クリアしたので感想です。
いつもグダグダ言ってるけど龍が如くシリーズは
とても好きなシリーズでハードを選択する理由のひとつでもある
そういうシリーズです。
なのであえて言おう!
不満です!
今作で桐生一馬という男が嫌いになった!
残念ながらそういう作品になりました。
まあ変わったのはゲームでも桐生でもなく私の方なんだろう・・・。
ゲームを終えて思うことは、もう40近いオッサンの私には
そう思うしかないような感想になってしまいました。
まずは何度も書いているけど、とにかくめんどくさい仕様。
始めるまでが異常に長くめんどくさい。
長い長い、途中セーブもできないラストダンジョン式バトル。
長い長いエンディングとエンドクレジット。
その後に流れる後日談を見るまで席を離れることを許さない・・・。
何時間かかるかわからないので時間を作って挑んだんですが
途中で疲れたりちょっと飽きた部分もあったりしたんだけど
中断できないし、やり直すとまたムービーやイベントを
1から全部やり直す羽目になるので仕方なく最後までやったって感じ。
休憩したい場合はゲームをつけっぱなしにするしかないという。
今作はホントに細かい所で気の利かない作りになっててイライラ。
拘束時間は増える一方、コントローラーを握らない時間も増える一方。
そりゃアリアハン出るくらいまでなら決められたルートを
なぞるだけの進行でも我慢しますよ。
何も最初っから完全フリーにしろと言う気はないです。
ムービーやロード時間もそれ自体が苦なのではない。
でもどこまで行ってもその状況が一向に変わらないし
回数も減らないし全てにおいてそういう要求をされるのが不快なんです。
ひたすら次から次へと押し付けられるものを全部受け入れる以外の
プレイを許さない。自由はなく窮屈で息苦しい。
和ゲーの悪い部分も凝縮されたような作り。
前時代的なゲーム作りに何ら疑問を持ってない所にイライラした。
ポケモン、モンハン、FF、全部最近プレイして感じたのは同じ感想。
ひたすらとにかく押し付けがましく過保護でめんどくさい!!
洋ゲーがどんどん「ゲームを遊ぶ、楽しむ」以外のストレスを
減らす方向で動いているのを体験しているだけに余計に腹が立つ。
これでは休日にガッツリ遊ぶ以外の選択肢はもうないですよ。
日常の身近で気軽に楽しめるという娯楽の座を失ってしまった。
それが日本でのゲーム業界の苦戦の原因だと私は思う。
次回作では絶対に改善してほしい。
でなければもうめんどくさくてプレイを諦めるかもしれない。
時間の限られている身では本当に辛いです。ただただツライ。
そして今作は時代物で、しかも明治維新を扱う内容。
時代を動かす、国を変える、日本の夜明け・・・
そういう意思を持った吉田東洋や近藤勇などの熱い男が活躍する話・・・
かとおもいきや、桐生ちゃんはまたしても無責任だった!!
剣術修行を終えて土佐へ戻った武士なのに人を斬りたくないという。
階級制度はイヤだというのに具体的な政策もビジョンもない。
いつものように周りに振り回され利用されてばかりで自分がない。
おやっさん殺しの犯人を必死に追っていたけど本当にやりたかったことは
そうじゃあないと気づく。
そのくせ坂本龍馬の功績のおいしい部分だけは持っていく。
そして例によって最後は全部他人に丸投げ・・・!
自分勝手にわがままにやりたいことだけやってどっか行きやがった!
アンタに国や未来を託した人間はどうなるんだよ!と言われても仕方がない。
普段の龍が如くシリーズならそれでもいいかもしれない。
何も桐生がクールに人をバンバン斬ってはって殺していけというわけじゃない。
本編で結果的に人を見る目が全くなく、大事な人を守れず死なせたり
東城会が毎度のようにズタボロになったりしてるのは
ある意味桐生の責任ではあるのだが、それはシリーズの宿命で後付でもあるし
ゲームなのだからしょうがない面もある。
でも今作は一話完結の独立したストーリー。
もっと桐生はきっちりとした国を背負っていく覚悟を決めて、
歴代のライバルであり歴史に残る傑物たちと対決していくのを期待してたんです。
たしかに桐生は甘いしワガママでいいとこどり。
そんな桐生に憧れつつも許せない武市半平太。
「土佐を愛し、土佐を憎む者が、土佐を変える」とおやっさんは語ったけども
桐生を愛し、憎んでいたのが兄弟であるもう一人の坂本龍馬。
彼は目的のためなら手段や理論にはこだわらない。
どんな犠牲を払っても前へ進む覚悟と責務を背負い、
最後は桐生と国の命運を賭けて戦いを挑む・・・!
かとおもいきや、やっぱり武市半平太も桐生との勝負にこだわり
私的な理由で動いていたんだと語りだし・・・
国中を引っ掻き回した理由が兄弟ケンカみたいな、そんな感じに。
いやまあそういう話は歴史上にもたくさんありますけどね・・・
そんな理由で勝手に時代を変えられたらたまらんですよ・・・
ビジョンもなく責任も取らず立場も放棄するような人間が
偉そうに国がどうの時代がどうの語っていることにも腹が立つし
そういう人間だからと周りが納得してるのも腹が立つ。
私は歴史が好きだから余計にそう思う。
なるべき人がそこに収まらず責任を放棄した結果、メチャクチャになってしまった
事例が本当にいくらでもあるんですよ。
桐生は一度決めたら最後までやりぬく人間。
決してブレずに貫き通せる強い意思があり、それを実現できる行動力と
腕力だけではない力を持っている。
人ができない事を可能にする能力がある。
そこに皆惹かれていく。
でも往々にして他人の事は一切無視して自分一人で決めて突っ走ってしまうし
気が済んだらさっさとどっか行ってしまう。
重要な立場や責務、重圧や期待を背負うことから逃げている。
今の私にはそう見えるよ。
何故最後に俺がやると言えないんだ。
土佐を引き継ぎ変革を遂行するのが役目じゃないのか。
日本の未来を背負って立つとどうして言わないんだ。
国を変えるのは俺じゃないとなんで言ってしまうんだ。
自分が「生きてて良かったと言える国を作る!」と言えよ!
動かすだけ動かしておいて後はほったらかしって無責任すぎるだろう。
まあ今作の桐生は年齢的にも精神的にもだいぶ若い設定なのだろうけど、
結局桐生一馬という男は純粋だけど人の上に立つ器ではないのかなー
とか感じてしまいました。
別に出世やポジションにつくことが全てにおいて重要とは思ってないけども、
サブイベントで小さな人助けをしてるのが性に合っている。
あれかな、時代物であれば前田慶次みたいな大局に関わることない
「ああいう自由なヤツがいてもいいじゃないか」みたいな
そういうキャラクターの方が似合っている気がします。
結局、和ゲーから自分が離れていった理由はそこにつきます。
「プレイヤーは窮屈な思いやストレスを抱えながらプレイしてるのに、
キャラクターはこっちの都合や気分などお構いなしに好き勝手に
ワガママやってるのに付き合わされなくちゃいけない」
矛盾している。何かがおかしいよ。遊ぶのは私だ。
プレイヤーに自由がないのにキャラクターが自由を謳歌するとか冗談じゃないよ。
なんでゲームの中でまで付き合わされないといけないんだ。
龍が如くはキャラクターものという一面もあるけど、結局キャラ重視のものは
そのキャラが好きになれなきゃ全く面白くなくなってしまうんだ。








