前回のPad Thai Live(パッタイ・ライヴ/ผัดไทยไลฟ์สด)に続き、この1年でサパンクワイに誕生した新店としてLek Gao Lao Luat Muu(レック・ガオラオ・ルーアッムー/เล็กเกาเหลาเลือดหมู)を紹介しようと調べてみたら、少なくとも10年は営業を続ける食堂でした。
しかも、私も一度訪店済み。自分の記憶力の悪さに呆れています。私がニューオープンかと勘違いしたのは、壁をぶち抜いて面積を広くし、大幅に改装していたから。儲かっているみたいです。
そんなこんなで仕切り直し、今回はリニューアルしてますます勢いに乗るLek Gao Lao Luat Muuを取り上げたいと思います。
イチオシはガオラオ
Lek Gao Lao Luat Muuへの行き方は、サパンクワイ駅の3番出口を降り、パホンヨーティン通りをアーリー駅方面へ歩いてプラディパット通りを左折。そこから100mちょっとで到着します
看板も一新して煌びやかになり、飲食店が立ち並ぶプラディパット通り沿いでも存在感はピカイチ。まず見落とさないはずです。

店の名物メニューはガオラオ・ルーアッムー。ガオラオとは「麺の入っていないクイッティアオ」とも表現される具材たっぷりのおかずスープのこと。主にクイッティアオ屋で食べられます。
ルーアッムーは豚の血をゼリー状に固めたもの。この2単語を足したガオラオ・ルーアッムーは、豚肉、内臓+ゼリー状に固めた血の塊、野菜を使用したスープ料理を指します。
ちなみに、店名の頭に付いているLek(เล็กเ)は小さいという意味。おそらくもともとの店が小ぶりだったため、Lekなのでしょう。現在はLekどころか、なかなかYai(ใหญ่=大きい)な規模感です。

「豚の血をゼリー状に固めたもの」なんて、字面で見るときついですよね。ただし、意外なほど生臭さはありません。ルーアッムー自体は無味無臭に近いです。
ルーアッムーのみならず、タイで食べる豚肉や豚の内臓は、日本のスーパーに並んでいる豚と比べて圧倒的に臭みナシ。世界では御法度とされがちな生の豚肉を食べる習慣も、タイの一部地方には根付いています(※時々タイの保健省が「豚は生で食べないで」と注意喚起していますけどね)。
生食用の豚肉は流石に極端な例ながら、新鮮なうちに食べる大切さ/美味しさをタイではたびたび実感。日本の高い保存技術をもってしても、やはり鮮度の良さには敵いません。
実際に頼んだのは……

とはいえ、私はルーアッムーが苦手(何だよ、それ!)。食感がダメなんです。カオマンガイに添えられている鶏の血を固めたルアットガイもできれば避けたい派。
したがって、人気No.1のガオラオ・ルーアッムーはスルーし、ルーアッムー抜きのクイッティアオを注文しました。麺はセンレックをチョイスしています。
ここのクイッティアオはいろんな部位の豚モツが入っていて、食べ応えたっぷり。あっさり系のスープも美味しかったです。

白米を別途オーダーするガオラオや、クイッティアオ(※麺はセンミー・センレック・センヤイといった王道の他、マカロニに似た形状のクイジャップもラインナップ)以外に、汁なしのクイッティアオヘンもあります。これらはすべて通常サイズが70THB、大盛りで80THB。
また、他のテーブルではサラミっぽい料理や、ベトナムの揚げ春巻きっぽい料理を頼んでいるお客さんがチラホラ。改めてお腹に余裕がある時にサイドメニューも試してみたいと思います。
それと、リュウガンやローゼル、レモングラス、パンダン、菊花など、身体に優しそうな手作りジュースの種類も豊富。価格は20~25THBとリーズナブルです。これも次回の楽しみに取っておきます。
使い勝手の良い食堂

Lek Gao Lao Luat Muuの営業時間は朝7時から深夜2時(※土日は深夜0時まで)。基本は毎日休まず営業しています。ほとんどの個人経営店がお休みするソンクランの期間中は要確認。
サパンクワイは閉店時間の早い店が多いので、Lek Gao Lao Luat Muuが常宿の近くにある安心感ったらないです。朝食にも夜食にもバッチリで、使い勝手の良さは抜群。近くに行かれた際はぜひ寄ってみてください。リニューアルして清潔感も爆上がりの優良店ですよ。
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