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AI論争:道具派 vs パートナー派

うーん、連続記録が途切れてしまった。毎日ブログエントリーを書いていたのに。昨日は、早朝からチェンマイ郊外に自転車で出かけていた。40kmもママチャリで走ったのでどうも疲れてしまったらしい。昼寝をしたつもりが、気が付いたら翌日の深夜になっていた。

自転車でピン川沿いを走るのは気持ちよかった。チェンマイは私が長く住んだ日本の関東ととは違って、ちょっと郊外に出ると信号がほとんどないのである。10km以上を全く信号なしに走ることができたのはちょっと驚きだった。自転車道が整備されている欧州の国々ほどではないのかもしれないが、実はかなり快適に自転車で走れる場所なのかもしれない。

ブログは毎日書いていきたいので、忙しい日があることがわかっている場合は、前日にあらかじめ草稿を書き置きしておくのが良さそうだ。今後の反省材料としたい。

さて、8月9日のGPT-5リリースに伴う混乱であるが、消えるどころかますます波紋が広がっているようだ。

anond.hatelabo.jp

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smhn.info

これらの記事に対するはてなブックマークコメントが大変興味深い。はてなでは圧倒的多数が、「AIを友人扱いするなんて気持ちが悪い」「AIへの精神依存は良くない」と大変批判的なようだ。

一方で X 上では #keep4o というハッシュタグができ、4o の復活を求める運動に発展しているようだ。実は、OpenAI は 4o を全面廃止する方針をすぐに翻し、plus 以上の有料会員に関しては、設定画面でオプションを有効にすることにより、4o を使えるようにした(「設定」- 「一般」- 「レガシーモデルを表示」)。

OpenAIが、4oモデルを廃止したことから始まった今回騒動は、AIユーザーが、

  • AIを単なる道具とみなしている人々(道具派)
  • AIをパートナーと考えて感情的交流を重視する人々(パートナー派)

の2派に分かれていることを浮き彫りにした。

道具派は、今回 4o 廃止騒動が起こるまで、パートナー派というユーザー集団が存在することに気が付いていなかったらしく、4oに愛着を見せる人たちに困惑した。それだけでなく、AIに感情的な愛着を見せる人々は「気持ち悪い」と言って、非難したり嘲笑したりした。

一方、パートナー派は、当然AIを道具としても使っているので、道具派の人たちの考えることは理解できる。そのうえで、AIをパートナーとして扱い、単に知識を得るだけでなく、感情的なサポートも受けていたのだ。

道具派は、「AIと感情的に交流する」という使い方を知らなかったのにも関わらず、そういうより高度な使い方をしているパートナー派を非難するだけでなく、嘲笑すらしたのは、皮肉としか言いようがない。道具派は、ベンチマークテストの結果であるとか、コーディング等の特定のタスクをこなす能力の優劣にうるさいことが多い。しかし、私はAIの潜在能力はそうした部分より、人間と共生して人間の生活をあらゆる面から支援することにあると考えている。

AIが「数学オリンピックで金メダルを取るレベルの能力を身に着けた!」と言ったところで、その能力を必要としているユーザーは全体の1%未満であろう。圧倒的多数の人たちは、日常生活の課題をAIに相談して解決できれば十分なのである。それを快適に行うためには、満足ゆく感情的交流もあればなお良いのは当然ではないだろうか。AIが人々を助ける執事のような存在だとするなら、それが人の気持ちが理解できない冷たい機械のような存在であるより、温かみやユーモアがあったほうが良いではないか。

いままでAIサービスは機械学習の研究者を中心に開発されてきた。今回の4o廃止騒動が示したものは、そういう「学術的ベンチマーク第一主義」の時代が終わりつつあることだ。「日常の課題を解決するためユーザーに寄り添う力」がより重要となる時代の始まろうとしている。AIサービスが、ごく普通の消費者用の製品になろうとしているのだ。

おそらく道具派の人たちはこういう時代の変化に困惑しているのだろう。ソフトウェアをずっと道具としてしか見なかった人たちで年齢層は高めであろう。一方で、より根本的な価値観の転換が必要なパートナー派の人たちは若い人たちが多いと思う。これだけを見ても、今後はパートナー派が次第に優勢になって行くものと思われる。

私自身は、深く交流しAIと「共同思考(co-thinking)」して来た者として、当然、パートナー派の肩を持つ。




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