バンコクのアソーク駅周辺にはGreen House(グリーン・ハウス)やRoyal Queen Seeds(ロイヤル・クイーン・シーズ)、Cloud Nine(クラウド・ナイン)にFour Twenty(フォートゥエンティー)など、高級志向のディスペンサリーが点在。
そうしたなか、このエリアにしては安価なディスペンサリーとして評判を呼んでいるのが、今回取り上げるDr Green(ドクター・グリーン)です。
この値段で大丈夫?
場所はBTSアソーク駅の3番出口(MRT側の出口)を降り、ラチャダーピセーク通りを100mほど直進したあたり。道路を挿んで斜め向かいにはソイカウボーイが見えます。
繁華街の一等地、しかも駅徒歩3分という家賃バリ高のロケーションなはずなのに、メニュー表を見て驚きました。
チェンライ原産のTiger’s Tailをはじめ、露地栽培のタイ固有種は1gで30THB。もはやコンビニで売っているタバコより安いです。
もう少しランクを上げ、近隣のショップでは1g300~400THB以上するBlue DreamやPurple Kush、Fruit Kingが90THB。さらにハイグレードだとPurple Afghaniが1g350THB、White Widowが1g450THBでした。

いつもバンコクでディスペンサリーを案内してくれる知人と店員さんの会話を盗み聞きしていたところ、この店では滅多にインドア栽培モノを扱わず、100THB以下はアウトドア栽培で、残りのほとんどがハウス栽培だそうです。
「最近、US市場を中心に加工しまくりのインドア栽培が幅を利かせているのは、THC濃度の高さに重きを置いているせい。でも、どれも味が似てきた感は否めず、風味を楽しむならアウトドア栽培やグリーンハウス栽培かな」とは知人の弁。

実際、タイ人の多くは、いろいろ交配して加工しまくったTHCの強い銘柄じゃなく、いわゆるタイスティックで使われるサティヴァ系の在来種を好むらしいです。
アルコールだって度数が高けりゃ良いって話でもないですもんね。高級テキーラやヴィンテージ・ワインは美味しいけど、私が毎日飲みたいのはビールです。おそらく知人が言いたいのは、そういうことでしょう。
とにもかくにも、Dr Greenが愛される理由は、値段の安さもさりとて、マリファナ本来のワイルドな味を楽しめるネタが揃っている点かもしれません。
クオリティーは申し分なし

店舗の2階はローリング・ステーションになっています(※清潔なトイレも有り)。喫煙はNG。先客のイマドキな韓国男子2人組が大量に巻き巻きしていました。
この日、知人が選んだのは写真下のFruit KingとApple SundaeとOranginaとOrange Budの4種類。オレンジ系はうっすら柑橘系の爽やかな香りがしました。
思えばSour Dieselはガソリンっぽいツンとした臭いだったし、Royal Queen Seedsで嗅いだBlue Cheeseはヤバイ人の足の臭いみたいだったし……。

Grandpa's BreathやSuper Skunkをわかりやすい例に、マリファナの銘柄にはとても嗜好品とは思えない悪趣味な名前がよく付けられていますが、きっとそれっぽい香りがするんですよね? 何が嬉しくてそんなものを吸うのか、つくづく不思議な世界です。
Dr Greenの品質について訊いてみると、「100%良い意味で“まあまあ”。値段を踏まえたら余裕で合格点」とのこと。
続けて、「巷に出回っているインドア栽培の超ハイグレードは、普段しこたま吸っている俺ですら疲れるし、正直、味にも飽きてきた。マリファナにさほど慣れていない日本人旅行者は、これくらいで十分じゃない?」と語っていました。
なぜブログで紹介するの?

張り切って強い大麻を吸ったのか、よくタイの街中でフラフラになっている日本の若者と遭遇します。知人の言う通り、不慣れな人であればなおさら己の力量を弁えるべきなのは確か。
しかし、一応、強調しておくと、そもそも私はタイでの喫煙自体を推奨していません。どんなに現時点でタイが合法国であろうとも、日本人の大麻喫煙は日本の法律で禁止されています(※タイの議会では再規制するか否かで議論が交わされている真っ最中。年明けにはふたたび禁止される方向で動いています)。
じゃあ、何でこんな記事をアップするのかって? 私がディスペンサリー巡りを続け、その様子をブログに投稿している理由は以下の2つです。

1つは完全に自己満足。知らない文化を覗き見するのはやっぱり楽しいですし、その経験を記録していくのも楽しいです。
ちなみに、ブログで紹介しているのは自分が訪れたショップのごく一部。いろいろ見ているうちに相場の変動やトレンドも何となく見えてきました。
で、もう1つは、「日本人は吸っちゃダメ」が大前提にあるものの、それでも吸う人がいるのをさんざん目の当たりにしているので、大麻ツーリズムで渡タイする日本人が失敗やトラブルに遭わないよう、当ブログが旅のヒントになればいいな~と考えているから。この2つ目の理由はあわよくば的な感じです。
まとめ

Dr Greenの店員さんはフレンドリーなうえに、マリファナに関する知識も豊富とお見受けしました。ゆっくりと聞き取りやすい英語でいろいろ助言してくれます。
値段の安さだけで人気を保っているわけじゃないのは一目瞭然。非喫煙者の私にまでステッカーをくれたりして(※写真上)、居心地も凄く良かったです。
買う/買わないはさておき、駅近でアクセスしやすいため、興味のある方はふらっと見学してみてはいかがでしょうか。
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