴムにフォーカス。タイは生産量/輸出量共に世界第1位を誇る天然ゴム大国。
しかし、その裏では農地拡大による森林伐採や生産者に対する人権侵害が社会問題化しています。
そこで、Rubber Ideaはいままで廃棄されていた余剰材料を有効活用し、森林伐採を食い止めると同時に、タイ産ゴムの価値を高め、フェアトレードの普及を徹底させようと奮闘。

日本デザイン振興会主催のグッドデザイン賞にも選ばれている写真上のショルダー・バッグは545THB。Ecotopiaには定番色がすべて揃っていました(※去年くすみ系の4色が新たに追加!)。
ちなみに、Rubber Ideaについてはこちらのページでもう少し詳しく取り上げています。同記事をアップした時はEcotopiaが改装工事に伴い休業していた期間。イエローが欲しかった私はRubber Ideaの取扱店を調べてハシゴしました。
その経験を踏まえ、Rubber Ideaを買うなら断然Ecotopiaが良いと思います。他のアイテムの在庫も満遍なく確保しているのは、私が探した限りリアル店舗だとEcotopiaだけでした。
Bangkok OK

Siam Paragon(サイアム・パラゴン)やTerminal 21(ターミナル21)、Asiatique The Riverfront(アジアティーク・ザ・リバー・フロント)、さらにはドンムアン空港にも出店しているTシャツ・メーカーで、タイネスを前面に押し出したデザインが人気のBangkok OK(バンコク・オーケー)。
ブランド側はほとんど強調していないものの、化学物質を一切使わない天然染料にこだわっているらしいです。知らなかった! 1枚300~350THBとお手頃価格でお土産にもオススメ。
https://bangkoktshirt.weebly.com/
次回予告
とりあえず今回はここまで。次のページもこんな調子でEcotopiaがプッシュしているタイのエコなご当地ファッション・ブランドをピックアップしています。よろしければぜひ!
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